グラフィックデザイナーの平均年収・給与ってどれぐらい?

自分の給料は、世の中的にどうなんだろう?
そう思ったことがある方は多いはずです。
そんなグラフィックデザイナーの方のために、グラフィックデザイナーの平均年収を調べてみました!

グラフィックデザイナーの平均年収

気になるグラフィックデザイナーの平均年収。
いくつかの機関・会社が調査を発表しています。

今回は以下の4つをピックアップしました。
(いずれも対象は正社員・契約社員)

・厚生労働省:平成26年賃金構造基本統計調査
厚生労働省が毎年調査を行っており、この平成26年(2014年)の結果です。
調査数は非常に多いと思われますが、区分の都合、Webデザイナーやプロダクトデザイナーなどのグラフィック以外のデザイナー職も含まれるため、厳密な意味でのグラフィックデザイナーの平均年収ではありません。

・年収ハッカー
株式会社インディバルが運営しているサイトです。
公的機関から公表されている各種統計データ、企業から発表された決算データなどをもとに算出されているとのことです。
http://nenshuhacker.jp/occupation/detail/710/

・優クリエイト/2015年
優クリエイトに2015年4月~9月までの間にご登録されたグラフィックデザイナーの直近の年収から算出したデータです。

・DODA/平均年収/生涯賃金データ2014
株式会社インテリジェンスが運営している転職サイト「DODA」にて、2013年10月~2014年9月に登録された方を対象に算出されたデータです。
グラフィックデザイナーのみではなく、グラフィックデザイナー+イラストレーターの金額になっています。
http://doda.jp/guide/heikin/2014/syokusyu/creative/005.html

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表の通り、全体の平均で見ると下記のようになります。
・平均年収:372.2万円
・男性平均:405.0万円
・女性平均:346.1万円

個別で見た際は、厚生労働省の調査は全年齢帯対象、企業規模が1000人を越えるような企業も含まれてくるため(逆に10人以下の企業は除外)、若干金額レンジが高くなっているのではと思われます。
また、この厚生労働省発表のデータを使用している年収ハッカーも同様です。

他方、優クリエイト・DODAについては登録制なので、スタッフの登録層による影響が大きいと言えます。
どちらも転職を希望しているグラフィックデザイナーが登録するという点から、収入・年齢の高い層からの登録が多いとは思えませんので、厚生労働省・年収ハッカーに比べ、やや低い数値なっているかと思われます。

 

グラフィックデザイナーの平均給与

厚生労働省・年収ハッカーは、平均年収以外にグラフィックデザイナーの月収・賞与の平均も算出しています。
企業によって賞与の設定が大幅に異なるため、あくまでも参考ベースですが掲載します。

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グラフィックデザイナーの平均月収は約30万円。賞与は1~1.5ヶ月ぐらいが平均値といったところでしょうか。

 

グラフィックデザイナーの年齢帯別の平均年収(男性)

「全年齢の平均なんて参考にならない!」
仰るとおりです。

更に細かく、年齢帯・男女別の平均年収を見てみたいと思います。
※DUDAは、男女別のデータがなかったため省いています。

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調査ごとのバラつきがややありますし、年収ハッカーは40代前半で年収が下がったりしていますが、平均値を見るとかなりリアルなイメージの数字に着地しています。

男性の場合、20代では~350万円、30代で350~450万円、40代では450~500万円強といったイメージが見えてきます。

 

グラフィックデザイナーの年齢帯別の平均年収(女性)

年齢帯別の平均年収、女性の場合です。

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女性の場合は、20代で~300万円強、30代は300~400万円、40代が400~500万円といったイメージでしょうか。

男性と比較すると、20代時点での年収レンジがやや低く、その後の伸びもやや鈍目に推移しています。
一般にどの職種においても、管理職の男女比や結婚・出産などによるキャリア形成の難しさといった点で男女での格差が出てきてしまうのですが、グラフィックデザイナー職においてもこの傾向は変わらずに存在するのがわかります。

実は優クリエイト経由で転職されたグラフィックデザイナーの方の初年度年収では、ほとんど男女差がない状況です。
また、表内においても45歳~のベテランクラスにおいては、男女での年収差が縮まっています。
その点からも、やはりこの男女間の差は「継続勤務でのキャリア」といった側面が強いのではと感じます。

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グラフィックデザイナーの平均年収・平均給与はいかがでしたでしょうか。

尚、今回の調査はグラフィックデザイナーの調査ですので、40代以降の年収もグラフィックデザイナーとしての年収です。
現実的にはディレクターやアートディレクターにキャリアアップする方が多いので、40代ぐらいからはこれと違うテーブルになるかもしれません。

 

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