【19卒の就活事情】美術系学生の約4割が第一志望へ就職していない?

今回の数字でみる美術系学生の就活では、就活生達は最終的に第一志望の企業に就職したのかを解説しています。一般大学と美大生・芸大生の結果は大きな違いが出ましたのでご紹介します。

動画ポイントまとめ

・約4割が志望していない就職先
・一般学生の半数は第一志望群
・就活中に新しい発見もありえる

なぜ志望していない就職先へ

約4割が当初志望していない就職先、というとちょっと驚いてしまいますよね。でもこれは悪いことだけではありません。
 
我々が考える大きな要因としては、昨今の売り手市場が関係しています。
 
今までであればメインの就職先は広告代理店や制作サイドが占めていました。しかし、美大生・芸大生の思考力が評価された今、メーカーの総合職やコンサルティング会社までもが、喉から手が出るほど美術系学生を獲得したいと思っています。
 
そういった就職先の幅広さ、可能性が広がったことにより、当初志望していた就職群とは異なる就職先を選択するケースもあったようです。
 

ミスマッチは可能な限り減らそう

とはいえ、それ以外のケースもあることを念頭に入れておきましょう。
 
例えば就活シーズンの中だるみ。
通常は一般企業の採用活動が先行し、制作会社などは採用開始時期がかなり遅めです。
 
とりあえず早いうちに一般企業を受けてみよう、、、で内定を獲得。その後の就職活動が面倒臭くなってしまい、第一志望としていなかった就職先へ進むという場合もあるようです。
 
モチベーションの部分なので他者がどうこう出来るものではないですが、友達に話す、他大学の学生と新しい接点を持つ、キャリアセンターに足を運ぶなど、自分の中でギアが入るアクションを起こせるとベストです。
 

おまけ

かといって、やる気を出す・モチベーションを出すって難しいですよね。先ほど「他大学の学生と新しい接点を持つ」など記載しましたけどちょっと面倒臭い気持ち、大いに分かります。
 
誰の役に立つかは分かりませんが、モチベーションが上がるような作品、ピックしました。
 
ドラマ ドラゴン桜
今の学生の皆さんならギリギリ分かるかな、、、。筆者は高校生時代にこれを見て、勉強しなきゃ!と自分を奮い立たせました。勉強したかは別です。
 
映画 耳をすませば
王道すぎ、、、と思うかもしれませんが、就活中の自分と月島雫ちゃんを重ね合わせると何かが発見できるかもしれません。
 
映画 舟を編む
みんな大好き松田龍平さんと宮崎あおいさんが出演されています。15年かけ、一つの辞書を完成させるお話です。就活の1年と辞書作りの15年、なんだか腰を上げたくなります。
 
皆さんの就職活動をいつも応援しています!