【人事必見】会社説明会でグラレコを使ってみました!メリットと活用法をご紹介

【人事必見】会社説明会でグラレコを使ってみました!メリットと活用法をご紹介

今回は、下記にあてはまる人事・採用担当の方にぜひご覧いただきたい事例のご紹介です!

・会社説明会を行っているが、選考に進んだ場合、候補者との理解度に差がある
・クリエイティブな事業を行っているが、講義のような会社説明に終始している
・新しいツールを導入して、説明会を改善していきたい

学生の会社理解へのギャップに悩む、ユウクリ人事・長岡が会社説明会でグラレコを採用。実際に自分がグラレコをされてみて感じたメリットや採用業務での活用法などをお話します。▶グラレコとは?

また今回のグラレコは、営業1年目でグラレコのメリットを身につけるべく修行中の本田が担当。グラレコができるとビジネスに活かせるらしい?!

定形の説明会ではなく、学生も自分もワクワクする内容にしたい

人事長岡

ユウクリ人事・長岡

- まずは人事・長岡に話を聞いていきます。新卒向け会社説明会はいつごろから実施していますか。

私が入社したのは昨年7月からで、新卒・中途採用、研修企画立案、労務や総務など、基本的にバックオフィス全般関わっています。新卒向けの会社説明会は昨年12月から始めて、現在2月後半ですがトータルで15回目です。グラレコを使ったのは今回が初めてでした。

- グラレコを使いはじめたきっかけは何だったのでしょう。

まず「ヤプリ」様の事例インタビューを見て、グラレコの存在を知りました。
ユウクリはデザイナー職を中心としたクリエイティブ特化の人材や業務委託サービスを扱っています。しかし当時開催していた説明会は業務内容や事業内容の説明に終始し、クリエイティブ要素が薄かったのです。また学生はもちろん、実施している自分も含めてワクワクするような内容にしたいと考えていたところ、それが叶うのが「グラレコだ!」と思いつき取り入れました。

グラレコは“学生の主観と会社が伝えたいことのズレを修正するツール”

- 長岡さん自身のモチベーションにも関わっていたのですね。採用での具体的な課題はありましたか。

学生のユウクリへの会社理解にギャップがあったのです。
まず学生は説明会に参加⇨エントリー⇨一次面接(人事・長岡)⇨二次面接(マネージャー陣)という流れを取っています。特に二次面接の際に、学生のユウクリに対する理解不足を切実に感じていたので、それを解決したいと考えていました。

ユウクリは、クリエイターに特化した人材会社でありながら、業務委託サービスやeスポーツ人材事業、スタジオ運営事業なども扱っております。クリエイティブの力で企業の課題解決に貢献するべく、多岐にわたるサービスを展開しているのが特徴です。
しかし、このような説明を学生にしても、ピンと来ていない部分があり、ユウクリ=「クリエイターに寄り添う」といった、学生の主観によって理解をされてしまうことが多かったのです。

- 学生へ会社の理解度を上げるツールとして期待していたのですね。完成したグラレコを見たとき、どう感じましたか?

めっちゃテンション上がりました笑。自分がしゃべっていることが形になるんですよね。良い悪いではなく、“第三者から評価をもらえた”ということが良かったです。今回グラレコは、ユウクリの営業でグラレコ練習中の本田にお願いしました。

採用説明会グラレコ

会社説明会グラレコ

完成したグラレコを見ると、自分が話していることがこんな風に伝わっているんだと嬉しく思いました。純粋にワクワクしましたし、学生が喜ぶと思いました。メモしてもなかなかあとで読まないですよね。しかしグラレコだと1時間半の内容の要点がまとめられていますし、また学生が振り返るときにも、こちらが作成しているものなので伝えたい意図が伝わりますグラフィックレコーダーの本園さんもお話されていますが“学生の主観とユウクリが伝えたいことのズレを修正するツール”だと感じました。

- 課題は解決されましたか?

現在、グラレコ説明会実施⇨エントリー⇨一次面接の選考中となります。

現状の感想としては、まずエントリーシートや一次面接のディスカッションで、対企業目線の話が出てくるようになりました。グラレコに関するアンケートも取ったのですが、わかりやすかったという好意的なコメントばかりです。志望者としてはそう書くしかないのかもしれませんが…笑。ただ私がグラレコを使用した目的をちゃんと理解した上で感想をくれている学生もいますね。重要なポイントが明確になった、自分なりにはどう解釈したのかなどの感想をもらえています。説明会で“クリエイティブはワクワクさせるもの、わかりやすくできるもの”と説明したのですが、まさにグラレコのことですね、と書いてくれた学生もいました学生にグラレコを通してクリエイティブの強みを体験してもらい、入社後も体験を仕事に活かしてもらえたらと思っています

来週から二次面接の選考に入りますが、マネージャー陣の反応が楽しみですね。「学生のユウクリへの理解度が変わった」と言われるのを期待しています。

- 二次選考での反応はまたマネージャー陣にも話を聞いて、続報をお伝えしたいと思います!

グラレコを繰り返して説明会をブラッシュアップ

- グラレコをやってみて、今後改善したいことなどありましたか?

改善というわけではないのですが、今回のグラレコはユウクリ営業である本田にお願いしました。ただ、本田はもちろん会社の業務や理念を理解していますよね。もしこれがユウクリのことをそこまで知らない外部のレコーダーであった場合、どう伝わるのかな?ちゃんと伝わるのかな?と思いました。ぜひ別のレコーダーでも実施してみたいですね。

- たしかにグラレコは、今回の場合だと1時間半の内容を1枚絵にまとめるので、かなり内容が抽象化されます。レコーダーにも主観があるので、どの情報を取捨選択してまとめていくかの判断が仕上がりに大きく関わってきますね。

今回は会社のことをわかっている本田に依頼し、基本的な意識が合っているので修正したいところはほぼなかったです。しかし、もし外部のレコーダーであれば、自分の説明会での伝え方が悪ければ、要点をつかんだグラレコにはなりませんよね。なので、外部のレコーダーでグラレコを実施することによって、説明会をブラッシュアップしていくのも面白いかなと思っています。ここが伝わってなかった!と反省になりますしね

また、今回は説明会を1枚にまとめてもらったのですが、2枚だとどうなのだろう?など、枚数を増やすことで情報量の調整もできるのではないかと思いました。

- グラレコを採用説明会で使用するのにおすすめの企業はありますか。

これから入社する学生たちをワクワクさせたい!とか、理念・ビジョンをしっかりと持っている企業にはおすすめです。理念やビジョンをわかりやすく噛み砕き、業務内容に落とし込んだグラレコがあれば、学生の理解と会社として伝えたいことのギャップを埋めやすいのではないでしょうか。

- 人事として、これからグラレコを使ってやってみたいことがあれば教えてください。

今回は新卒採用の会社説明会で使ったのですが、中途採用でも使ってみたいと思います。今回のグラレコ単体を配布することも考えたのですが、説明会を動画で配信して、振り返り用にグラレコがある形が理想的かなと思いました

また新卒採用で美大出身の学生だけを集めて、選考でグラレコを書いてもらうという企画も考えていて、今からワクワクしています。ぜひクリエイティブ採用を実施している企業でも実施してみてもらいたいですね。

- 何度かグラレコの事例取材をしていますが、グラレコを一度使うと、今度はこんなことをやってみたいと他の企画がどんどん湧いてくるんですよね。他の企業様の採用でグラレコを使った事例や結果も聞いてみたいですね!グラレコ談義をしたい方はぜひユウクリまでご連絡くださいませ。お待ちしています。

次はグラレコを担当した営業の本田にも話を聞いていきます。

グラレコはビジネスに必要な「論理的にまとめる力」を身に着けられる

- グラレコをはじめたきっかけは何だったのでしょうか。

はじめてグラレコを見たとき、自分でもできるんじゃないかと思ったんです笑
長岡さんと同じで、ヤプリ様の事例でグラレコを知りましたが、レコーダーの本園さんのお話を聞いて、グラレコを書く側のメリットを身に着けてみたいと思っていたのです。そのため最近、自分が受けたセミナーの内容をグラレコしてみたりしていました。

- 実際にやってみて具体的にどんなメリットを感じましたか。

私は話をまとめる力が弱いと思っています。

営業としてのキャリアは1年ほどで、論理的に話を伝えるのがそこまで得意ではなく、先に準備をしておかないと難しいと感じていました。
そんなとき、グラレコがその場でリアルタイムに話をまとめていると知り、この力を身に着けて業務に活かしたいと思ったのです。そしてレコーダーの本園さんの本を読み始めてグラレコを勉強するようになってから、よりメリットを感じるようになりました。

たとえば吹き出しひとつ取っても、ふわふわの吹き出しとトゲトゲの吹き出しを使い分れば、文字情報に頼ることなくポジティブな感情やマイナスな感情を表せます。絵にすることで情報を簡素化できますよね

また、話の全体像をつかみやすくなったと思います。
話を要素ごとにまとめるときに、4つ項目があったとして「1つ目の内容と4つ目の内容は同じ図でまとめられる」とか「内容が重なっている」とか、グラレコをやっているうちに気づくようになりました。長尺の話をまとめようとすると、要点がどこなのかを考えなければならないので内容の理解も深まります

- 今回はどのようにグラレコしたのでしょうか。

リアルタイムではさすがに難しかったので、説明会の動画を提供してもらい、それを見ながらグラレコしました。リアルタイムでやるのは本当にすごいと思います!

今回のやり方は、まずは全体の要点をまとめ、短い単語の箇条書きで要素を書いていきました。また、その場ですべての絵を考える余裕がなかったので、絵が思いついたところは書いて、ほかの絵はあとで考えました。

クリエイターファースト

- グラレコするときに意識したことはありますか。

 

長岡が人事として伝えたいワードを、どこに入れたら効果的なのかを考えました。

たとえばユウクリは「クリエイターファースト」という言葉を大事にしていますが、この言葉に引っ張られてしまい、学生に会社が正しく理解されていないという課題があると聞きました。クリエイターに寄り添うのはもちろんですが、一方で企業側の本質的な課題を解決するという側面もあり、その部分がなかなか学生に伝わらないと聞いていたのです。

話をまとめるときに、自分以外の視点を持つことができる

- 長岡も話していましたね。やってみて難しかった部分はありますか?

 

1時間超の内容をどうやって1枚におさめるのか?ということです。3時間ぐらいかけて、書いたり消したりを繰り返しました。下手したら学生よりも真剣に話を聞いているのではないかと思います…笑

グラレコに書いた言葉は、長岡が作成した説明会スライドそのままではありません。スライドそのまま書いてしまうと、全然まとまらない。話の大枠をつかみ、グラレコにするべき部分を精査して、新たな括りを作るイメージです

たとえば「人材育成の社内制度」は学生が気になるよな?と思ったのです。そこからつなげている「目標達成に向けて取り組める人材」「経営視点を持てる人材」という部分は人材に対するユウクリの考え方になります。それに対して、右にある「求める人物像」は、学生がエントリーの際にヒントになったらいいなと思い、私が入れました

求める人材
このワード重要だよ!こういう言葉を大切にしてエントリーシートを書いたらいいんじゃない?など、学生が活用できるような視点のグラレコを意識していました

- 人事の立場に立ちつつも、学生の視点にも立って書いていたのですね。長岡との連携も取れて良いグラレコになったのかもしれません。ただ自分がユウクリ社員として会社のことは充分知っているので、気持ちをリセットするのが難しかったのではないですか。

 

そうですね。逆に会社のことをよく知っているからこそ、説明会スライドに引っ張られないように気をつけました。特に自分が所属している業務委託サービスの説明は、いつもお客様に話しているので、雑念が入ってしまって難しかったです。

営業に活用し、数字につなげていきたい

- 今後グラレコをどのように使っていていきたいですか?

まずは社内会議を、リアルタイムでまとめられるくらいにはなりたいですね。

また自分は営業なので、グラレコを数字につなげたいです。たとえばヒアリングした内容を「ここを削減できますよ」というふうに、企業様に対してわかりやすくまとめて共有したいですね。可視化することで、そこからさらにコミュニケーションが生まれますし、情報共有が活性化します。グラレコサービス自体を紹介する自分としても、実際にグラレコを体験してもらって、お客様に価値を伝えていきたいです。

- 今後の成長ぶりも楽しみです!

その他のグラレコの事例はこちらからご覧いただけます。

ユウクリのグラレコサービスはプロが手掛ける!

ユウクリの「グラレコ」サービスは、”プロデザイナー”が手掛けるため、
「グラレコ」を作成したあとに、ブラッシュアップした「成果物」まで一貫して制作することが可能
そうすれば、社外に出せるクリエイティブとして活用でき、企画・開発・マーケティング施策にすぐ取り入れることができます!

例えばこんなケースで活用し、成果物まで制作

・企画会議で出るジャストアイデアをビジュアル化!
→後日、デザイン案へブラッシュアップ

・テキストが多く読まないと伝わりづらい説明資料をデザイン化!
→後日、パワポ提案書へブラッシュアップ

・ユーザー参加型のワークショップ内容をそのまま冊子に!
→後日、開催報告書へブラッシュアップ

▶このように、「グラレコ」を成果物にまで高めての制作・納品が可能です。

グラレコのご依頼はこちら!お気軽にご相談ください

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株式会社ユウクリ
tel:03-6712-7970
mail:kyujin@y-create.co.jp

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