経営

【企業責任を問われる健康問題に注意】クリエイターは「ワーカーズ・ハイ」に陥りがち?

ランニングなどで快感を生じる「ランナーズ・ハイ」。この感覚に似た状態で「ワーカーズ・ハイ」という言葉があります。これは長時間働いても本人の苦痛も少なく職務満足も高い状態です。しかし、その状態を会社が放置したまま健康を害すると、企業側の「責任問題」になりかねないこともあります。今回は、長時間労働などが関与するワーカーズ・ハイについて、クリエイティブ企業としての防止策や気を付けるべきポイントを解説します。

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人事必読!! 採用時に頭に入れておきたい「求人票」と「労働条件通知書」の相違の注意点

平成30年1月より「職業安定法」の改正が施行され、求人募集した企業が「求人内容」と「実際の労働条件」に相違がある場合、雇用契約前に労働条件の変更事項がわかるよう明示することが義務付けられました。労働条件が募集内容と異なる時、できるだけ早い段階で求職者に説明し、変更された労働条件での雇用契約を締結するかを考える時間を与えなければなりません。今回は、この「求人と雇用契約時における労働条件の差異」について、企業が気をつけるべきポイントを解説します。

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【働き方改革関連法 第4回】「フレックスタイム制の見直し」が、デザイナーをもっと働きやすくする!?

「フレックスタイム制」は、実は30年も前に導入された制度です。とは言え導入している会社はそこまで多くなく、「知ってる、知ってる。通勤ラッシュを避けて出社できる制度でしょ?」なんていう人も多いかもしれません。今回の「働き方改革関連法」では、このフレックスタイム制がさらに使いやすくなります。その具体的な内容と、クリエイティブ業界やクリエイター・デザイナーにとって、この制度を利用して効率よく働くヒントを紹介します。

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「副業・兼業」解禁でクリエイティブ業界はどう動く!? 経営者が押さえておくべきポイントを解説!!

平成30年1月「副業・兼業」について、企業や働き方が現行の法令のもとでどういう事項に留意すべきかまとめたガイドラインが発表されました。そのため、「副業・兼業」に関する話題が、最近ホットになってきています。また、すでに副業・兼業を取り入れている企業も少しずつ増えてきています。「副業・兼業」を自社で取り入れるにあたり、そのメリットやデメリットは何か、さらに克服すべき課題などについて解説します。

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【働き方改革関連法 第3回】 有給休暇の「取得義務化」に制作会社はどう対応すべき?

2019年4月に施行される「働き方改革関連法」の中に、「年次有給休暇の取得義務化」が盛り込まれました。「有給休暇って、実はなかなか取れない…」という人にとっては「休むことが義務!」なんて嬉しい法案のようにも聞こえます。ただ、納期や締め切りにまつわる残業や休日出勤が多めのクリエイティブ業界にとって、救世主となるのでしょうか。具体的な運用規定と期待される効果、起こりうる問題点などについて考えてみます。

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