たとえば、チラシやDM、ポスター、会社案内、パンフレット、採用ツールなどの印刷物。あるいは、コーポレートサイトやECサイト、バナーなどのWeb制作物。どんな業界であっても、企業にはこうした様々なクリエイティブニーズが発生します。そんな時に活躍するのが、デザイナーをはじめとするクリエイティブ職種。ただ、「うちには社内にクリエイティブチームなんていない」という企業も多いでしょう。そんな企業に突発的なクリエイティブニーズが生まれた際にオススメなのが、外注（アウトソーシング）の活用です。今回は、プロの専門外注チームに丸ごと制作を任せるメリットやその流れについてご紹介します。
■専門外注チームに依頼するメリット
【1】スピードもクオリティも高い
当然のことですが、経験豊富なプロに頼めば、クオリティの高い制作物をスピーディーに仕上げてくれます。
素人が試行錯誤しながら時間をかけて作るよりも、ずっと効率は高いでしょう。「期限内で、センスの高いWeb納品物を作成したい」「大事なプレゼンに向けて、企画書の見栄えをよくしたい」といった突発的なニーズにも対応可能。「社員がコア業務に時間を割けなくなる」といった悩みも解決できます。
【2】上流工程から丸ごと任せられる
自社にデザイナーがいない場合、「制作ノウハウがなく、アウトプットができない」「何をどこから始めたらいいのか分からない」などの問題にぶつかることもよくあると思います。しかし、専門の制作請負サービスを使えば、ディレクションなどの上流工程から丸ごと任せることもできるのでとても便利です。
また、ニーズをヒアリングした上で必要に応じて専門外注チームを編成してくれるので、「デザイナーは1人で足りるかな？」などと依頼側が悩む必要もありません。
【3】秘密保持の観点からも安心
会社の機密情報や新商品・新サービスの情報などを扱う場合、やはり気になるのが「情報管理が徹底されるかどうか」という点。外注でも個人に依頼した場合は、本人の倫理観や常識度の高さを信じるしかありません。残念ながら、そこから情報漏洩が起こる危険性も高いでしょう。
一方、プロの専門外注チームは、秘密保持に関する教育をきちんと受けたメンバーばかり。秘密保持という観点からも、安心して仕事を任せることができます。
■外注（アウトソーシング）の流れ
【1】依頼・ヒアリング
まずはクリエイティブ業務を請け負っているアウトソーシング会社に連絡。
制作物の内容について、詳細にヒアリングをしてもらいます。納期や予算についてもこの段階でしっかり確認しておくことが大切です。
【2】提案・見積もり
相談内容に対して、制作物のテイストや仕上がりについてプロ目線で提案をしてもらいます。また、独自のデータベース情報を元に、ニーズに合ったクリエイターを選定してくれます。その内容で見積もり額にOKを出せたら、次に進みましょう。
【3】クリエイター編成
内容に応じて適した人材によるチーム編成が行われます。
案件によって、プランナー、ディレクター、ライター、デザイナー、オペレーターなど、集まる職種は様々。依頼内容に合わせたオリジナルのクリエイティブチームが組まれます。
【4】制作
いよいよ制作開始。アウトソーシング会社が進行管理を行い、定期的に進捗を教えてくれます。
また、場合によっては現場のクリエイターと直接コミュニケーションをとることも可能です。
【5】納品・支払い
できあがった制作物は、あらかじめ指定しておいた方法で納品されます。
支払いは、基本的に納品確認後です。（例外もあるので事前によく確認しましょう）
■使えば使うほど、クオリティも効率もUP！
個別のクリエイティブニーズに合わせて、カスタマイズした「専門外注チーム」を組んでくれるアウトソーシングサービス。スピードやクオリティもさることながら、使い勝手も抜群です。また、専任担当者が発注方法や希望テイストなどの情報をどんどん蓄積してくれるので、外注依頼をすればするほどチューニングされ、効率化＆クオリティアップにつながるというメリットもあります。
「自社でデザイナーを抱える余裕はないけれど、度々クリエイティブニーズが発生する。」そんな状況の企業には特にオススメです。ぜひ、プロの専門外注チームを頼れるパートナーとして活用してみてはいかがでしょうか。
