前回(第1回~ママワーカーはおいしい人材!? 数字から見る実情とその理由~)に続き、「ママワーカー(クリエイター)」の雇用で知るべきことなどをお伝えしていきます。第2回目の今回は、ママワーカーとは切っても切れない「短時間勤務」です。前回お話ししましたが、就業希望のママワーカーは「潜在的就業希望者」を含めると、100万人以上を超えています。ただ、この「短時間勤務」制度はいろいろな問題点をはらんでおり、その現状を知る必要があります。さらに企業独自の規則を導入し、ママワーカーと企業双方のメリットにつながっている好事例もお伝えしていきたいと思います。
【働き方改革:第2回】クリエイティブ業務はどこへ? 雑務に追われ1日が終わる現場の本音
「働き方改革」が声高に叫ばれていますが、厚生労働省発表の法律案では「長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現等」との項目が設けられ、「労働時間の是正」に関する制度の見直しについて触れられています。しかし労働時間の是正だけで上手くいかないのは、もはやご承知の通りでしょう。確かに是正は急務ですが「各々のパフォーマンスを最適化する」ということを外し、「改革」には無理があるように感じます。今回はそのパフォーマンスについて考えていきたいと思います。
【100万人を超える「ママワーカー」が会社を救う!】第1回〜ママワーカーはおいしい人材!? 数字から見る実情とその理由〜
現在、国をあげて女性雇用が推進されています。特に「ママワーカー」=子供を持つ母親で、就業中あるいは就業希望の人がその対象です。「ママワーカー」の雇用は人手不足の解消、さらに会社の生産性UPや底上げにつながると期待されいます。今回は、なぜ今「ママワーカー」なのか、その実情を統計などから探り、雇用について考えていきましょう。
【ディレクター必見】「ディレクション」と「マネジメント」の違いとは?
大手の代理店や制作会社などでは、「マネジメント」と「ディレクション」の業務は別々の担当者がいるケースが多いですが、中小規模の企業では、人数の兼ね合いやキャリアによって両方を「兼務」している人も少なくありません。その場合、日々のディレクションがマネジメントの一部と重なるため、その境がとてもあやふやとも言えます。今回はこの両者の業務を把握し、比較していきたいと思います。
【働き方改革】日本とどう違う?アメリカの働き方の現状
日本は海外、特にヨーロッパなどと比べ「働きすぎ」とよく言われます。では、日本とアメリカ、どちらの方が年間平均労働時間は長いでしょうか?
実は年間の平均労働時間ではアメリカの方が長いという調査結果が出ています。日本で現在大きなテーマとなっている「働き方改革」。どのような方法をと様々な議論がありますが、日本より労働時間の多いアメリカではどんな対策が取られているのでしょうか。