空間デザイナー【適性診断テスト】

空間デザイナーとは?

「空間デザイン」とは、飲食店などの店舗、ショッピングセンターなどの商業施設、個人宅、庭園に至るまで、室内や屋外を問わず、「ある一定の空間」をデザインすること
「こういう部屋のレイアウトにしたいなぁ。」「こんな空間あったらいいなぁ。」といったクライアントの要望を加味しながら具現化していくのが空間デザイナーのお仕事です。

あなたの適性について

★自分から人を巻き込む
★段取りを組むのがすき
★体を動かすのが好き、体力に自信あり

周りとコミュニケーションを取りながら、物事を計画し、グループで何かを作り上げることが好きな方が多い傾向です。
体力に自身があるあなたは空間デザイナー向きと言えます。人々が心地いいと思える空間をプロデュース、デザインが出来るお仕事はおすすめです。

空間デザイナーの将来性

施工そのものは専門の内装業者などが行いますが、そこに「デザイン」の観点で指示を出すのが空間デザイナーです。近年は、他店と差別化やインテリア、空間演出にこだわるクライアントが多くなり、空間デザインの需要が増えてきています

ただ相手の表面的な要望を設計するのではなく、デザイナーとして自らの意見もしっかり伝えながら提案をしていく点が魅力です。

キャリアパス

まずはメーカーでインハウスデザイナー、もしくはデザイン事務所で外部からの依頼を受けるなど、企業に入社し、一定のスキルを積むことが必要です。
「空間ディスプレイデザイナー認定試験」や「インテリアコーディネーター」の資格を取得し、知識・スキルを積むことでクライアントからの信頼に繋げていきます。

将来的にはフリーランスとして活躍する方も少なくありません。

メリット(仕事の魅力・働く上での楽しさ)

≪自分のセンスを活かしながら、人の役に立てる≫

空間演出は、サービスや商品のブランディングを担う、やりがいや充実感を強く感じられる職業と言えます。クライアントの意向を伺いつつ、自身のセンスをどう加えてどう価値を見出すのか、という点も空間デザイナーの醍醐味です。

≪若くして高収入も目指せる≫

資格もあり評価しやすい点がポイントです。また、空間デザイナーはセンスや実力の差が出やすく、その点を可視化しやすいため、若くして高年収も珍しくありません。

≪趣味も活かせる≫

空間デザイナーになる方は、元々、照明やインテリアに興味があることが多いようです。イメージに沿ったインテリアや装飾品を求めて、ショップを探し回ったり、時には自作したりすることもあります。

デメリット(仕事の大変さ)

≪華やかなイメージの裏腹に体力勝負≫

花形の職業ではありますが、空間デザイナーはデザインだけのお仕事ではなく、いわゆる「現場仕事」もこなします。重い資材を抱えて現場に入ったり、現場作業の手伝い、時には複数の現場を掛け持ちして駆けまわることも。

フットワークの軽い方や、いろんなところに興味が向く方は向いているかもしれません。

≪業務の幅が広い≫

空間デザイナーは「コンセプトワーク、設計依頼、装飾作成・準備など」業務の幅が広く、多くの業者さんとのコミュニケーションが生じます。
もちろん最初はアシスタント業務から入るため、一人ですべてをこなすことはないと思いますが、最終的には自分で全てをコントロールしていく必要があります。

有名なクリエイター

倉俣史朗(くらまた しろう):「世界中が認める空間デザイナー」「クラマタ・ショック」
吉岡徳仁(よしおか とくじん):「世界が尊敬する日本人100人にも選出」「ISSEY MIYAKE「フェイスシールド」
角章(かど あきら):空間アートディレクション。10代のころは油絵と日本画
中村茂雄(なかむら しげお):「SAYEN International Hotel」ロシア全土ではスモールホテル部門でグランプリ、4つ星も獲得。 内装デザインを担当
森田恭通(もりた やすみち):「ヤンキー建築」「嵐山駅」「伊勢丹新宿本店」
ヤマザキミノリ :新宿NSビル「光のクリスマスツリー」
佐藤オオキ