【動画制作ウェビナー】開催報告&Vtuber風ウェビナーの裏側をご紹介

【動画制作ウェビナー】開催報告&Vtuber風ウェビナーの裏側をご紹介

こんにちは。デジタルマーケティング部の高田です。

先日ユウクリでは、動画制作にご興味のある広報やマーケティングの担当者様を対象に、『もう悩まない! 【動画制作の外注のポイント】 ~コツ、ノウハウ、継続性、そしてスピード~』無料ウェビナーを開催しました。

途中にVtuber風アバターを登場させてみたところ思った以上に反響があったため、今回はウェビナー運営側視点からその準備方法や反省会などのお話をしたいと思います。

ページ最下部には当日の資料や、動画発注・Vtuber発注時に押さえておきたい項目チェックシートをダウンロードできるようにしております。
よろしければご利用ください。

きっかけはお客様の声だった

ユウクリではコロナ禍以降、動画制作のご相談がどんどん増えているのですが、ご相談いただいたお客様にお話を聞いたところ、動画制作を内製するか外注するかで悩んでいる方や、過去発注時になんらかの失敗をした経験がある方が少なくないことが分かりました。

少しの動画制作知識と発注前の準備さえあれば、余計なコストをかけずに、効率的に発注ができるのに…!

このような思いが日々募っていったため、動画の種類などの基礎知識、内製、外注のメリット、発注方法や外注のポイントなどを分かりやすく解説させていただくことを目的とした無料セミナーを開催することになりました。

Vtuberへの意外な反響

ウェビナーはおかげさまで大盛況に終わったのですが、なかでも反響があったのが、「Vtuber(アバター)」についてです。

せっかく動画の説明をするなら、Vtuberについても実演で説明してしまおう!
ちょっとした出来心から、いらすとやさんの素材をお借りしたVtuber風のアバターをウェビナーの途中に登場させてみたところ、ウェビナー上のチャットが急遽盛り上がり、「あれって、どうやってるの?」という質問もあがりました。

Vtuberキャラクターの作り方

それでは、実際にVtuberを作るにはどうするかを説明していきます。

作成するために必要なもの

Live2D
・キャラクターをパーツ毎で分けたPSDデータ
(今回の例では、頭・顔・右眉・左眉・右目・左目・鼻・上唇・下唇・口の中・右耳・左耳)

Live2Dとはイラストをアバターとして動かすことができるアプリで、商用の場合月額2000円程度で使用できます。

まずPSDデータを作ってからLive2Dで読み込み、読み込んだデータを組み合わせてベースを作ります。
その後パラメータをいじりつつ、向きや表情ごとの見え方を調整しながらアバターを作っていきました。
動いたときに違和感なく見えるように、パスやメッシュの細かな調整が必要となりますので、相当に地道な作業が続きます。
(イラストベースの簡単なもので2~3日程度かかるかもしれません)

すべての作業が完成後、ファイルを書き出しアバターアイコンを登録します。

カメラとの連携をするための準備

Facerig
Live2D Module
・Facerigが動作するスペックのPC

ここからはFacerigというソフトを使用していきました。

Facerigは簡単に言うと、カメラに写った体の動きや表情と合わせてアバターの動きを連動できるツールです。
zoomと連携できるプラグイン(Live2D Module)も準備されており、合計2000円弱で入手できます。

steamというサイトにログインし、本体とプラグインモジュール両方を購入後、FacerigとFaceRig Live2D Moduleインストールを行います。
作成したデータを読み込み初期設定を行えば準備完了です。

ウェビナー時に必要なもの

・プレゼン資料
・Webカメラ
・FacerigをインストールしているPC

FaceRigの画面で「ブロードキャストに切り替え」を選択した後、zoomのウェビナーを開始し、資料をセット。
カメラが「Facerig Virtual Camera」に設定されていることを確認し、Vtuberの投影を開始します。
無事に、登壇者の表情や向きに反応してスムーズにアバターが動きました。

※大きさや位置は自在に動かせます。困り顔もばっちり反映されます。

3DCGになると調整が増え大変ですが、2~3頭身のキャラクターイラスト(2D)レベルであれば比較的簡単にアバターを作ることができます。
最近のツール進化は本当にすごいですよね。

やってみてわかった、Vtuber風ウェビナーを行う利点

せっかくウェビナーでVtuberネタが盛り上がったので、Vtuberを使う利点や可能性を社内反省会でも話してみたところ

・硬い内容のスピーチが、Vtuberが出てきた瞬間和んだ
・寝癖がひどい日や疲れた顔の日、リモート勤務の自室であったとしても対応できそう
・アバターに注目するので、キャラクターを強く認知する
・アバターの動きが大きく表情豊かだったので、資料を投影しているだけより格段に飽きにくくなる

といった意見がでてきました。

使い方によっては非常に効果的な活用ができそうなため、ユウクリでは「ウェビナー用に独自のアバターを作って、適宜使えるようにしておこう」という結論になりました。
もし同様にウェビナーを開催しようという方がいれば、一考してみることをおすすめします。

とはいえ作成には手間暇がかかる

制作に慣れていない方やお時間がないご担当者様にとっては、自分で作成するのは難しいかもしれません。

そんな、Vtuberキャラを作りたいのに作れないという方へ。

ユウクリでは持ち前のネットワークを活用することで、

・キャラクターはあるので動きだけ作って欲しい
・キャラクター自体からおまかせするので作って欲しい

といったご要望に合わせて対応することができます。
説明資料のデザインや、ウェビナー運営自体の対応も応相談ですので、お気軽にご相談ください。

▽お電話・メールのお問い合わせ▽
株式会社ユウクリ / OS事業部
tel:03-6712-7970
mail:zaitaku@y-create.co.jp

▽フォームからのお問い合わせ▽
https://www.y-create.co.jp/client/offer

最後に

動画制作を外注するためのポイントを知りたいという方や、動画やVtuber素材を発注するための注意点が気になる!という方向けに、ウェビナー当日資料と発注前セルフチェックリストをDLできるようにしてみました。
よろしければ下記から資料DL(無料)ください。

※素材規約上、実際のウェビナー動画やデータは配布しておりません。ご了承ください。

それではまた。