【インフルエンサーマーケティング】プラットフォーム&派遣の活用で市場拡大を狙え!

SNS上で影響力のある人物を活用した販促活動「インフルエンサーマーケティング」。日本でもこの言葉はかなり浸透していますが、海外では、インフルエンサーの影響力は衰えるどころか増加の一途をたどり、5〜10年後にはマーケティング業界における、最も熱い視線を注がれるトレンドになると予測がされています。その世相を反映し、SNSなどで『バズる人材』とブランドをつなぐ、新しいプラットフォームやユーチューバーに特化した派遣会社が登場しています。

 

インフルエンサー・マーケティングの成長で求められる新サービス

Forbesによれば、2016年では86%のマーケターが消費者に対するインフルエンサー戦略を立て、1ドル(約110円 2019年2月現在)投資するごとに6.5ドル(約718円)の利益を得ている、また71%の消費者がSNSを参考に購買へ至るとのデータがあります。
2020年までには、インフルエンサーマーケティングは100億ドル(約1.1兆円)のグローバル産業になるだろうとも予測されています。

この「インフルエンサープラットフォーム」が注目されるようになったのは、消費者が従来の広告やセレブリティーの効果以上に、より身近な存在であるインフルエンサーへ高い信頼感を持っていることが挙げられます。このことは、既存媒体に比べて11倍ものROI(Return on Investment=投資利益率)を誇るというインフルエンサーの影響を見れば一目瞭然でしょう。

アメリカでは2017年に、全予算の内37%に当たる720億ドル(約7兆9553億円)がデジタル広告に費やされ、さらにその中の11.7%はソーシャルメディアに充てられました。ソーシャルメディアに充てられた金額すべてがインフルエンサーマーケティングではないにしても、上記の市場拡大と合わせて考えると、インフルエンサーマーケティングの可能性を強く感じる状況です。

けれども数あるSNSから、各企業のブランディングにマッチングするインフルエンサーを探すというのは難しく、決して容易ではありません。
そこで、ここ数年で台頭してきたのが「インフルエンサープラットフォーム」、および「ユーチューバー派遣」なのです。

 

インフルエンサー・プラットフォームとは?

「インフルエンサー・プラットフォーム」とは案件の告知や宣伝したいアイテムの登録などにおいて、膨大なインフルエンサーの中から適材適所の人材を選定するインフルエンサーと企業のためのマッチング・サービスのことを指します。

この「インフルエンサー・プラットフォーム」が注目されるようになったのは、消費者が従来の広告やセレブリティーの効果以上に、より身近な存在であるインフルエンサーへ高い信頼感を持っていることが挙げられます。このことは、既存媒体に比べて11倍ものROI(Return on Investment=投資利益率)を誇るというインフルエンサーの影響を見れば一目瞭然でしょう。

ただし、ひとくちにプラットフォームと言ってもそれぞれに特徴があります。
例えば、インフルエンサーの登録数は、プラットホームによって数千人規模から10万人を超えるものまで、大きな開きがあります。
また、SNSにおいてもInstagram・Twitter・Youtubeなどすべてを網羅するプラットフォームもあれば、一つのソーシャルメディアに特化したものなどがあります。
さらに、登録インフルエンサーの傾向についても、例えば消費者の購入率がより高くなるとされるマイクロ・インフルエンサーが中心である場合など、プラットホームによってさまざまな規模や形態が存在しています。

目的や扱う商品・サービスなどによっても異なりますが、これらプラットフォームの人気のポイントとしては、やはり登録者数やソーシャルメディア、得意分野などの選択肢が多く、インフルエンサーに直接アクセスできるところに集中しているようです。

 

ユーチューバーへ特化した派遣会社


日本において、小学生の憧れの職業にユーチューバーが上位に入るというニュースが一時ありましたが、海外でもユーチューバーの活動は活発化しています。
そして、ユーチューバーに商品やサービスを宣伝してもらうことは非常に有用であるという認知も広がっています。

そのような中、ここ数年、欧米で目立った動きを示しているのが、ユーチューバーなどのインフルエンサーに特化した派遣会社です。
ユーチューバーを派遣する上でのミッションは、「クリエイターやインフルエンサーがキャリアとして成り立つための手助けをして」、なおかつ「企業が求めるブランディングやイメージ戦略に沿った人材を提供する」ということです。

例えば、ロンドンの「Social Circle Media」は、インハウスで営業マーケティング部門を設けユーチューバー派遣業界で名を馳せている会社です。
ここが一般的なインフルエンサープラットフォームと大きく違う点は、選りすぐりのインフルエンサーのみをしっかりサポートし、さらに企業に要望に沿ってユーチューバーを派遣するだけではなく、Youtubeのコンテンツ監修やPV数増加のアドバイスまで行い、トータルでのサポートを提供していることが挙げられます。
これによってきめ細やかなマッチングが実現できる上に、マッチングした後のアフターフォローを行い、そもそもの目的であるユーチューブを使用した販促を成功に導いています。

 

まとめ

欧米では、市場に拡大に伴い、インフルエンサーを対象としたプラットフォームサービスや人材派遣会社は出現、さらには独自のサポートなどを加える進化が起きています。日本においても、インフルエンサーマーケティングを請負ったりコンサルティングサービスをはもちろん、海外のようにプラットフォームサービスなども展開されています。
今後、マーケティング・販促担当者は、これらインフルエンサーマーケティングの新たなサービスの動向を追う必要が出てくるかもしれません。
また、消費者に対する販促効果の高さからインフルエンサーマーケティング市場は拡大し、それに伴うサービスの充実度も増幅すると予想されます。となると社内のマーケティング・販促担当者にとってはインフルエンサーマーケティング実施のハードルが下がり、市場はさらに盛り上がりを見せる可能性が高いでしょう。

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