【派遣デザイナーの採用・活躍】ワークライフバランス満足度は、実は「派遣社員」が最も高い

昨今大きなニュースとなっている労働人口の減少。これは正社員のみならず、派遣社員についても同様の問題が起きています。さらには、派遣社員は、労契法派遣法の問題も絡み、どのように人材を確保し、かつ継続して活躍してもらうかが非常に悩ましい問題となっています。これは、事務職などの派遣だけなく、デザイナーをはじめとしたクリエイティブ職種の派遣でも同様です。
今回は、なぜ「派遣」で働くのかという点を踏まえつつ、派遣デザイナーの採用・活躍につながるポイントをご紹介します。

 

派遣社員はなぜ「派遣」で働くのか?

もちろん、全員が全員同じ考え方・理由で派遣社員として働いているわけではありません。それは正社員やフリーランスであってもそうでしょう。そのうえで、とはなるのですが、やはり時代背景としての傾向も見られるのも確かです。

たとえばリーマンショックから東北大震災にかけての2010年前後。
このときの不況下では、正社員の募集が激減し、それ故に派遣社員という働き方を選んだ方も多かった時代でした。

翻って昨今。
有効求人倍率はバブル期を超える求人超過。正社員の求人も非常に多い状況となってきました。「転職35歳説が崩壊」=転職可能年齢が上昇しつつあるといったニュースもここ最近の話ですが、これも正社員採用の人手不足からくる話題と言えるでしょう。
そのような中で「派遣」で働く方のニーズはと言うと、やはり正社員にはない魅力を求めて、あえて正社員でなく派遣を選ぶ形になります。

それでは、派遣を選ぶ方は、派遣の何に魅力を感じているのでしょうか。

2017年1月にエン・ジャパン株式会社が非常に興味深い調査結果を発表しました。
雇用形態別の【ワークライフバランスの満足度】です。

 

ワークライフバランスの満足度、最下位は「正社員」

エン・ジャパン株式会社では毎年、自社が運営する派遣の求人サイト『エン派遣』にて、ユーザーにアンケートを取ってワークライフバランスに関する調査を行っています。

2017年1月26日に発表された調査結果(有効回答数:1,678名、調査期間:2016年11月24日~12月27日)によると、雇用形態別で【ワークライフバランスの満足度】が最も低かったのは、最も待遇が良いはずの【正社員】

「現在のワークライフバランスはいかがですか?」という問いに対し、「悪い」という回答が全体の半数近くの40%に上り、逆に「良い」と答えた人は22%しかいませんでした。

ちなみに、ワークライフバランスが「悪い」と答えた正社員の人に、どのようにしたら改善するかを質問したところ、「仕事の割合を減らす」という回答が66%に上りました。

<参考サイト>
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2017/3448.html

 

1位は8年連続で「派遣社員」

働き方に不満を持つ人が多かった正社員とは対照的に、ワークライフバランスの満足度が最も高かったのは【派遣社員】でした。エン・ジャパン株式会社のプレスリリースによると、8年連続で不動の1位なのだとか。

派遣社員で、現在のワークライフバランスについて「良い」と答えた人は全体の47%でした。つまり、派遣で働く人のほぼ2人に1人が「今の働き方に満足している」ということになります。

また、「勤務時間・勤務日数についてどう感じていますか?」という質問に対しては、派遣社員の66%が「ちょうど良い」と回答。一方、正社員で同じ回答を選んだ人は44%にとどまり、逆に「長い」と答えた人が半数以上の56%もいました。
このアンケート結果からも、「拘束時間が長いとワークライフバランスの満足度が下がる」ということが伺えます。

 

総務省調査からも見える、派遣社員の希望

2015年の総務省による調査では、正社員になりたくてもなれず、仕方なく非正規雇用を選んで働いている人(不本意非正規)の割合が、非正規雇用労働者全体の16.9%という結果になったそうです。
これは逆に、83.1%の非正規雇用労働者は、あえて正社員ではなく、その働き方を選んでいるということを意味します。

実際、アルバイトや派遣では、正社員では難しい働き方・・・例えば「週3日+1日4時間」といったような極端な時短勤務も可能で、ワークラフバランスを調整しやすい働き方と言えます。

家族と一緒に過ごす時間、あるいは自分の趣味にあてる時間を大切にし、プライベートを充実させたいと考えている人は、正社員という雇用形態にこだわらない傾向が強いようです。
また、そうしたプライベート重視派の非正規雇用労働者は、自分自身で働き方を決めていることから、ワークライフバランスの満足度が高くなっていることが伺えます。

 

派遣社員の採用力UP・活躍UPに必要なことは?

冒頭でも触れた通り、時代背景や、同じ時代であっても人それぞれで「派遣」という働き方を選ぶ理由は異なります。
しかしながら、現在は、多くの方が「ワークライフバランスを良いと思い」、かつ「派遣という働き方を自発的に」選んでいる現状があります。

その点では、正社員同様に週5日働きさらには残業も・・・という働き方ではなく、派遣デザイナーには派遣デザイナーの就業スタイルを、可能であれば各派遣デザイナーごとにカスタマイズした、各自のワークライフバランスを考慮した就業時間・条件の調整が、採用・活躍に直結すると言えます。

働き方改革の大号令によって、正社員の就業時間・働き方の見直しを多くの企業が行っていると思います。
同様に、もちろん可能な範囲でとなりますが、派遣デザイナーの就業条件・働き方を見直すいい機会かもしれませんね。

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