こんにちは。クリエイターワークス研究所(CWL)のまるこです。
第1回、第2回とご好評いただいている、nanocolor代表の川端康介さんへのインタビュー連載第3回目です!
今回は、ちょっぴり川端さんのプライベートな一面にも触れつつ、これまでとはひと味違う、nanocolorさんの新しい取り組みについてのお話です。
いつも穏やかな雰囲気の川端さんですが、常にビジネスの可能性を広げていく姿勢と思考には「さすが!」と感じる部分がたくさんありました。
今回のインタビューをご覧になり、みなさんにもたくさん刺激を受けていただけたらと思います!

川端さんの現在の働き方とは?
― まるこ
川端さんご自身が日々どういう働き方をされてるのか、知りたいというファンの方も多いはずなので、聞いてみたいです(笑)。
― 川端さん
小さい子供がいるという家庭の事情もあって、今は在宅で働いていることの方が圧倒的に多いですね。
― まるこ
お子さんが5人いらっしゃるんですよね!
― 川端さん
はい。0歳の子も幼稚園の子もいるので、幼稚園のお迎えのときとか融通が利くように、僕が家にいるという感じですね。そんなにめちゃめちゃ子育てのお手伝いできてるわけじゃないですけど、ただ本当に大変な時に家にいないのは良くないなというのがあって。
― まるこ
プライベートなお話を伺って、ニヤニヤしてしまいます(笑)。
子育て中のクリエイターさんもいますし、共感する方はきっと多いと思います。
では1日の流れというのはどんな感じですか?
― 川端さん
僕は朝ごはんを食べない派で、コーヒーを飲んでタバコを吸い、歯を磨いて顔を洗ってTシャツを着て、仕事をはじめる感じですね。
会社のメンバーと朝礼をして業務に入って、日によって打ち合わせに出たりすると、お昼ご飯は2時とか3時になっちゃう時もあります。
夜は8時か9時くらいまで仕事して夕食を食べて。その後、note書いたり、ゲームしたり、Twitterしたりとかですね。
― まるこ
たまにスペースもやってらっしゃいますよね。夜に余暇を楽しむ感じなんですね。
― 川端さん
そうですね。時間的に平日はそんなに子供と遊んだりはできてないですけどね。
― まるこ
在宅勤務が増えて、社内外の業務の流れとかコミュニケーションなどの変化はありますか?
― 川端さん
みんなとのコミュニケーションの量は当然減ってるので、僕自身はそれをあんまり良いとは思っていなくて。やっぱり話したいし、いろいろと面と向かって温度を感じる距離感にいたいなっていう気持ちはあるんですけどもね。
仕事のやり方としては、ほとんど自宅の1室にこもって、ずっとパソコンに向かっている感じです。
基本的に商談の多くは僕がフロントに立ってお話したりとかすることが多いですが、時には弊社のプランナーが同席したり、プランナーだけが商談に参加することもあります。
商談後に提案した内容を資料にまとめたりする場合もありますね。その他には既に進行中のプロジェクトの調査資料を作ったりとか、案件によっては僕がデザインを作ったりするケースもありますね。
― まるこ
なるほど。案件や進行によってはリサーチ調査の資料作りからデザインまで、川端さんご自身がまるっとやることもあるんですね。。
― 川端さん

以前に比べたら最後まで僕がやり切ることは少なくなりました。僕よりもデザインを作れるメンバーもいますから。
得意な領域もメンバーそれぞれ違ったりもするので、僕がトップデザイナーという感じではないですね。
ただ、僕の中で「この状態をすごく良かった!」と思うことがある一方で、負けたくないっていう気持ちも実はありますね。
― まるこ
負けたくない。そう思うんですね!
― 川端さん
他のデザイナーから「今の進捗こんな感じです」と言ってすごくいいデザインが上がってくると、「僕だったらどう作ってたかな?」とかいろいろ思って無性に作りたくなったりすることありますね。
ただそれをやっていると他の仕事ができなくなってしまうので控えますが。
今はどちらかというと、ウェビナーとかイベントに出させてもらったりとか、いわゆる広報的な仕事も多いですかね。
― まるこ
そちらの方がすごく多いイメージがあります。
― 川端さん
増えてはいますが、仕事の合間にやらせてもらっている感じですね。メインはやっぱりクライアントワークで、そちらが8割9割です。
今ちょうど、これまでのnanocolorではあまり受けてなかったようなプロジェクトが動いていまして。僕一人じゃなくて社内メンバーにも手伝ってもらってはいますが、僕がメインなのでそっちにどっぷりハマっている感じですね。
― まるこ
今までと違うタイプのお仕事ですか?
― 川端さん
デザインは作らないんですよ。その仕事はコンサルティング的な領域があっで、そこに対して他の制作会社さんやマーケティング会社さんなど、いろんな会社が集まっているんです。そこで僕が販売の大枠やLPなんかを全部監修してるっていう感じです。
― まるこ
すごい!やってらっしゃる内容が大きいし、幅広いですね。
― 川端さん
はい。ちょうど今はそういうこれまでの仕事とはだいぶ離れた内容というか、新規分野の獲得というのも力を入れているところですね。
― まるこ
なるほど。ちなみに、コロナ前と後でEC事業に参入される企業さんも多かったように思うんですが、依頼が増えるなど変化はありしましたか?
― 川端さん
そういう質問をよく受けるんですが、そもそもあまりLPやECサイトの作成が増えている印象がなくて、どちらかというと、nanocolor指名のお仕事のほうが増えているというか。
― まるこ
もう最初からnanocolorさんで、と決めて依頼する人が多いということですか?
― 川端さん
そうですね。そういう依頼の総量というのは、多分僕の露出や会社としてのコンテンツが増えれば、相対的に増えていくものだとは思いますが。
僕がイベントやメディアに露出し始めた時期が、ちょうどコロナ禍になったぐらいだったんですよね。なのでその影響があるのかも知れませんが、僕自身はあんまり恩恵を感じてないですね。