815名のクリエイターにコロナウイルスにおけるアンケート調査を実施しました

815名のクリエイターにコロナウイルスにおけるアンケート調査を実施しました

クリエイターワークス研究所では、800名を超えるクリエイターを対象に、コロナウイルスの影響についてアンケートを実施いたしました。本調査は正社員、フリーランス、派遣社員、求職者など働き方を分けて実施しております。雇用形態別に影響がことなり、生活における懸念点等の傾向も分かる形となりました。

【正社員】

◆業務量について
業務量が「減少した」との回答が50.8%と半数以上を占めました。「変化なし」は40.5%となりましたが、調査後の5月7日に非常事態宣言が延長されたことから、今後は徐々に影響が広がると思われます。

◆働き方について(複数選択可)
勤務先の在宅勤務導入の割合が80%を超えています。クリエイティブ業務は比較的、PC環境等が整うと在宅勤務を導入しやすいこともあり、高い傾向となりました。

【フリーランス】

◆業務量について
「業務量の減少」が71.4%、今後の予測も「減少見込み」が83.9%という回答となりました。イベント中止や店舗の休業等での販促減少を背景に、業界全体的に業務量の減少傾向ですが、フリーランスは顕著に影響が出ています。

◆収入について
業務量減少に伴い、アンケート実施時の「収入の減少」が66.3%、今後の予測では85.4%が「収入が減少する見込み」と回答し、影響が大きい状況です。

◆今後の対応について
上記のような影響を受けながらも、75.1%はフリーランスを継続を考えています。現在の状況で収入減は避けれないため、対応策として「派遣やアルバイトで働く」といった、一時的な収入確保を行う声が多く聞かれました。
また、次に多く割合を占めた回答が「節約して様子を見る」となり、給付金などの支援制度の活用を検討しているようです。経済産業省が開始した「持続化給付金」が、個人事業主も対象となっている点が大きいと思われます。

【派遣社員】

◆契約への影響
アンケート実施時は、79.1%が自身の契約に対して影響はないと回答しています。現在、多くの派遣社員は2020年4月1日施行の同一労働同一賃金制度に伴い、4月~7月の3ヶ月契約で働くケースが多い状況です。4月下旬時点ではまだ自身の契約について影響が出ていないものの、「7月以降の契約更新はないのではないか」など、不安の意見が非常に多く見られました。

◆勤務状況の変化
正社員同様、在宅勤務導入が45%と一番高い数字となりました。また、その他の内容を確認していくと自宅待機の割合も多く、補償面での不安の声も多く上がっています。

【求職中】


◆転職活動の継続
57.8%が転職活動中と回答し、32.1%は転職活動を行いたいと思っているものの、様子を見ている状況です。

◆転職活動への影響
自身の転職活動に、何かしらの影響があったと答えた割合が90%以上となっています。特に多いものが「求人数の減少」と「選考中の求人の採用中止の」となり、採用環境が急激に悪化しているものと伺えます。
また、面接の延期等もあり、選考期間のが長期化が多く見受けられました。

【ユウクリの取り組み】

ユウクリではクリエイターの活躍促進および、企業のクリエイター活用の促進のため、様々な対策・サービス提供を実施してまいります。

▼フリーランスクリエイター×短期的にクリエイターを増員したい企業▼
1日だけ・1日~数日の短期派遣サービス「クリプラス」「クリプラスリモート」
https://www.y-create.co.jp/blog/consultant/8356.html

▼フリーランスクリエイターと、外注クリエイターを探している企業をつなぐ▼
デザイナー・ライター・クリエイター専門のアウトソーシングサービス
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▼派遣クリエイター×リモートワーク導入企業▼
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▼オンライン面談などのサポートも実施します▼
デザイナー・クリエイター特化の人材紹介サービス
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【調査概要】

◆調査期間
2020年4月10日(金)~4月19日(日)

◆調査対象
ユウクリに登録するクリエイター

◆調査方法
インターネット調査