<初級編>もう企画書で迷わない!企画書を効率よく仕上げるコツ

仕事の中で最も時間が取られるといっても過言ではない「企画書」。クリエイティブ業界では企画書や提案書は馴染み深いものですが、でも苦手意識を持っている人も少なくありません。一方「こんな薄っぺらの企画書でいいの?」と驚いてしまうほど単純な企画書をもって、サクサクと企画を通す人もいます。その違いはなんなのでしょうか。また、4月を迎えて新入社員に企画書の書き方を教える必要がある企業も多いかと思います。そこで今回は、企画書づくりのコツ<初級編>として、最も基礎的な部分を解説します。

 

コツ1:「転」抜きのストーリーをつくる

企画書にはストーリーが必要である、ということは企画書づくりの常識として言われていることのひとつです。ストーリーが完成していれば、たとえば、プレゼンテーションの持ち時間が変更になったとしても、膨らませたり、省略したりがスムーズに行えます。

「ストーリー」と言われて、まず思い浮かぶのは物語を構成する「起承転結」でしょう。
企画書にストーリーが必要なことを知っているのに、いい企画書がつくれない人は、この「起承転結」に縛られている人が多いのです。

なぜダメかというと、「転」が入ってしまうからです。

「転」は場面展開です。物語をドラマティックに仕上げるためのしかけです。
これを企画書に入れようとすると、せっかく、起(事実や出来事を説明する)承(起を深く解説する、問題点や改善点を提案する)でつくり上げたものを、転で「しかし」と壊さなければいけなくなってしまうからです。

企画書には「転」は必要ありません
起承で述べたことを簡潔に締めくくる「起承結」のストーリーをつくってみてください。

 

コツ2:相手が最も気にしていることだけに注力する

ダラダラと書いていても伝わらないから簡潔にまとめようとする。これも、企画書づくりが苦手な人の特徴のひとつです。

端的に説明しようとするあまり、削りすぎてしまう。すると、前後がつながらなくなって、相手が全体をイメージできなくなってしまいます。企画書の意図が伝わるように、企画書の中には「流れ」がなければいけません

とはいえ、ご自身の経験を振り返ってみても、人が作成した企画書を冒頭から最後まで読んで「記載されているすべてが重要な要素である」と納得した企画書はないのではないでしょうか。
それは、自分が最も気にしている部分しか残らないからです。人間の記憶力には限界があります。

企画書を読む相手は、自分が気になる部分しか頭に残りません。
逆に言えば、気になる部分にさえ説得力があれば「いい企画書」となります

企画書に必要な要素は大きく4つあります。
予算、期日、問題点の改善率(データ)、そして、企画案です。
この中で、相手が何を最も気にしているのか。そこをゴール・目的に設定してみてください。

たとえば、予算であれば、具体的に見積もりをリスト化する。期日であれば、納期のバリエーションを提案する。
ビジネスのシーンでありがちなのが「とりあえず企画案を持ってきて」というものですが、その場合は、現実可能度を明記する。

こうしたテクニックを企画書に盛り込むと、プレゼンテーション後の質問も活発になり、有効な会議が行えます。

 

コツ3:ダサいビジュアルから卒業する

ベストセラーのビジネス書のコミックが大ヒットすることでもわかるように、人は文字よりも、図版やグラフ、画像のほうが読みやすく、インパクトが残りやすいことは明白です。

企画書でも、デザインがスタイリッシュなもののほうが、読む気にさせられます。

デザイナーが間に入ってくれるのであれば何ら問題ないのですが、毎回毎回そうもいかないでしょう。納期や予算規模、提案段階、あるいは社内体制などによって、企画職・営業職が企画書のビジュアルを考えなければいけないケースは多々あると思います。
企画書づくりが苦手な人は、ここでも深い穴に陥りやすい。それは、なにをどうしていいのかわからなくて、つい過剰になってしまうのが原因です。

初級編として気を付けてほしいポイントはたった5つです。

1. まず、書体を統一させましょう。
「明朝」よりも「ゴナ」のほうが企画書向きです。また、最近では、「メイリオ」という書体も人気です。ワードやパワーポイントにもデフォルトで入っている書体なのでチェックしてみてください。

2. 太字を多用しすぎないことも大切です。
書いてあることを目立たせたいがために、太字を乱用する人がいますが、基本的には、見出しのみ太字で。そのほうが、スッキリと見やすく、大人っぽい企画書に仕上がります。

3. 色の多様を控えましょう。
1ページに使用する色は、3色以内が適当です。もしカラフルにしたい場合には、メインカラーのグラデーションを利用してください。

4. イラストは基本的に不要です。
空白があるからといって、幼稚園の保護者用お手紙や年賀状に使うようなイラストは必要ありません。最適なイメージカットをネットなどから探す時間は、むしろムダだと思ってください。子どもっぽいイラストは、それだけで企画書をチープにしてしまいます。

5.テンプレートの「吹き出し系」は使わない。
パワーポイントやワードで企画書をつくるときには、テンプレートの吹き出しの使用も控えましょう。特に爆発吹きだしは悪目立ちします。

つまり、書体や色使いなどはできるだけシンプルにということです。
派手にすればするほど、読む気がなくなる企画書になってしまいます。時間と手間がかかるのに、それではもったいないと思いませんか。

 

企画書は、基本さえ押さえてしまえば、どんどん簡単に、サクサクとつくれるようになりますし、上達していきます。
次の企画書づくりのときには、ぜひ、今回の3つのコツを意識してみてください。

 

★参考★
PowerPoint活用術・資料作成のコツ

【もう企画書で迷わない!企画書を効率よく仕上げるコツ】
初級編
中級編

アウトソーシングサービス資料DL(無料・PDF)

優クリエイトでは、受託制作も承っています。
優クリエイトの受託サービスの特徴としては、制作自体については、弊社にご登録しているデザイナー・ライターのクリエイターから人選し、ご依頼により近い経験を積んできたクリエイターをアサインすることです。また、必要に応じてチームの体制の構築・支援なども行うことが可能です。

資料ダウンロードはこちら(約0.2MB)

SNSでもご購読できます。