「エンプロイアビリティ」と「エンプロイメンタビリティ」

こんにちは

武藤です。

プロ野球日本シリーズは、パ・リーグ3位のロッテが5年ぶり4度目の日本一で終了しました。

両チームのファンの方々、お疲れ様でした。
ロッテファンの方、おめでとうございます。
中日ファンの方、今回は残念な結果でしたが来年に楽しみは残しておきましょう。

来年というと、今年も11月。
早いもので、あと2ヶ月を切ってしまいました。

年の瀬が近くなると、私たちがどうしても思い出してしまうのが、おととしの「派遣村」の
出来事です。是非はともかく、あのような事態にならないようにしたいものです。

そのためには、

「エンプロイメンタビリティ=雇用しうる能力」という言葉があります。
派遣元事業者でいうと、派遣先企業の開拓に注力して登録していただいている方々に
就業先を案内し、雇用契約を継続し続けることになるのでしょう。
もちろん、我々の事業発展のために一番重要なことです。
優クリエイト社員全員で、登録者の雇用を拡大していかなくてはなりません。
これは、私たちのミッションでもあり、問題です。

もう一方で、「エンプロイアビリティ」という言葉があります。
「エンプロイ」+「アビリティ」ですから、「雇用されうる能力」という意味です。

日本経済が、今後も停滞したとしても企業に継続的に雇用される能力を持ち続けることが
重要です。これは、クリエイターの皆さんにおひとりおひとりに当てはまることです。

私は、この仕事をしていて、このエンプロイアビリティの高い方には3つのスキルが
備わっているなぁ~っと感じます。

それは、 ①テクニカル・スキル ②コンセプチャル・スキル ③ヒューマン・スキルです。

それぞれを簡単に説明すると、

①テクニカル・スキルは職務遂行能力とも言われ、その職務を遂行する上で必要となる
専門的な知識や、業務処理能力です。クリエイターの多くのみなさんが、通常身につけて
いらっしゃる能力です。今後は、より高度なそしてマルチプルなスキルが求められていくでしょう。

②コンセプチュアル・スキルは概念化能力とも言われ、抽象的な考えや物事の大枠を
理解する力です。
表現する前のアイディア創出するためのスキルといってもいいでしょう。

③ヒューマン・スキルは対人関係能力とも言われ、職務を遂行していく上で他者との
良好な関係を築く力です。コミュニケーション力などもここにあてはまるでしょう。
クリエイターの中には、苦手意識を持っていらっしゃる方もおられるかもしれません。

私たちは、登録者の方々にこのスキルを身につけていただくための機会をどんどん
作っていかなくてはならないと考えています。
登録者の方々には、就業先への仕事を通してこのようなスキルをどんどん磨いて
いっていただきたいと思います。
そのためにも、従来の経験的な仕事を繰り返すだけでなく、自分にとっては
100%希望の仕事でなくても紹介された仕事にチャレンジしていく創造的な経験を
積んでいただきたいものです。