【年俸制と残業代】知らないでは済まされない!? 経営者が注意するべき落とし穴

近年、給与の支払い方法として増えている「年俸制」。この年俸制は「成果主義」を最も反映できる給与体系という意味で、近年多くの企業で導入されるケースが多くなってきました。しかし、年俸制の導入の増加に伴って、「残業代未払い」の問題もそれと比例して増えているのが現状です。「正しい年俸制の知識・残業代との関係」を把握した上で行う評価こそが、成果を重視したとも言えるのです。

そのために今回は、経営者なら注意するべき年俸制と残業代の関係を解説します。

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【無期転換】経営者なら知っておくべきルール!メリットと導入問題とは

2018年4月より始まった「無期転換ルール」。言葉は知っているものの、労働者側のメリットばかりが注目されていてどうも釈然としない。このルールにおいて会社を経営する側から見た「メリット」、そして適用されることによって起こりうる問題とは一体なんでしょうか。

今回「無期転換ルール」を経営側の立場から、覚えておくとよいメリットや導入に伴って問題となっている事例を社労士である筆者がわかりやすく改めて解説していきます。

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経営者はもちろん、労働者も知っておきたい! 「専門業務型裁量労働制」を使いこなす重要ポイント

社員の効率的就労と最大成果を実現するために、「専門業務型裁量労働制」導入によって働き方改革の推進が期待される一方、不適切な導入をしている企業も多く、最近ではトラブルが多発しています。
しかし成果を重視し、柔軟な働き方を求める企業こそ「専門業務型裁量労働制」を上手く使いこなせれば企業と社員の成長につながります。そこで今回は「専門業務型裁量労働制」を取り上げ、この制度の解説と運用上のルールや導入においての注意点をお伝えしていきます。

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【企業責任を問われる健康問題に注意】クリエイターは「ワーカーズ・ハイ」に陥りがち?

ランニングなどで快感を生じる「ランナーズ・ハイ」。この感覚に似た状態で「ワーカーズ・ハイ」という言葉があります。これは長時間働いても本人の苦痛も少なく職務満足も高い状態です。しかし、その状態を会社が放置したまま健康を害すると、企業側の「責任問題」になりかねないこともあります。今回は、長時間労働などが関与するワーカーズ・ハイについて、クリエイティブ企業としての防止策や気を付けるべきポイントを解説します。

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人事必読!! 採用時に頭に入れておきたい「求人票」と「労働条件通知書」の相違の注意点

平成30年1月より「職業安定法」の改正が施行され、求人募集した企業が「求人内容」と「実際の労働条件」に相違がある場合、雇用契約前に労働条件の変更事項がわかるよう明示することが義務付けられました。労働条件が募集内容と異なる時、できるだけ早い段階で求職者に説明し、変更された労働条件での雇用契約を締結するかを考える時間を与えなければなりません。今回は、この「求人と雇用契約時における労働条件の差異」について、企業が気をつけるべきポイントを解説します。

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