「デザインを依頼したのに、イメージと違うものが…」そんな経験はありませんか。
デザインの外注は、依頼先の選定ミスやコミュニケーション不足で、期待した成果物が得られないケースが少なくありません。
しかし、適切な準備と依頼先の見極め方さえ知れば、失敗は防げます。
本記事では、デザイン依頼で失敗しないための依頼先の選び方から、コピペで使えるテンプレートや例文まで網羅的に解説します。
この記事を読めば、誰でもスムーズに依頼ができるようになりますので、ぜひご一読ください。
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デザインの依頼でよくある失敗例3選

デザインを外部に依頼する際、多くの企業が同じような失敗を経験しています。
まずは、どのような失敗が起こりちなのかを具体的に把握し、同じ轍を踏まないための対策を練りましょう。
ここでは、代表的な3つの失敗例をご紹介します。
安さ重視で選んだら品質が低い
デザイン依頼で最も陥りやすい失敗が、価格の安さだけで依頼先を選んでしまうケースです。
もちろん予算管理は重要ですが、極端に安価な見積もりには注意が必要です。
相場より安すぎる背景には、経験の浅いデザイナーが担当する、あるいは修正回数に厳しい制限があるなど、何らかの理由が隠れていることがほとんどです。
その結果、納品されたデザインの品質が低く、ビジネスで使えるレベルに達していない、といった事態を招きます。
結局、何度も修正を依頼することになり、追加費用やコミュニケーションコストが発生し、かえって高くつくことも少なくありません。
安かろう悪かろうの典型的なパターンと言えるでしょう。
意図が伝わらず手戻りが多発
発注者側と制作者側のコミュニケーション不足も、プロジェクトが失敗する大きな要因です。
例えば、発注者が「かっこいいデザイン」といった抽象的な言葉で依頼してしまうと、制作者は具体的なイメージを掴めません。
制作者側も、依頼の背景や目的を深くヒアリングしないまま作業を進めると、認識のズレが生じます。
このズレに気づかないまま制作が進むと、初稿が上がってきた段階で「イメージと全く違う」となり、大幅な手戻りが発生します。
何度も修正を繰り返すうちにスケジュールは遅延し、お互いに疲弊してしまうでしょう。
これは、依頼時の情報共有が不十分であったために起こる失敗です。
事業理解がなく成果に繋がらない
デザインの目的は、単に美しいビジュアルを作ることではありません。
ターゲットに情報を届け、行動を促し、最終的にビジネス上の成果(売上向上や認知度アップなど)に貢献することにあります。
しかし、依頼先が発注者の事業内容や業界の特性、ターゲット層への理解が浅いままデザインを制作すると、的外れな成果物が出来上がってしまいます。
たとえ見た目が洗練されていても、ターゲットの心に響かず、誰の行動も喚起しないデザインでは意味がありません。
これは、パートナーとして事業に伴走する視点が欠けている場合に起こる失敗です。
【比較一覧表】デザイン依頼先の種類とメリット・デメリット

デザインを依頼できる先は、大きく分けて4つの選択肢があります。
それぞれにメリットとデメリットが存在するため、自社の目的や状況に合わせて最適な依頼先を選ぶことが重要です。
ここでは、各選択肢の特徴を表にまとめ、簡潔に解説します。
| 依頼先 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 制作会社 | ・品質が安定している ・ディレクターが在籍し進行管理を任せられる ・幅広い領域に対応可能 |
・費用が高額になりやすい ・制作期間が長くかかる傾向がある ・柔軟な対応が難しい場合がある |
| フリーランス (個人) |
・費用を抑えられる場合がある ・特定の分野に強みを持つ人がいる ・直接やり取りできるため、話が早い |
・スキルや信頼性の見極めが難しい ・リソースに限界があり、大量の依頼は困難 ・廃業や連絡途絶のリスクがある |
| クラウドソーシング | ・手軽に発注でき、費用も安価 ・コンペ形式で多くの提案を集められる |
・品質のばらつきが非常に大きい ・スキルや実績の真偽を判断しにくい ・継続的な依頼には不向き |
| 専門外注チーム | ・品質とリソースが安定している ・ディレクターが窓口となり、管理が楽 ・事業理解に基づいた継続的な支援が可能 |
・単発の依頼では割高になる場合がある ・サービス提供会社がまだ少ない |
制作会社
デザイン制作会社は、デザイナーやディレクター、エンジニアなど各分野の専門家が在籍しており、組織としてプロジェクトに対応します。
そのため、品質が安定しており、大規模なプロジェクトや複雑な要件にも対応できる点が強みです。
ディレクターが進行管理や品質管理を担うため、発注側の負担が少ない点もメリットでしょう。
一方で、間接コストがかかる分、費用は高額になる傾向があります。
また、社内プロセスが確立されているため、急な仕様変更などには柔軟に対応できない場合もあります。
フリーランス(個人)
フリーランスは、個人で活動するデザイナーです。
特定の分野(例:ロゴ専門、UI/UX専門など)に特化した高いスキルを持つ人も多く、直接やり取りできるためコミュニケーションがスムーズな点が魅力です。
また、制作会社に比べて費用を抑えられる可能性もあります。
ただし、そのスキルや実績、信頼性を発注者側が見極める必要があります。
個人のためリソースに限界があり、急な依頼や大量の案件を同時にこなすのは難しいでしょう。
また、体調不良や廃業といったリスクもゼロではありません。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、インターネット上で不特定多数の人に業務を発注できるプラットフォームです。
最大のメリットは、手軽さと費用の安さです。
コンペ形式を利用すれば、比較的安価な予算で多くのデザイン案を集めることも可能です。
しかし、登録者のスキルは玉石混交であり、品質のばらつきが大きく、選定する企業側に工数がかかるのがデメリットです。
また、制作者の顔が見えにくく、深いコミュニケーションを取りながら進める継続的なプロジェクトには不向きと言えます。
専門外注チーム
専門外注チームは、企業が審査・選定したプロのデザイナー陣を、専属のディレクターを通じて チームとして活用できるサービスです。
制作会社のような品質の安定性と、フリーランスのような柔軟性を両立できる点が特徴です。
ディレクターが窓口となって案件を差配するため、発注者はリソースや品質の心配をする必要がありません。
継続的に依頼することで事業理解も深まり、強力なパートナーとなり得ます。
一方で、単発の小さな依頼の場合は、他の選択肢より割高になる可能性があります。
失敗しないデザイン依頼先の選び方!5つの比較ポイント

自社に最適な依頼先を選ぶには、どのような基準で比較検討すればよいでしょうか。
ここでは、依頼先を選定する上で特に重要となる5つの比較ポイントを解説します。
これらの基準を持つことで、数ある選択肢の中から自社の課題解決に最も近いパートナーを見つけられるでしょう。
ポイント1:実績やポートフォリオは自社のテイストと合っているか
まず確認すべきは、依頼先が過去にどのようなデザインを手がけてきたか、という点です。
実績やポートフォリオをチェックし、自社が求めるデザインのテイストや業界・業種での実績があるかを確認しましょう。
どれほど有名な制作会社やデザイナーであっても、得意とするスタイルが自社のブランドイメージと異なっていては、期待する成果物は得られません。
実績の「量」だけでなく、自社との「相性」という「質」の部分を重視して判断することが重要です。
ポイント2:コミュニケーションは円滑か(ディレクターの有無)
デザイン制作は、発注者と制作者の共同作業です。
円滑なコミュニケーションが取れるかどうかは、プロジェクトの成否を分ける極めて重要な要素です。
特に注目すべきは、専門のディレクターが在籍しているかという点です。
ディレクターは、発注者の曖昧な要望を汲み取り、デザイナーが理解できる具体的な指示に翻訳する役割を担います。
ディレクターが介在することで、コミュニケーションコストが大幅に削減され、手戻りのリスクを最小限に抑えることができます。
ポイント3:料金体系は明確か(見積もりの内訳)
料金体系の明確さも、信頼できるパートナーを見極める上で重要です。
見積もりを依頼した際、「一式」といった曖昧な記載ではなく、どの作業にどれくらいの工数(費用)がかかるのか、その内訳が明確に提示されるかを確認しましょう。
また、修正はどこまでが基本料金に含まれ、どこからが追加費用となるのか、その範囲を事前にすり合わせておくことも不可欠です。
料金体系が不明瞭なまま進めると、後で高額な追加請求をされるといったトラブルの原因になります。
ポイント4:継続的な依頼も可能な安定した体制か
デザイン業務は、一度きりで終わるものではありません。
Webサイトの更新、新規サービスのLP制作、広告バナーの追加など、継続的に発生することがほとんどです。
そのため、依頼先が継続的な案件にも対応できる安定した体制を持っているかは、中長期的なパートナーシップを築く上で非常に重要です。
個人のフリーランスの場合、リソースが逼迫して対応できないリスクがありますが、制作会社や専門外注チームであれば、組織として安定したリソースを提供できるでしょう。
ポイント5:課題解決のための「提案力」はあるか
最も重要なのは、依頼先が単なる「作業者」ではなく、共に課題を解決する「パートナー」となり得るかという点です。
発注者の指示通りに作るだけでなく、「こちらの目的を達成するためには、こういうデザインの方が効果的ではないか」といった専門家としての提案力があるかを見極めましょう。
こちらの事業内容や目的に深く関心を持ち、デザインの力でどう貢献できるかを一緒に考えてくれる、そんな提案力のある依頼先こそが、ビジネスを成功に導く真のパートナーとなります。
「結局、どこに頼むのがベストなの?」
貴社の状況をヒアリングし、最適な依頼形態をご提案します。
デザインを依頼する時に使える項目とテンプレート

依頼先が決まったら、次はこちらの要望を正確に伝える準備が必要です。
優れたデザインは、優れた依頼書から生まれます。
デザイン依頼書に含めるべき8つの必須項目と、その書き方を具体的に解説します。
これをテンプレートとして活用すれば、認識のズレを最小限に抑えることができます。
1.制作目的:このデザインで何を達成したいのか?
最も重要な項目が、デザインを依頼する「目的」です。
なぜこのデザインが必要なのか、このデザインを通じて何を達成したいのかを明確に言語化しましょう。
例えば、「新商品の認知度を上げたい」「Webサイトからの問い合わせ数を増やしたい」「ブランドイメージを刷新したい」など、具体的なビジネス上のゴールを共有することが重要です。
目的が明確であれば、デザイナーもその達成のために最適な表現を考えることができます。
2. ターゲット:誰にどんな印象を与えたいのか?
そのデザインを「誰に」届けたいのかを明確にします。
ターゲットの年齢、性別、職業、興味関心などを具体的に設定しましょう。
さらに、そのターゲットに「どのような印象を持ってほしいのか」も伝えます。
例えば、「30代女性に、信頼感と高級感を与えたい」「若手ビジネスマンに、革新的で使いやすい印象を与えたい」といった形です。
ターゲットと与えたい印象が明確になることで、デザインの方向性が定まります。
3. デザインの要件:希望するスタイル・テイスト・カラー
デザインの具体的な要望を伝えます。
希望するスタイル(例:シンプル、ポップ、モダン)、テイスト(例:温かみのある、シャープな)、メインで使用したいカラーなどを指定します。
もしブランドガイドラインなどで、使用すべきフォントやカラーが厳密に決まっている場合は、その資料も必ず共有してください。
ここでの情報が、デザイナーがビジュアルを構築する上での直接的な設計図となります。
4. 参考資料・競合:イメージに近いデザイン例を3つ以上用意する
言葉だけでイメージを正確に伝えるのは非常に困難です。そこで有効なのが、参考資料を提示することです。
自社がイメージするデザインに近いWebサイトや制作物のURL、画像を3つ以上用意しましょう。
その際、単に「これが良い」と渡すのではなく、「このサイトの、この部分の配色が良い」「このロゴの、シャープな雰囲気が理想」といったように、どの要素を参考にしたいのかを具体的に添えると、認識のズレを劇的に減らせます。
競合他社のデザインを提示し、それらとどう差別化したいかを伝えるのも有効です。
5. 素材の有無:ロゴ、イラスト、写真などの支給素材
デザイン制作に使用できる素材(ロゴデータ、製品写真、イラスト、原稿テキストなど)が既にある場合は、その一覧を共有します。
素材が支給されるのか、それともデザイナー側で準備(例:有料ストックフォトの購入、イラストの新規作成)する必要があるのかによって、見積もり金額やスケジュールが大きく変わってきます。
素材の有無と、その形式(例:ロゴはaiデータで支給可能)を事前に明確にしておきましょう。
6. 納品形式:ai, psd, jpg, pngなど必要なデータ形式
完成したデザインを、どのようなデータ形式で納品してほしいかを指定します。
例えば、Webサイトで使用するだけならjpgやpngで十分ですが、印刷物にも使用するロゴの場合は、編集可能なai(Illustrator)形式やpsd(Photoshop)形式が必要になるでしょう。
後から「あのデータも必要だった」とならないよう、デザインの用途を事前に整理し、必要な納品形式をすべてリストアップしておくことが重要です。
7. 予算:具体的にどこまで対応可能なのか
予算を伝えることに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、これは非常に重要な項目です。
予算感がわからないと、デザイナーはどこまで凝った提案をしてよいか判断できません。
上限予算を明確に伝えることで、依頼先はその予算内で実現可能な最善の提案を考えることができます。
もし予算と要望が見合わない場合でも、「この予算ならここまで可能です」といった代替案を引き出すことにも繋がります。
8. 納期:必ず守ってほしい最終デッドライン
いつまでにデザインが必要なのか、最終的なデッドラインを明確に伝えます。
ただし、無理なスケジュールは品質の低下やトラブルの元です。
デザイン制作には、ヒアリング、ラフ案作成、本制作、修正対応といった工程があり、相応の時間が必要です。
発注者側の確認やフィードバックの時間も考慮に入れ、可能な限り余裕を持ったスケジュールを設定することが、質の高い成果物を生む秘訣です。
デザインを依頼する時に使えるメール例文集

依頼書が準備できても、実際にどのようなメールを送ればよいか迷うこともあるでしょう。
実際のビジネスシーンを想定し、コピペして使える具体的なメール文面を3つのシーンに分けてご紹介します。
これらを参考に、スムーズなコミュニケーションをスタートさせましょう。
新規制作を依頼するときの例文
初めての相手に依頼する際は、丁寧な挨拶と共に、依頼の背景と要件を明確に伝えることが重要です。
依頼書(オリエンシート)を添付し、見積もりとスケジュールを依頼する流れが一般的です。
件名:
新規LPデザイン制作のお見積もり依頼(株式会社〇〇)
本文:
株式会社〇〇(相手の会社名)
〇〇様
はじめまして。
株式会社〇〇(自社名)の〇〇(自分の名前)と申します。
貴社の制作実績を拝見し、ぜひ〇〇(例:新サービス「△△」のLPデザイン)についてご相談させていただきたく、ご連絡いたしました。
弊社は〇〇(自社の事業内容)を展開しており、この度、〇〇(依頼の目的)を目的としたLPの制作を検討しております。
つきましては、添付の依頼書(オリエンシート)をご確認いただき、
下記2点についてご教示いただけますでしょうか。
・お見積もり金額
・想定スケジュール(制作期間)
お忙しいところ恐れ入りますが、〇月〇日(金)までにご返信いただけますと幸いです。
ご不明点などございましたら、お気軽にご連絡ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
[署名]
デザイン修正をお願いするときの例文
デザインの修正を依頼する際は、制作者への感謝と敬意を伝えつつ、修正の意図が的確に伝わるよう具体的に指示することが大切です。
修正箇所を曖昧にせず、番号を振るなどして分かりやすくまとめましょう。
件名:
Re: 【ご確認】LPデザイン初稿のご送付(株式会社〇〇)
本文:
株式会社〇〇(相手の会社名)
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
LPデザインの初稿をご送付いただき、誠にありがとうございました。
非常に素敵なデザインで、社内でも好評でございます。
拝見した上で、よりターゲットに訴求するため、
誠に恐縮ですが、下記〇点の修正をお願いできますでしょうか。
- 1. ファーストビューのキャッチコピー
・現状:「〇〇〇〇」
・修正後:「△△△△」(テキストファイル添付)
・意図:ターゲットのベネフィットをより直接的に表現するため。 - 2. 料金プランのセクション(3ページ目中段)
・現状:プランAが左側
・修正後:最も推奨したい「プランB」を左側に配置し、背景色を黄色(#FFFF00)に変更してください。 - 3. お問い合わせボタンの色
・現状:青色
・修正後:視認性を高めるため、CVボタンの色を緑色(#00FF00)に変更してください。
修正箇所をまとめたキャプチャ画像も添付いたしますので、併せてご確認ください。
お手数をおかけいたしますが、ご対応のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
[署名]
Figmaでデザイン修正をお願いするときの例文
近年では、Figmaなどのデザインツール上に直接コメントを入れてフィードバックするケースも増えています。
その場合の効率的な依頼メールの例文もご紹介します。
件名: Re: 【ご確認】LPデザイン初稿のご送付(株式会社〇〇)
本文:
株式会社〇〇(相手の会社名)
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
LPデザインの初稿をご送付いただき、誠にありがとうございました。
非常に素敵なデザインで、社内でも好評でございます。
拝見した上で、よりターゲットに訴求するため、
誠に恐縮ですが、数点修正をお願いしたく存じます。
細かな修正箇所については、下記FigmaURL内の該当箇所にコメントを記載いたしましたので、
そちらをご確認いただけますでしょうか。
■Figma URL
https://www.figma.com/file/xxxxxxxxxxxxxx
■主な修正ポイント(※詳細はFigmaコメント参照)
・ファーストビューのキャッチコピー変更
・料金プランのセクションの配置変更
・お問い合わせボタンのカラー変更
修正方針についてご不明な点や、Figmaのコメントで意図が分かりにくい箇所などがございましたら、
お気軽にご連絡ください。
お手数をおかけいたしますが、ご対応のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
[署名]
急ぎの案件を依頼するときの例文
急な案件を依頼する場合は、無理なお願いであることへのお詫びと、なぜ急ぎなのかという背景を誠実に伝えることが重要です。
対応可否の判断をしてもらうためにも、納期と予算は明確に提示しましょう。
件名:
【至急】バナーデザイン制作のご相談(株式会社〇〇)
本文:
株式会社〇〇(相手の会社名)
〇〇様
いつも大変お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
この度、急遽〇〇(例:Web広告の追加出稿)が決定し、
非常にタイトなスケジュールで恐縮なのですが、バナーデザインの制作をお願いできませんでしょうか。
弊社の都合で大変申し訳ございません。
依頼内容は下記の通りです。
- ・制作物:Web広告用バナー(3サイズ)
- ・目的:新キャンペーンへの誘導
- ・納期:〇月〇日(水)AM中
- ・予算:〇〇円(税別)
- ・その他:詳細は添付の依頼書をご確認ください。
本来であれば、余裕を持ってお伺いすべきところ、誠に申し訳ございません。
もしご対応が難しいようでしたら、率直にお聞かせいただけますと幸いです。
取り急ぎ、ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
[署名]
デザインの質を上げる「伝え方」4つのコツ

テンプレートや例文を活用しても、最終的なデザインの質はコミュニケーションの細部によって左右されます。
依頼書だけではカバーできない、より円滑な意思疎通と成果物の質を劇的に高めるための「伝え方」のコツを4つご紹介します。
NG例を伝えてイメージを共有
「こんなデザインが良い」という参考例を提示することは重要ですが、同時に「こんなデザインは避けたい」というNG例を共有することも非常に有効です。
例えば、「競合のA社のような、ごちゃごちゃしたデザインにはしたくない」「寒色系を使ったクールすぎる印象は避けたい」といったNG情報を伝えることで、デザイナーは「してはいけないこと」が明確になります。
これにより、デザインの方向性をより正確に絞り込むことができ、イメージのズレを防げます。
「かっこいい」より具体的な言葉で
「かっこいい」「スタイリッシュに」「いい感じに」といった抽象的な形容詞は、人によって受け取り方が全く異なります。
このような曖昧な言葉は、認識のズレを生む最大の原因となります。
依頼の際は、できる限り具体的な言葉に分解して伝えましょう。
例えば「かっこいい」を伝える場合、「黒を基調とし、余白を多く使ったミニマルなデザインにしてほしい」「メタリックな質感と、角張ったフォントで未来的な印象にしたい」といった形です。
具体的な言葉で伝える努力が、成果物の質に直結します。
修正依頼は一度にまとめて具体的に
修正依頼の出し方にもコツがあります。
最悪なのは、修正依頼を思いつくたびに何度も小出しにする「五月雨式」の依頼です。
これはデザイナーの作業効率を著しく低下させ、関係性の悪化にも繋がります。
修正点は必ず一度社内で取りまとめ、一度の連絡でまとめて具体的に伝えるようにしましょう。
その際も、「もう少し大きく」といった曖昧な指示ではなく、「このロゴを、現状の1.2倍の大きさにしてください」と数値で示すなど、誰が見ても分かる具体的な指示を心がけてください。
デザインの意図を聞いてみよう
デザイナーから初稿が上がってきた際、意図と違う部分があっても、すぐに「修正してください」と伝えるのは得策ではありません。
まずは、「この部分を赤色にしたのは、どのような意図がありますか?」と、デザインの意図を質問してみましょう。
デザイナーは発注者の目的を達成するために、プロとしての知見やロジックに基づいてそのデザインを構築しています。
その意図を聞くことで、こちらも気づかなかった視点を得られるかもしれませんし、仮に修正するとしても、意図を理解した上で議論する方が建設的です。
相手をプロとして尊重する姿勢が、より良い関係性と成果物を生み出します。
デザインのイメージの伝え方で失敗しない方法をこちらの記事でも紹介しているので、合わせてご参考ください。
「デザインの依頼書の準備が大変…」なら、ユウクリの専門外注チームへ

ここまで、デザイン依頼で失敗しないための方法や、依頼書に記載する項目などについて解説してきました。
しかし、多忙な業務の中で、「これだけの準備をするのは正直大変だ」「そもそも依頼書をまとめる時間がない」と感じているご担当者様も多いのではないでしょうか。
もし依頼準備の手間や、品質のばらつきといった課題を根本から解決したいとお考えなら、ユウクリの「専門外注チーム」の活用が最適です。
面倒な依頼書は不要、丸投げOK
ユウクリのサービスでは、お客様が詳細な依頼書を作成する必要はありません。
経験豊富なコンサルタントが、まずはお客様のビジネス上の目的や課題を丁寧にヒアリングします。
「新商品の認知を拡大したい」といった曖昧なご相談からでも、目標達成に最適な人材チームやサービス(正社員・派遣・業務委託)をご提案できます。 面倒な準備はすべて「丸投げ」していただくことが可能です。
チーム体制でリソースが安定
フリーランスへの個人発注では、担当者のスキルやリソースに依存するため、「急な依頼に対応できない」「担当者と連絡が取れなくなった」といった属人化のリスクが常につきまといます。
ユウクリでは、厳しい基準をクリアしたプロのクリエイターがチーム体制で案件に対応します。
そのため、個人のリソースに依存することなく、急な依頼や大量の制作物にも安定して対応可能です。
お客様のビジネスの成長に合わせて、必要なリソースを柔軟に提供し続けます。
プロ人材が事業成果をデザイン
ユウクリのクリエイターは、単に言われたものを作るだけの作業者ではありません。
お客様の事業を深く理解し、「どうすれば成果に繋がるか」を一緒に考えるビジネスパートナーです。
コンサルタントとクリエイターがビジネスパートナーとして連携し、お客様のビジネス課題を解決するためのデザインを積極的に提案します。
だからこそ、見た目の美しさだけでなく、実際に成果に繋がるデザインを生み出すことができるのです。
窓口一つで管理コストを削減
複数のフリーランスに個別に発注していると連絡窓口が分散し、発注管理やコミュニケーションが煩雑になりがちです。
ユウクリなら、窓口は常にコンサルタントただ一人です。
あらゆるご依頼やご相談を貴社の担当コンサルタントが一元管理し、最適なクリエイターへ差配するため、お客様の管理コストは劇的に削減されます。
煩雑な業務から解放され、本来注力すべきコア業務に集中していただけます。
貴社のデザインに関するあらゆる業務を、丸ごとサポートします。
まずは、どんなことが実現できるかお気軽にご相談ください。
まとめ:デザイン依頼の成功は、目的を共有できるパートナー選びから
本記事ではデザイン依頼で失敗しないための依頼先の選び方から、具体的な依頼書のテンプレート、そして質の高い成果物を引き出すための伝え方のコツまで、網羅的に解説しました。
デザイン依頼の失敗は、多くの場合「コミュニケーション不足」と「パートナー選定のミス」から生じます。
これを防ぐには、依頼書で要件を明確化すると同時に、自社の目的や課題を深く共有し、共に成果を目指せるパートナーを選ぶことが不可欠です。
もし依頼の手間を削減しつつ、継続的に安定した品質のデザインリソースを確保したいとお考えなら、ユウクリの「専門外注チーム」が最適なソリューションとなります。
まずはお気軽に、貴社の課題をお聞かせください。

