【ポートフォリオ作りのコツ】第7回今ある作品をプラスアレンジしてみよう

就活もスタートしたものの、もう少しPFを良くしたい!と思いながらも「1から作品を作るのには時間がかかる」と思っている方に、少しだけ「プラスアレンジ」でポートフォリオを良く見せられる(かもしれない?)レイアウトのアレンジについてお伝えします。

第6回作品のキャプションが必要なわけ
 

今ある作品にちょっとだけ広がりを!

今回はポートフォリオでありがちなレイアウトに、【ポートフォリオ作りのコツ】でもご紹介している「モックアップ」「キャプション」の入れ方をアレンジして、動きのあるレイアウトや作品に想像が広がるアレンジを加えるものポイントです。今回はそのお話をしていこうと思います。
 

ヨハクデザインもまとめデザインも正解

それぞれ個性ですので、「どっちが良い」ということはありません。
ただし、「ヨハク」と「間延び」は違うので、もし今の自分のポートフォリオが「少し単調かな?」「もう少し作品数を増やしたいな」と感じるケースがあるのであれば、少しここの記事にお付き合いください。

おなじみレイアウト

よく学生のポートフォリオを見せてもらうことがあります。そこでよく見るのが、1つ1つのカテゴリーでページ分けをしているこの「定番レイアウト」。
このパターンはよく右上や左上に作品の「種類」がキャプションになっていることが多くみられます。
 

作品にイメージを追加して動きを持たせよう

せっかく考えた案なので、もっと世界観やテーマをギュッと詰め込んでみると、最初ページで「どんなことをしたのか?」がパッと伝わりやすくなります。下の図を見て考えてみましょう。
 

【1ページ目】
・ロゴマーク
・テーマ
・キービジュアル
・世界観の伝わるイメージ(追加アレンジ)

 
サイズ感がわかるイメージがあれば、キャプションにわざわざ寸法などの細かいサイズ表記もなくても良いですね。
 
下の図をみてても分かるように、この段階で追加したのは、イメージ画像で作成した「ポスターデータの合成」を追加しただけのアレンジです。それでも雰囲気はグッとUPしますね。
 


 

【2ページ目】
・パッケージデザイン
・パッケージのモックアップ(追加アレンジ)※使用モック
・ショップで必要なアイテム案(追加アレンジ)

 
今回はカフェのデザインを想定して作った作品なので、先に考えていたパッケージデザインを、実際にモックアップを使ってリアリティを出すようにしました。また、追加でイメージを膨らませ、他のツールの展開も増やしてみました。
 
これなら、もともと考えていた作品に追加要素を加えるというブラッシュアップなので、そこまで時間は取られず、今からでも可能な範囲内ですね。
 

 
いかがだったでしょうか?もし、ポートフォリオのブラッシュアップを再度検討している学生の方は参考にしてみてくださいね。

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