武藤です。
先日、プライバシーマークの3回目の更新審査を行いました。
当社は2004年12月に派遣業界ではかなり先行してプライバシーマークの
取得をいたしました。
現在もホームページで個人情報を取り扱うにあたり、当社のプライバシーポリシーを
公開しております。
プライバシーマークを派遣業界で先駆けて取得したころは、対外的に謳うことで、
派遣登録者にもお客様に対しても企業としての信頼度を高める事ができたようでした。
しかし、今回の更新審査をしていただきました財団法人日本情報処理開発協会さんの
お話ですと、現在派遣協会に加盟している企業700社あまりのうち、現在プライバシー
マークを取得済みの企業が260社ほどだそうです。
つまり、40%近くの派遣会社がプライバシーマークを取得していることになります。
このような状況下では、もはやプライバシーマークを取得していることが当たり前に
なっています。
したがって、以前のようにプライバシーマークを取得していることが、そのまま企業
としての安心感になるという具合にはいかなくなりました。
一方で、マニュアルや規定の制定と共に個人情報(顧客情報、社員情報、名刺情報)を
厳しく管理するための設備や社員教育といった出費や時間が以前よりも費やされように
なりました。
むしろ、プライバシーマークを取得、更新し続ける意味は、社外に向けた安心や
信頼の提供といういよりは、むしろ社内の我々働いている従業員の個人情報を取り扱う
うえでの危機意識の醸成や行動の正確性に大きな影響を及ぼすということになっています。
我々は大切な個人情報を取り扱わなければ業務の運営が成り立ちません。
これからも今まで以上に社員全員で皆さんの個人情報を安全に適切に取り扱って、
登録者の皆さんのお役に立っていきたいと考えております。