
企業でインスタ運用を始めたものの、なかなか成果が出ないと悩んでいませんか?
本記事では、インスタ運用でリード獲得に成功している企業事例を9社厳選してご紹介。成功の共通点やプロに任せるメリットを知り、自社のインスタ運用をレベルアップさせましょう。
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インスタ運用がうまい企業9選
企業がインスタグラムを運用する目的は様々ですが、近年特に注目されているのがリード獲得です。ここでは、インスタグラムを効果的に活用し、成果を上げている企業を9社ご紹介します。※1
無印良品
無印良品は、シンプルで機能的なデザインというブランドイメージと、ビジュアル重視のインスタグラムとの相性が非常に良い点が成功の大きな要因です。
投稿では、無印良品の商品を組み合わせた素敵なコーディネートや、真似したくなるような収納アイデア、ギフトラッピングの提案など、ユーザーが生活に取り入れたくなるような情報が満載です。
また、限定商品やお得なキャンペーン情報なども積極的に発信されており、フォローすることで得られるメリットが明確に示されています。定期的に人気商品のランキングを投稿するなど、ユーザーが知りたい情報を網羅的に提供している点も参考になります。
シンプルでありながらも、ユーザーにとって価値のある情報を発信することで、ブランドの世界観を効果的に伝え、高いエンゲージメントに繋げています。
北欧、暮らしの道具店
「北欧、暮らしの道具店」のフィードに並ぶ写真は、統一感のある美しい色彩と自然光が印象的で、まるで実際に生活に取り入れているかのような素敵な世界観を演出しています。ライフスタイルにこだわりを持つユーザーの方々にとって、非常に魅力的なアカウントとなっています。
特筆すべきは、インスタグラム運用の専任チームが存在しないにもかかわらず、各部署が連携を取りながら運用されている点です。それでも、これほど魅力的なアカウントを維持できているのは注目すべき点でしょう。
投稿される写真だけでなく、商品の魅力を丁寧に伝える文章も読み応えがあります。著名な方の自宅を紹介する企画など、ユーザーを楽しませる工夫も満載です。ショッピング機能も充実しており、ユーザーの使いやすさも考慮されています。
「北欧、暮らしの道具店」のインスタグラムは、ブランドイメージをしっかりと伝えながら、ユーザーとの繋がりを大切にしている好例と言えるでしょう。
日清食品株式会社
日清食品株式会社は各商品の特性に合わせて個別の公式アカウントを運用している点が特徴です。特に注目すべきは「カップヌードル」と「チキンラーメン」のアカウントです。
「カップヌードル」のアカウントでは、新商品のCMや関連グッズの紹介を中心に、お正月やハロウィンといった季節のイベントに合わせた投稿も積極的に行い、ユーザーに強いインパクトを与えています。
一方、「チキンラーメン」のアカウントでは、イメージキャラクターである「ひよこちゃん」のシュールでユーモラスな投稿が人気を集めており、公式アカウントとは思えないエンターテインメント性が魅力です。
このようにブランドごとに明確なターゲットを設定し、それぞれに適したコンテンツを発信することで、ユーザーの関心を引きつけファンを獲得することに成功しています。各アカウントの個性を際立たせることで、ユーザーとのエンゲージメントを高める素晴らしい事例です。
Sky株式会社
Sky株式会社は、5.7万人を超える企業アカウントと3万人を超える採用アカウントを運用し、どちらも明るく親しみやすいデザインで情報発信しています。※2
投稿ごとにターゲットを明確に設定し、事業内容はもちろんのこと、採用アカウントでは企業研究に役立つ情報まで丁寧に提供している点はとても特徴的です。難しいIT商材についても、初心者の方や就活生にも分かりやすい言葉で解説する工夫が凝らされています。
クイズやプレゼントキャンペーンといったユーザー参加型の企画で興味を引きつけ、セミナーやイベント情報の発信を通じて、オンラインとオフライン双方でユーザーとの接点を大切にされている姿勢が伺えます。
親しみやすさを意識した丁寧な情報発信が、幅広い層への認知度向上に繋がっています。
株式会社おやつカンパニー
株式会社おやつカンパニーはベビースターでお馴染みですが、近年は健康志向の新商品のプロモーションに注力しています。
特に注目すべきは、モデル系やスポーツ系のインフルエンサーとのタイアップです。ヘルシーな「おやつ」と親和性の高いインフルエンサーを選定することで、従来の食品メーカーの枠にとらわれない斬新なアプローチを実現しています。
「BODYSTARプロテインスナック」の宣伝では、トレーニングやダイエットに関心のある層に影響力を持つインフルエンサーを起用し、商品認知度の拡大に成功しています。
商品のターゲット層とインフルエンサーのフォロワー層を一致させることで、効果的なマーケティングを展開している事例と言えるでしょう。
DAISO(ダイソー)
DAISOのインスタグラムは198万人を超えるフォロワーを持つ人気アカウントです。※2 商品の魅力を伝えるために、まるでチラシのように情報が詰まった画像を効果的に活用しています。
商品の説明や使い方、利用シーンなどを詳細に紹介することで、ユーザーは商品の具体的なイメージを持ちやすくなっています。
また、DAISOのインスタグラムでは、商品を使った様々なアイデアや活用方法が豊富に投稿されており、ユーザーは新たな発見や組み合わせの楽しさを知ることができます。
さらに、インスタライブを活用して、おすすめ商品の紹介やユーザーからの質問にリアルタイムで答えるなど、双方向のコミュニケーションも積極的に行われています。
オンラインストアや実店舗への誘導もスムーズで、インスタグラムを効果的に活用している好例です。
ニトリ
ニトリは、154万人を超えるフォロワーを持つ人気アカウントです。※2 家具やインテリア製品の紹介に加え、自社商品を使った部屋のトータルコーディネートのアイデアを豊富に発信し、インテリアに関心のあるユーザーに商品の魅力を効果的に伝えています。
写真には商品の使用感や用途、特徴などを分かりやすく文字で記載することで、一目で商品の魅力が伝わる工夫がされています。
また、ユーザーがニトリの商品を使って投稿した写真や動画を、ストーリーズで積極的に紹介するなど、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を効果的に活用している点も特徴です。
最近では動画コンテンツも積極的に取り入れ、商品の質感や部屋に配置した際のイメージをよりリアルに伝えています。商品の実用性を空間として見せることで、ユーザーの購買意欲を高め、オンラインストアや実店舗への集客に繋げる運用がされています。
GRL(グレイル)
GRLは、人気レディースブランドで138万人以上のフォロワーを誇るアカウントです。※2 インスタグラムのショッピング機能を最大限に活かし、投稿された商品からスムーズに購入へと繋げる導線は見逃せません。
モデルさんやインフルエンサーによる魅力的なコーディネート提案は、フォロワーの購買意欲を掻き立てます。親しみやすいブランドイメージも魅力的です。
購入したユーザーの投稿をリポストで紹介するUGCの活用は、商品の信頼感を高める上で効果的です。さらに、リール動画も積極的に取り入れることで、ユーザーエンゲージメントを向上させている点も注目すべき点でしょう。
dely株式会社(クラシル)
「今日何作ろう?」そんな悩みを抱えるユーザーの心を掴む料理レシピアプリ「クラシル」は、インスタグラムでも多くのファンを獲得しています。
クラシルのインスタ運用では、複数の短尺動画とテキストを組み合わせた投稿で、レシピを分かりやすく紹介。ユーザーは隙間時間に調理方法を確認でき、「保存」や「再訪問」といったアクションに繋がりやすいのが特徴です。
また、プロフィールにはアプリのリンクを設置。インスタグラムからアプリダウンロードへの導線をスムーズに構築しています。
ユーザーの潜在的な悩みを解決するコンテンツ発信と、分かりやすいフォーマット、そしてアプリへの自然な誘導がクラシルの成功の鍵と言えるでしょう。
うまい企業に学ぶ!インスタ運用で成果を出すための5つの共通点
インスタ運用で成果を出している企業には、いくつかの共通点が見られます。これらの共通点を理解し、自社の運用に取り入れることで、より効果的なインスタグラム活用が期待できます。
明確なターゲット設定とペルソナ設計
誰に何を届けたいのかを明確にすることが、効果的なインスタ運用成功の第一歩です。
ターゲットとする顧客層の年齢、性別、興味関心などを具体的に設定し、ペルソナ(架空の顧客像)を作成することで、コンテンツの方向性やトンマナが定まります。
一貫性のあるコンセプトと世界観
ブランドイメージを確立し、投稿する写真や動画、テキスト、ハッシュタグなどに一貫性を持たせることが重要です。
これにより、ユーザーはアカウントを見ただけでどのような企業であるかを認識しやすくなり、ファン化を促進することができます。
質の高い魅力的なコンテンツ制作
視覚的な魅力が重要なインスタグラムにおいて、質の高いコンテンツ制作は不可欠です。
明るく美しい写真、動きのある動画、分かりやすい情報を提供するテキストなど、ユーザーが見ていて楽しい、役に立つと感じるコンテンツを制作しましょう。
積極的なコミュニケーションとエンゲージメント
一方的な情報発信ではなく、フォロワーとのコミュニケーションを積極的に行うことが大切です。
コメントへの返信、DMへの対応はもちろん、ライブ配信やストーリーズの質問機能などを活用して、双方向のコミュニケーションを促進しましょう。
データに基づいた分析と改善
インスタグラムのインサイト機能を活用し、投稿のリーチ数、エンゲージメント率、フォロワーの属性などを定期的に分析しましょう。
分析結果に基づき、効果的な投稿時間やコンテンツ内容を見つけ出し、PDCAサイクルを回していくことが重要です。
企業がインスタ運用をするうえでの注意点とよくある失敗
企業がインスタグラムを運用する際には、いくつかの注意点があります。また、多くの企業が陥りがちな失敗を事前に把握しておくことで、よりスムーズな運用が可能です。
炎上対策・情報発信における責任
不適切な発言や誤った情報の拡散は、企業の信頼を大きく損なう可能性があります。投稿内容のチェック体制を整え、炎上を未然に防ぐ対策を講じることが重要です。
著作権・肖像権への配慮
他者の著作物や人物の写真を無断で使用することは著作権法や肖像権に抵触する可能性があります。コンテンツを制作する際には、これらの権利に十分配慮しましょう。
ステルスマーケティング
広告であることを隠して商品やサービスを宣伝する行為(ステマ)は、景品表示法に違反する可能性があります。透明性のある情報発信を心がけましょう。
目的のない運用・投稿頻度の低さ
何のためにインスタグラムを運用するのかという目的が不明確であったり、投稿頻度が低いと、フォロワーの獲得やエンゲージメントの向上は期待できません。明確な目的意識を持ち、継続的に情報発信を行いましょう。
一方的な情報発信・ユーザーとのコミュニケーション不足
企業からの情報発信ばかりでユーザーとのコミュニケーションを怠っていると、一方的な印象を与えファン化に繋がりません。積極的にユーザーと交流し、関係性を構築しましょう。
効果測定を怠り改善策を講じない
投稿の効果を測定せずにただ投稿を続けているだけでは、成果はなかなか上がりません。データ分析に基づき改善策を講じることが重要です。
デザインやマーケティングの専門知識を持つプロ人材にインスタの運用を任せることで、これらの注意点を踏まえ、効果的な運用戦略を実行することが可能です。
リード獲得を最大化!企業がインスタ運用をプロ人材に任せるメリット
インスタグラムでリード獲得を最大化するためには、専門的な知識やノウハウが不可欠です。プロ人材に運用を任せることで、以下のようなメリットが期待できます。
- 専門的な知識と豊富な経験に基づいた戦略立案・実行
- 質の高いコンテンツ制作と効果的な投稿
- ターゲット顧客への効率的なリーチとエンゲージメント向上
- データ分析に基づいた継続的な改善
- 担当者の負担軽減とコア業務への集中
専門的な知識と豊富な経験に基づいた戦略立案・実行
ターゲット顧客の分析、競合アカウントの調査、最適なコンテンツ企画など、専門的な知識と豊富な経験に基づいた戦略を立案し、実行してもらうことができます。
質の高いコンテンツ制作と効果的な投稿
プロのカメラマンやデザイナー、ライターなどが、ブランドイメージに合った質の高いコンテンツを制作し、最適なタイミングで効果的に投稿してくれます。
ターゲット顧客への効率的なリーチとエンゲージメント向上
ターゲット顧客に響くコンテンツを作成し、適切なハッシュタグの選定などに取り組むことで、効率的にリーチし、エンゲージメントを高めることができます。
データ分析に基づいた継続的な改善
投稿の効果測定を行い、データに基づいた分析結果から改善策を提案・実行してもらうことで、常に効果的な運用を続けることができます。
担当者の負担軽減とコア業務への集中
インスタグラム運用にかかる時間や労力をプロに任せることで、担当者は本来のコア業務に集中することができます。
ユウクリは企業のインスタ運用におけるリード獲得を支援します
ユウクリには、デザイン・マーケティングに特化したインスタ運用のプロ人材が多数在籍しています。
お客様の課題や目標に合わせて、最適なプロフェッショナルをご紹介し、以下のようなサポートを提供することで、企業のインスタ運用におけるリード獲得を強力に支援いたします。
- インスタ運用戦略の立案・実行
- 魅力的なコンテンツの企画・制作(写真、動画、キャプションなど)
- アカウントの成長支援(フォロワー増加、エンゲージメント向上)
- 広告運用によるリーチ拡大
- 効果測定と改善提案
【紹介事例】インスタ運用を丸投げして事業成長を加速
事業拡大のスピードに人材採用が追いつかず、マーケティング戦略の実行に課題があった化粧品開発スタートアップ企業様の事例です。
【企業の課題感】
- 事業が拡大しているものの、マーケティング担当の人手が足りていない
- 日々の業務に追われ、SNS運用に十分な時間を割けない
- 具体的な指示を出す余裕がなく、自ら考え行動できる人材を求めている
- 雇用形態にこだわらず、すぐにチームに加われる人材を探している
このような課題に対し、ユウクリでは即戦力となるSNS動画クリエイターをご紹介。ご紹介した方は企画立案からコンテンツ制作、効果測定まで一貫して対応できるため、お客様はコア業務に集中できました。
【ご紹介した人材の特徴】
- 20代男性
- YouTubeとInstagramの企画・制作・運用に豊富な経験
- 複数のInstagramアカウントを運用し、制作から効果分析まで一貫して担当
- Instagramアカウントの成長実績があり、売却経験も持つ
- 目を引く画像作成に加え、特に短尺動画(リール)の制作に強み
魅力的な動画コンテンツを通じて、フォロワー増加、エンゲージメントを向上させ、最終的な成果へと繋げていくことに貢献しました。
まとめ 自社でインスタの運用が難しい場合はプロ人材の活用を
インスタ運用で成功している企業の事例から、リード獲得に繋がる運用のヒントや共通点をご紹介しました。成功の鍵は、明確な目的設定、質の高いコンテンツ制作、積極的なコミュニケーション、そしてデータに基づいた改善です。
もし自社での運用に課題を感じている場合は、プロの力を借りることも有効な手段です。ユウクリは、貴社のインスタ運用を成功に導く強力なパートナーを紹介し、目標達成に向けて全力でサポートいたします。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。
※1 本記事で紹介している企業は、弊社サービスとの直接的な提携関係にはありません。インスタグラム運用の好事例として、公開情報に基づきご紹介しています。
※2 各社のフォロワー数は2025年4月現在のものです。