【気になる学生にインタビュー】1日1ロゴデザイン!「ろごころ」さんに密着!

インタビューに応じてくれたのは…
「ろごころ」代表/武蔵野美術大学造形学部 基礎デザイン学科在学/香月彩希さん
twitterやインスタグラムで毎日色々なテーマのロゴマークを投稿している「ろごころ」。架空のコンセプトをもとに日々、素敵なアイデアとロゴマークを公開しています。常に発信し続けるアイデアの数と、作り手の楽しさが伝わってくるワクワクの詰まった活動についてお話を伺いました。

活動インタビュー


「ろごころ」という活動内容やコンセプトについて教えてください。
大分・福岡・東京の11人の美大生が日替わりで毎日1つロゴマークをUPしていくという企画です。ロゴは全て架空のテーマに沿ってオリジナルで考えていきます。それぞれが、思いついたロゴマークをモックアップなどのデザインにも落とし込んでいます。自由な発想でアイデアを発信する場所として「ろごころ」を立ち上げました。
「ロゴ」と「まごごろを込めて作る」という意味を込めて「ろごころ」にしました。

ー見る側もわかりやすくもあり、可愛いロゴですね。
ありがとうございます。もちろん色々メンバーで出し合った多くの案の中から最終的にこの案で決定しました。『わかりやすい』という事もあるのと同時に『これ、数字でも表現できるな!』って。
 
ー6556(ろごころ)!ロゴマークも「かな」と「数字」で構成されてますね。
はい。これにはもう一つアイデアがあって。私たちはこの活動の発信を主にSNS上で公開しているので『ハッシュタグなどにも使えるな!』って思ったんです。実際に#6556というハッシュタグは使いやすさもあり、気に入っています。「わかりやすさ」にも繋がっているんじゃないかと思っています。
 
 
「ろごころ」という活動構成について質問です
ーメンバーは立ち上げ時からこの構成だったのでしょうか?
最初は2人から始まりました。友達がインスタのストーリーに上げていた架空のロゴに私が反応し、アイデアを膨らませていきました。「1日1グラフィック」のような。継続的に毎日何かデザインを考えていくことに挑戦してみたい、という所からスタートしました。そんな思いを伝えた所、共感してくれた仲間と一緒にやっていこう。という流れになりました。
 


▲6556のロゴ案はメンバーからたくさんのアイデアが!
 
ーメンバー構成が大分・福岡・東京となっていますがどのように進めていますか?
基本的にはLINEの グループ機能で、それぞれの案を共有しています。もちろんメンバーが多数いるので、それぞれの作品をストックして毎日1案ずつ公開していますが、それでも一人一人毎週作品を出していますね。
 
ーデザインが上がってくるのを見るのは楽しそうですね!
そうなんです!グループで共有しているので、案が上がってくるとみんなでアイデアを褒めあっています!自分の学内だけでなく、たくさんの学生とアイデアや意見の交換ができる事がすごくお互いにとって良い刺激になっています。
 
ー褒め合える環境って、すごく素敵な事ですね
やっぱりアイデアって無限で、自分では考えつかないアイデアやデザインを作っている子を見たりすると、自分の中でもまた「こんな事がしてみたい!」とか「こんな考え方もあったんだ!」とか、色々な事にチャレンジしてみたくなります。
 
 
今後の活動についてお聞きしました。
ー活動を通して、これからの夢や展望はありますか?また、どんなことをしてみたいですか?
今はメンバーが違う学校なので、それぞれの芸祭などでロゴをまとめて作品展などをやってみたいです!あとはロゴをフリマで販売したり、実際の企業やショップなどに提案できるようになったら嬉しいですね。
また、今はこのメンバー構成ですがこの活動に共感してくれる人がいて、さらにこの活動を大きくしていけたらいいなと思っています。
 

 

インタビューを終えて

まずは「継続すること、何かを作り出していくこと」をきっかけに多くのメンバーを巻き込み「ろごころ」という活動の場を作り上げた香月さんの行動は「やりたい」を形にする素敵な発想でした。作り手はもちろん、それを見る側にもワクワクを届けてくれる素敵な活動ですね。これからも毎日SNSを見るのが楽しみです!
また、今後もグラフィックの分野だけでなく色々なことに挑戦して行きたい!とキラキラとした気持ちで語っていた香月さんの今後の活動にも注目ですね。今回、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
 
「ろごころ」さんの活動をチェック!
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