【ポートフォリオ作りのコツ】第3回構成のキホン

第2回の作品の棚卸しが終わったら、次はついにポートフォリオの構成です。作品を使ってプレゼンをするにあたり「鍵」になるのはまさにこの構成部分が非常に重要です。

【ポートフォリオ作りのコツ】第2回:作品の棚卸し

あなたのPFの構成は大丈夫?


よく「気に入った作品」「自分で一番好きな作品」をTOPから前段にかけてページ構成している学生の方が多く見受けられます。
 
その構成「ちょっと待った!」です
 
自分の為のポートフォリオならそれも良いでしょう。ただ今回はあくまでも「就活のため」のPF制作なので、少し考え方を変える必要があります。
 
【第1回】の記事を思い出してください。
相手に伝える・伝わる為のPFを作る必要があるので「自分が気に入っている」作品を全面に押し出すのはNGなのです。
 

ターゲットを意識しよう!

ポートフォリオのページ構成はターゲットを意識して作成することが非常に重要になってきます。
 

①どの業界・職種なのか
②どのようなポジションを希望しているのか
※②に関しては「今」でも良いし、「いずれこうなりたい!」という希望で考えるものOKです。

 
例えば
■ブランディングや企画などの0から考えて物事をデザインしていきたい場合
求められる能力もそれに近しい活動を一番にアピールしたいですよね。
それならまずは、企画中心の作品やグループワークで自分が主体になって活動した内容などを最初に持ってくる構成の方が、企業の担当者も理解しやすいです。
 
美術系学生学生が就活の際にポートフォリオ構成で考慮すべき点は

「どのような行動の元に作られた作品なのか」

を意識することです。ターゲットが求める能力と、自身のポートフォリオ構成がリンクしているのか、再度考え直しましょう。


【ポートフォリオ作りのコツ】連載第4回は→「ポイントはドラマ構成!」です。お楽しみに!


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