フリーランスクリエイターに登録前に読んでほしい!フリーランスを軌道に乗せるためのコツとは?

フリーランスクリエイターに登録前に読んでほしい!フリーランスを軌道に乗せるためのコツとは?

クリエイターの卵、美術系学生からも憧れの働き方『フリーランス・個人事業主』

こんにちは。デジタルマーケティング部の宮本です。

突然ですが、『フリーランス・個人事業主』はどのようなイメージをお持ちでしょうか?

クリエイターワークス研究所が実施した22年卒美術学生を対象にした就職活動実態調査によると、今もなおクリエイターの卵である美術系学生にも憧れの働き方であるようです。

しかし、フリーランスや個人事業主は、会社員に比べ収入や仕事量が不安定となるため、長く続けていくためには相当な努力も必要になります。

ユウクリは、WebデザイナーやWebディレクター、コーダーをはじめとしたWeb職種や、グラフィックデザイナーやアートディレクターなどのグラフィック職種のフリーランスクリエイターの方の登録が多いのですが、なかでもフリーランス駆け出し時期や、ベテランクリエイターで仕事が空いた時期に登録に来てくださるフリーランスクリエイターさんが多く見受けられます。

そんなフリーランスクリエイターの皆さんからは、面談時によくこんなご質問をいただきます。

✔「他のクリエイターさんは、フリーランス駆け出し時期にどうやってに乗せているんですか?」

✔「フリーランスを長くやっていると不安定な時期があるけど、そんな時、みんなどうやって仕事取ってるのでしょうか?」

 
そこで、今回は、フリーランスを軌道に乗せるためのコツについて、実態を元に解説していきたいと思います。

コロナ禍のフリーランス・個人事業主のクリエイターの実態とは?「仕事が減少した」71.4%

まず、フリーランスの実態について見ていきましょう。

コロナウイルスが蔓延し始めた2020年に実施したクリエイターワークス研究所のアンケート調査、Webデザイナーやグラフィックデザイナーをはじめとするフリーランスクリエイター329名の回答がこちらです。

2年前から蔓延し始めたコロナウイルスの影響で、「仕事が減った」と回答したクリエイターは71.4%、「収入が減った」は66.3%となりました。

一方、そんな大変な中でも「フリーランス・個人事業主という働き方を今後も続けていきたいと考えていますか?」についてのアンケート結果がこちら。

会社員だけでなくフリーランスも景気に左右されるという実態が明らかになりましたが、それでもフリーランスという働き方を変えたくないというクリエイターは75%以上もいることが分かります。

第一線で長く活躍しているクリエイターがフリーランスを続けていくために実践したこと

では、第一線で長く活躍しているフリーランスのクリエイターは、今後もフリーランスという働き方を維持するために、どのようにしてお仕事を安定させてきているのでしょうか?
この問についても、アンケート調査で回答していただきました。

フリーランスで食べていくには営業活動が欠かせませんね。
『営業』とは、例えば…
✔ココナラなどの「クラウドソーシング」で仕事を獲得するためのアプローチ
✔過去の取引先などにアプローチ

などが挙げられます。

クラウドソーシングはベテランクリエイターにとっては単価が安い案件が多い傾向にあるため、駆け出し時期の実績づくりには良いかもしれませんが、それだけでは安定した収入を得ることは難しそうです。

また、マーケットへ営業アプローチをするにしても、現在のようにコロナウイルスの影響による景気の問題となると、やはり個人でできる範囲は非常に限られてしまいますし、営業力に自信がないと尚更辛くなりますね。

そのためか、『営業活動』『節約』を抜いてTOPに挙がったのは、『派遣やアルバイトで働く』でした。
(ここでは、弊社はアルバイトの紹介は行っていないため、派遣について具体的に掘り下げていきます)

ユウクリのような業務委託や派遣サービスも行っているエージェントの場合、登録クリエイターの代わりに私たちが営業活動を行うイメージです。

フリーランスクリエイターがエージェントを利用するメリット(ユウクリの場合)

ユウクリは創業38年ずっとクリエイティブ業界特化のため、マッチ度の高い求人のご紹介が可能。
キャリアアドバイザーも営業コンサルタントもクリエイティブの知識や興味が強いメンバーのため、クリエイティブならではの細やかなテクニカルスキルや業務範囲のマッチングも丁寧に行っており、ミスマッチが少ないです。

1日のみ、1週間以内、3ヶ月以内、半年以上の長期など期間も様々な求人が豊富だから、フリーランスと相性が良い!
業務委託はもちろん、派遣や正社員の求人も横断的に紹介が可能なため、ライフステージに合わせて長期的に活用いただけます。
(※例えば、20代後半でフリーランスとして独立されたタイミングで派遣・業務委託サービスを利用し、数年後には正社員での転職を検討したいとのことで紹介サービスをご利用いただき転職成功…といったケースも非常に多くなっています)

今すぐ働けなくてもOK!フリーランスが順調なうちに登録をしておくことで「困った!」という時にすぐ紹介が可能!
フリーランスは先が読めないもの。「”今”は忙しいから仕事の紹介は不要だけど、来月からは2ヶ月後はまだ白紙…」という先の不安材料も解消できます。

フリーランス駆け出しで営業力に自信がなくても制作実績があれば大丈夫!私たちがあなたに代わり営業代行します。
キャリアアドバイザーや営業コンサルタントがあなたの強みを制作実績やご経歴からキャッチアップし、マッチした求人をご案内します。

 

 

フリーランスはスキルアップが必須。最新技術などインプットをするために『出社』を望むフリーランスクリエイターも

フリーランスクリエイターは基本的にリモートワークのため、必然的に別の仕事を探す際はリモートできる案件を探されるのが一般的かと思います。

しかし、リモートワークのデメリットを問うアンケートでは、『オンオフの切り替えがしにくくなった』という声も多く挙がっており、課題に感じているクリエイターも少なくありません2022年2月発表《クリエイターの働き方実態調査⑤》クリエイターが思うリモートの課題とは?より)。

コロナ禍でもっぱらリモートワークになっているフリーランスクリエイターほど、
「運動不足になるし、気分転換に出社も取り入れたい」
「社内のデザイナーさんとコミュニケーション取れる仕事をしたい」

という希望条件をいただくことも増え、今まで業務委託のみを希望していたフリーランスクリエイターも「条件次第では出社するクリエイティブ求人も見てみたい」と幅広い選択肢を求める方も多くなりました。
 

『派遣=出社』の考えはもう古い?!Web/IT系クリエイターの50%はフルリモートに切り替え中

ちなみに、皆さんは『派遣』と聞くと、どんなイメージをお持ちになるでしょうか?

ユウクリに登録に来るフリーランスクリエイターのほとんどは、『派遣=出社』というイメージで登録にいらっしゃいます。
そのためか、登録当初の希望条件は決まって「業務委託の仕事を希望します」と口を揃えますが、「なぜ業務委託なのか?」をよくよくお話を聞いてみると「リモートで働きたいから」という声が多くありました。

ところが、実際にはリモートワークを可能にしたのは、業務委託や正社員だけではありません。
実は、派遣のお仕事も徐々にリモートワーク化が促進されてきているのです。

その根拠として、今年1月に511名のクリエイターにアンケート調査した結果があります(2022年2月発表《クリエイターの働き方実態調査②》【雇用形態で比較】【Web,広告で比較】リモートワークはどれくらい浸透している?より)。

以下は、広告/SP系とWeb/IT系クリエイター別でリモート化がどれくらい進んでいるかを比較したものですが、Web/IT系は、広告/SP系クリエイターに比べリモート化が促進されていることが分かります。

特に、派遣で働くWeb/IT系クリエイターの50%はフルリモートに切り替えることができている、ということが分かります。
広告/SP系のクリエイターはフルリモートへの移行はまだ少数派ですが、出社&リモートのハイブリッドな働き方へシフトできているようです。

尚、今回回答いただいた派遣で働いているクリエイターの約90%は、ユウクリの登録クリエイターです。

もちろん、守秘義務や業務内容の便宜上、全てのユウクリの派遣先がリモートワークに切り替えられるわけではありませんが、比較的、ユウクリの派遣先企業はリモートへの理解が浸透してきていることもお分かりいただけるかと思います。
 

 

事例紹介「フリーランスだから業務委託の仕事を希望」から「フリーランスだから業務委託も派遣も希望」で状況突破!

最後に、フリーランスクリエイターがユウクリのサービスを活用し、フリーランスを軌道に乗せることができた事例2点ご紹介していきます。

Case.1 順調だったフリーランスの仕事が急遽なくなってしまったWebデザイナーさんの事例

WebデザイナーAさん(30代後半/男性)

Web制作会社7年のキャリアを経てフリーランスとして独立したAさん。
2年前にユウクリに登録はしていたものの当時は順調だったためサービスを利用していなかったのですが、前職の繋がりで定期で請けていた仕事が急遽なくなってしまい「収入源を確保するために週3~4日の仕事を希望したい」と問い合わせがありました。

その際、業務委託の求人は条件がマッチせず、Webデザインの派遣求人をご紹介。
しかし、派遣先は週5日就業できる方を希望。Aさんはフリーランスの仕事もあるため週4日以内の希望しておりました。
このように、双方の就業条件は当初はマッチしていませんでしたが、スキルは申し分ないことを先方に伝え交渉。

結果、職場見学でお会いして話をしてみたところ「スキル・経験のマッチ度は文句なく、日数が少なくても対応できると判断し、採用を決断しました」と快諾されました。
現在もフリーランスと二足のわらじで週2日リモート、週1日出社というハイブリッドの働き方でご活躍中
です。

ちなみに、Aさんにはもう一つ課題に感じていることがありました。
それは、長らくリモート中心のフリーランス生活だったため、自分のやり方に凝り固まっていることへの不安です。

それもそのはず、フリーランスは常にスキルアップしていかないと市場で生き残ることはできません。
そのため、Aさんは出社して社員クリエイターとコミュニケーションができる環境を希望条件に加えていました。
結果、派遣先のWeb制作会社では「自分が知らなかったデザインのテクニック10種類以上、社員のデザイナーさんから共有いただきました!」とインプット量も違ったようです。
出社を取り入れると、コミュニケーションだけでなくテクニックのシェアができるのもメリットですね。

Aさんの事例のように、取引先次第でいつ何があるか分からないのがフリーランスの『不安定』と言われる所以。
フリーランスが順調で求人紹介が不要な時期が年単位で長くとも、ご連絡いただければ求人紹介の再開はすぐにできるので、登録だけしておくのもエージェントの上手な使い方です。

Case.2 フリーランス駆け出しの不安定な時期を乗り越えたグラフィックデザイナーさんの事例

もう一つの事例は、『フリーランス駆け出し1年間どう仕事を獲得するか?』というフリーランスあるある問題に直面していた、実際の登録クリエイターさんです。

鶴見さんは、20代後半にフリーランスとして独立されましたが、駆け出し時期は仕事が思うように獲得できず藁をもつかむ思いでユウクリに問い合わせた…とインタビューで語ってくださっています。

鶴見さんの事例のように、制作会社で培った人脈を頼りに、いざ独立してもフリーランス契約をスムーズに結べない…ということがあるようです。
というのも、取引先が大手であるほど個人との契約を懸念されてしまうケースがあるそうです。

このような想定外の事態に陥った時、どう臨機応変に動くか?が大事になっていきますね。

鶴見さんは、1日や1週間単位のスポットのお仕事を主にご希望だったのですが、業務委託ではそのような単発的な求人は稀なため、派遣のクリプラスサービスをご利用いただきました。
多数の派遣先でのご経験は新しい気づきの連続だったようで、フリーランスのお仕事にも活かせたようです。
現在は地方に移住されていますが、引き続き業務委託でお仕事を依頼させていただくこともあり、ユウクリとは長いお付き合いをさせていただいています。
 

 
今まで私もキャリアアドバイザーとして14年ほど登録クリエイター2000名以上の方々のサポートをしてきましたが、AさんやBさんのように状況変化に臨機応変に適応していくことができるクリエイターほど、フリーランスでも長く活躍していくことができている方が多いように感じています。

まとめ

以上、クリエイターワークス研究所が実施したクリエイター働き方実態調査のデータを元に、フリーランスを軌道に乗せるためのコツについて解説していきました。

ユウクリでできることは、登録クリエイターのご希望に応じた最大限の選択肢を用意することです。

しかし、現在のコロナ禍においては、フリーランスクリエイターの70%以上は仕事が減ってしまっていることから業務委託の求人への応募は殺到します。
そのため、コロナ前よりも選択肢が少なくなっていると言わざるを得ません。

そこで、今までのお話をまとめてみました。

✔フリーランス駆け出し時期、個人での営業活動に限界がある時は、遠慮なくエージェントを頼りましょう

✔今は仕事が順調でもいつ何があるかわからないのがフリーランス。万一の時にすぐに求人紹介できる『とりあえず登録』がオススメ!

✔今すぐ短期で働きたい!空いた数日・数ヶ月の仕事ならクリプラスサービスがピッタリ

✔フリーランスはスキルアップをしていかなければ生き残れない働き方。最新技術などインプットできる情報量が格段に上がる『出社』スタイルもオススメ

派遣もリモートという新常識。業務委託サービスだけでなく、派遣サービスにも選択肢を広げておくとより選択肢が広がる

 
ユウクリはクリエイティブ業界に特化していることもあり、派遣先へ積極的にリモート化の交渉を行っています。
そのため、Webディレクター・Webデザイナー・コーダー・WebマーケターのWeb職種をはじめ、グラフィック職の派遣求人はリモートのご相談がしやすいかと思います。

前述した通り、『派遣もリモートで働くことができる』という新常識が浸透しつつある今、クリエイターは柔軟に働き方を選べるからこそ、一人一人が豊かなフリーランス生活を送れるようユウクリ一同サポートさせていただきたいと思っています。
▶派遣求人をご覧になりたい方はこちら

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