派遣スタッフの採用辞退を防ぐには?~スケジュール編~

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求人ニーズの増加や派遣法の改正などにより、派遣スタッフの採用難易度が非常に高くなっています。
特に増えているのがスタッフサイドからの「辞退」。
今回は採用スケジュールの観点から、派遣スタッフの採用辞退を防ぐ方法を解説します。

 

これが派遣スタッフの採用に成功したスケジュール!

※本記事のデータは、下記データをもとにしています。
・対象:優クリエイト経由で就業が決定した方
・期間:2015年4月~2015年9月
・職種:グラフィックデザイナー
・人数:ランダムで100名抽出
・補足:3ヶ月以上の就業期間がある方のみ

○ご紹介~事前面談までの期間
弊社では、弊社オリジナルフォーマットの匿名レジュメと作品ポートフォリオでグラフィックデザイナーのご紹介をさせていただいています。
その後、いわゆる「事前面談」(あるいは「事前打ち合わせ「顔合わせ」など)を実施し、これらを経て派遣就業開始となります。

まず第一のポイントとして、派遣スタッフのご紹介をしてから事前面談を実施するまでの期間です。

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派遣スタッフの採用に成功した事例では、実に62%もの割合が、ご紹介~事前面談実施が7日以内で完結しています。

なお、ここで言う「7日」は営業日ではなく、純粋な日数のことです。
優クリエイトでは原則土日はお休みとさせていただいていますので、実質的には5営業日以内の完結と等しいと考えていただいて間違いありません。

仮に「月曜にご紹介をし、事前面談の実施日の調整に1日かかる」とすると、

月曜日・・・ご紹介

火曜日・・・ご紹介について回答をいただく

水曜日・・・事前面談の実施日の調整を行う

木曜日・・・事前面談を実施する

これに近いようなスケジュール感・スピード感での流れとなります。

○ご紹介~就業決定までの期間
上記では事前面談までの期間を取り上げました。
このあとのフローとして、派遣先・派遣スタッフ双方の意向回収、就業条件などの調整、就業開始の決定といったフローが発生します。

それでは、少し期間を伸ばして、ご紹介~就業が決定するまでは、どのようなスケジュール感となるでしょうか。

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ほぼ半数の48%は7日以内で決定しています。
14日以内までとすれば78%。約8割は2週間以内に就業決定まで到達しています。
(前述の通り、7日≒5営業日です)

派遣スタッフが辞退することなく就業決定しているケースの約半数は1週間以内に、遅い場合でも2週間以内には結論が出ていると言えます。

前述の週間のスケジュールに付け加えるのであれば、

月曜日・・・ご紹介

火曜日・・・ご紹介について回答をいただく

水曜日・・・事前面談の実施日の調整を行う

木曜日・・・事前面談を実施する

金曜日・・・就業が決定する

このようなイメージとなります。

 

背景と今後の展望

○採用スケジュールが短期化する背景
冒頭で触れたように、現在、派遣スタッフの採用が非常に難しくなっています。
この採用難易度が上がっている状況は、採用スケジュール以外の面でも表面化しています。

顕著なのが時給です。
エン・ジャパンのリリースによれば、2015年12月の時点で「25ヶ月連続で前年同月比プラス」という状況になっています。
(三大都市圏平均時給/http://corp.en-japan.com/newsrelease/2016/3162.html

現在は「求人数>派遣就業を希望している方」となっており、派遣スタッフが自分の希望に沿った求人を選びやすい状況です。
また、派遣の働き方は期間を定めて働くことから、無期雇用である正社員に比べて、就業開始後に希望に合わない点が発覚した際に離職をしやすい働き方と言えます。

そのため、様々な求人を並行して慎重に比べながら進めるというよりも、求人を厳選し、いくつかを進めつつもより早く内定したもので就業を決定する傾向が強くなっています。

そのような背景から、現在の市場をよく理解している採用担当者は、より短いスケジュールで決定まで至るように調整し「他社で決定した」という採用辞退を防ぐよう動かれています。

※今回は候補者のご紹介があった後のフローについて見ていますが、
「そもそも候補者、紹介がないんだけど・・・」と感じている方もいらっしゃるかと思います。
そのような場合の対策については、記事を改めて解説したいと思います。

○採用スケジュールの短期間化はしばらく続く?
今回触れた採用スケジュールは「2015年4月~2015年9月」のデータです。
そのひとつ前である「2014年10月~2015年3月」のデータと比べると下記のようになります。

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「ご紹介~事前面談までの日数」はほぼ変わりありませんが、「ご紹介~就業決定までの日数」はやや早まっている傾向にあります。

今後の景気動向次第な部分もありますが、しばらくは求人過多・人材不足の状況が継続すると見込まれています。
その点で、少なくともスピードが緩まることは考えにくい状況です。

採用スピードが更に早まるかは未知数ですが、2016年についても「派遣採用の半数近くが1週間以内で採用まで決定」しているということを踏まえたスケジュール設定が必要になるでしょう。

 

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