助成金つきアルバイト? 経産省の「新卒者就職応援プロジェクト」
先日夜、帰宅途中の電車の中で知人の息子とばったり会った。見慣れないスーツ姿に「そんな格好でなにやってんの?」と問うたところ、「就活ですよ。いま説明会の帰りです」と。
ユニフォームと私服姿しか見たことがなかったので、『馬子にも衣装』とはこのことだとからかったものの、そういえば、もう大学3年なんだ・・・という違う感慨がわいてきた。
経済産業省は10年3月卒予定者でまだ就職が決まっていない学生(約5000人)を対象に、中小企業での職場実習を行うインターンシップを15日から募集し始めた。期間は4月から半年間、学生には1日7,000円、受入れ企業には一人につき1日3,500円が国から支払われる。受入れ企業は実習終了後に正社員として雇用を考えている企業に限られる。また、企業側にはちゃんと技術などを習得させるため、事前に実習プログラムの提出が課せられ、単に助成金がつくアルバイトの採用にならないように縛りがある。
支援の政策を打ち出すことには賛成だし、これだけの情報でどうのこうのと言えないのだが、なにかストンと落ちてこないのだ。学生、受入れ企業ともに選択権はあるのだろうか、学生は贅沢は言えないとしても、企業はその先、正社員雇用を予定しているのだから、誰でもいいというわけにはいかない。6ヵ月インターンとしてやってもらい、はいNGでした、でもいいんだろうか?雇用しなかったとき、1日3,500円の助成金は返還するのか? 途中で打ち切ってもいいのだろうか? 学生にとっても、半年先、正社員の道が開けるとしても、どうしても合わない企業があると思う。それに1日7,000円は独り暮らしではきついだろう。保険はどうする?などなど「?」が多い。
いっそのこと、単純に新卒採用に対して一人採用したらいくらみたいな助成金のほうが、スッキリすると思うのだが。
さて、バンクーバー冬季五輪が開幕して数日、予想していた寝不足はまったくない。野球やサッカーのように録画でもライブでも90分とか数時間見続けないと試合が分からない競技と違って、数分のハイライトで分かってしまう競技の性質によるものだろうか。
いつも思うのだけれど、メダルの数がどうのこうのと、あれ止めてほしい。世界から集まったアスリートの技術や演技はどれをとってもすばらしい。みんな紙一重のところで争って、たまたまメダルに届かなかったり届いたりというだけのこと。だから、数ではなく、順位の質を賞賛してほしい。
さあ今夜もハイライト番組で最高峰の凌ぎあいを楽しむことにしよう。でも日本人だけでなく出場者全員を観るには、やはりライブでもしくは全部録画して、まとめて観なくてはいけないのだが・・・。
スポーツを観るのもするのも大好きなGo9でした。



