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今回はユウクリのグラフィックデザイナーが商品開発プロジェクトに参画した案件をご紹介します。
(文内敬称略)
プロジェクト背景
この商品開発プロジェクトは、よしの味噌株式会社の「新商品開発に関するプロジェクト」となります。
このプロジェクトは、よしの味噌株式会社でコンセプトやターゲットをすべて決定するものではありません。企業のマーケティング全般を支援するシナジーマーケティング株式会社が、よしの味噌株式会社、パッケージの開発・製造を担当するコニカミノルタ株式会社とともに、3社合同でマーケティングから行うというプロジェクト内容でした。
生活者理解に基づく、コ・クリエーション型商品開発
~よしの味噌×コニカミノルタ×シナジーマーケティングの共同プロジェクト~
シナジーマーケティング社のサイトに詳細が掲載されているのでぜひご覧ください。
https://www.synergy-marketing.co.jp/showcase/yoshinomiso/
グラフィックデザイナーの参加シーン
当プロジェクトでは、ユウクリからご紹介したグラフィックデザイナーの鶴見さんが商品パッケージのデザインに携わりました。鶴見さんは、下記のようなフローでデザインを制作しています。
2.ワークショップから出たデザイン案をベースにサンプルデザインを制作
3.サンプルデザインをもとに、グループインタビューを実施
4.グループインタビューをもとにターゲットを再構築、デザインのブラッシュアップ
※ワークショップ
3つのターゲット属性のグループに分かれ、人となりや行動特徴などの理解を深め、構築した仮設のコンセプトをブラッシュアップし、最適なアプローチ方法やメッセージング、パッケージデザイン案を考えていくというワークショップ
このように、デザイナー自身が商品の方向性、顧客ターゲットの選定・インタビューといったマーケティング段階に参加し、その中で触れた・感じた情報をデザインに落とし込むという流れでデザインワークを行いました。
コンサルタントの感想
昨今、商品開発にあたって様々なマーケティング手法が取り入れられています。その中で本プロジェクトにおいてはシナジーマーケティング社のノウハウ、ファシリテートのもとプロジェクトが進められていきました。今回参画いただいた鶴見さんには、ワークショップの段階からご参加いただいており、この点がとても大きなポイントだと思っています。
クリエイティブを始めとしたさまざまな業界で、デザイナーの能力・スキルについてが再評価されつつあります。弊社にご相談いただく依頼の中には、ただ定められた方向性・コンセプトからデザインを起こすのではなく、デザイナーの知見から整理、再構築、デザイン化するということが増えてきています。
例えばデザイナーが会議に参加し、会議内容を視覚化していく「グラフィックレコーダー」もそのひとつです。デザイナーは「デザイン=視覚化」にあたり、情報をロジカルに整理する能力に長けています。だからこそ会議の内容を分かりやすく整理し、視覚化することが可能です。
優秀なクリエイター程、ご自身が体感したことも含め情報整理とその視覚化(デザイン化)能力が長けていると言えるかと思います。
このように、ただデザイン『だけ』をするのではなく、デザインの過程を通してクリエイターの力が発揮する機会を増やしていければ、企業の方には、クリエイターの特性をより効果的に活かすことでの価値提供を支援していければと思っています。
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生活者理解に基づく、コ・クリエーション型商品開発
~よしの味噌×コニカミノルタ×シナジーマーケティングの共同プロジェクト~
(シナジーマーケティング社の事例紹介)
https://www.synergy-marketing.co.jp/showcase/yoshinomiso/
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https://www.y-create.co.jp/client/offer
▽ユウクリHPはこちら▽
https://www.y-create.co.jp/
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