紹介予定派遣~正社員を採用するために有効な手段~

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前回の記事にて、中途採用の2015年上半期の実績および、2016年度の見込について解説をしました。
採用難易度が非常に高まっている現在、どんな対応方法があるのでしょうか。今回はその1つの方法として、紹介予定派遣をご案内します。

 

そもそも『紹介予定派遣』って?

紹介予定派遣。
本解説のタイトル通り正社員を採用するための手段なのですが、「つまるところ派遣なんでしょ?」と勘違いされることもしばしばあります。

紹介予定派遣は「派遣事業(人材派遣)」と「職業紹介事業(人材紹介)」両方の許可が必要となるため、全ての人材会社が行うことはできません。
そもそも人材会社と取引しない限りは発生しない採用手法であることも相まって、正社員採用の方法の中でも特に認知度の低い手法と言えます。

○紹介予定派遣のルール
・書類選考や面接などの選考は、通常の正社員採用と同じ方法でOK
・選考通過した場合、「派遣社員」として一定期間勤務する
・「派遣社員」として受入できるのは最大で6ヶ月間まで
・派遣期間中に、企業・候補者の双方が入社について検討し、合意に至れば正社員化

つまり、「試用期間は派遣で働く」制度と思っていただけると早いと思います。

 

紹介予定派遣のメリットその1~候補者集め

転職活動中の方と話している際、よく聞く悩みがあります。

・社内の雰囲気はどうなんだろう?
・人間関係は?特に上司になる人とは上手くいくだろうか・・・
・残業時間は○時間って求人票に書いてあるけど本当?
・仕事の進め方ってどんな感じ?本当に自分のやりたい仕事に携われる?
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このような悩みに対し、紹介予定派遣は実際に働いてから入社するかどうかを決めれるので、慎重に転職をしたいという求職者からは人気のある転職方法となっています。

実際、エン・ジャパンが実施した「正社員を目指す女性」に対するアンケートでは、実に8割近くが「紹介予定派遣で働きたい」と回答をしたという調査もあります。
http://corp.en-japan.com/newsrelease/2015/2875.html
この調査では「なぜ紹介予定派遣で働いてみたいのか」という設問を設けていますが、全体で36%の方が「失敗の少ない転職方法だと思う」と回答しています。

優クリエイトに登録されている方も同様で、転職時に重視する項目の調査「1位:業務内容」「3位:労働時間」「5位:勤務地」「6位:休日」「8位:社風」が、紹介予定派遣で解消できる事項となります。

そのため、候補者の集める手段としても有効に働く可能性があります。

 

紹介予定派遣のメリットその2~受入準備のしやすさ

メリットその1は、どちらかと言えば転職者の視点でした。
これは、実はそのまま企業側の視点に入れ替えることも可能です。

・実際に働いているときはどんな方なんだろう?
・うちの社風に馴染んでくれるだろうか・・・
・面接時にポートフォリオを見たけど、実際のクリエイティブのスキルは・・・?

これらは選考時に必ず考えることです。
紹介予定派遣は、これらを確認してから正社員受入が可能です。

なのですが、これ以上に大きなメリットがあります。

それは「受入準備ができる」ということです。

実際に一緒に働くことで、どのようなスキルの方なのか、どのようなマインドがあるのかを把握できます。
そのため、「どの案件を任せるのか」や「どのように教育をしていくのか」「組織体制・配属先」といったようなことを、より的確に検討・準備をすることが可能になります。

結果として、当初の採用方針・想定スキルなどと若干の相違があったとしても無理なく採用でき、かつ、正社員として受入後もスムーズに戦力化していくことできます。

 

紹介予定派遣で想定されるデメリットは?

下記が紹介予定派遣のデメリットとその対策となります。

○在職中の転職希望者からの応募が鈍め
紹介予定派遣は、派遣がスタートしたとしても必ず正社員になれるとは限りません。
そのため、離職期間を作らないよう在職しながら転職活動をしている求職者には若干ハードルが高いと言えます。
そのことから、在職中の方からの応募が得られにくいデメリットがあります。

これに対しては、紹介予定派遣のみで募集するのではなく「希望によっては即正社員での採用も可能」といったように、採用方法を希望者に応じた形で対応できるよう検討をしておくのがベターです。

○候補者から正社員化を辞退される可能性がある
派遣就業から正社員への切り替えは、企業・就業者双方の合意のもと行われます。
つまり、企業サイドは採用をしたくても、就業者から辞退をされてしまうケースがあり得ます。

これに対しては、定期的なヒアリング&フォローを行うことでかなりの改善が期待できます。

新しい環境で働く際は、どれだけ経験がある方であっても戸惑うことが少なからずあります。
企業サイドは、それも踏まえてのパフォーマンス評価をする必要がありますし、その実態の把握とフォローをしなければいけません。

就業開始から1,2週間では、実際に働いてみてどう感じているか、わからない点はあるかといった確認を。
1ヶ月~2ヶ月にかけては、パフォーマンスを発揮できているか、会社に対しどのように感じているのかなどなど。

中途採用の際にも同じようなヒアリング&フォローをしている企業も多いと思いますが、紹介予定派遣の場合は派遣期間中から取り組まれることをオススメしています。

○採用までにかかる費用
紹介予定派遣では、派遣期間中の派遣料金+正社員化時に人材紹介での費用が発生します。

例えば、派遣料金が月40万円、紹介費用を120万円(初年度年収400万円×30%と想定)とした場合、派遣期間が最大の6ヶ月であれば合計で【360万円】もの費用がかかります。

ただし、これは次のような考え方をしていただきたいと思っています。

・派遣費用
正社員を採用した場合、本人への給与の支払い以外にも社会保険の会社負担分など、様々な費用がかかってきます。
一方、派遣就業期間中は、それらの費用はすべて優クリエイトが負担することになります。

そのため、【派遣費用と支払う給与】の比較だと金額差が目立ちますが、実際に発生する費用や賞与などの要素を踏まえると、実は直接雇用をしていた場合とさほど変わらない(場合によっては少ない)程度の金額差になってきます。

・紹介費用
通常の人材紹介サービスと同じなので、紹介予定派遣だから高いということはありません。
また、成功報酬型ですので、正社員化に至らなかった場合は費用が発生しません。
実際に働いてから正社員採用を考えることができ、さらに採用しなければ費用が発生しませんので、むしろ費用対効果としては通常の人材紹介よりも良いとも言えます。

 

紹介予定派遣についてより詳しい説明が必要な際は、弊社人材コンサルタントよりご案内をさせていただきますので、お気軽にお声がけください。

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