お仕事図鑑

《お仕事図鑑vol.3》企業で働くクリエーターに聞く!たきコーポレーションZERO・神崎和喜さん

こんにちは。クリエイターワークス研究所(CWL)です。
「企業内で働くクリエーターに聞く!」シリーズの第一弾は、たきコーポレーション様にてデザイナー兼エディターとして働く神崎和喜さん。

日々の仕事で感じるやりがいや大変なこと、成長を感じる場面などをざっくばらんにお話しいただきました!

◆役割:Webサイトおよび動画・映像コンテンツの制作・運用

◆制作物:LP等のキャンペーンサイト、コーポレートサイト、トレインチャンネル(電車内のデジタル広告)、駅内サイネージ広告、YouTubeのCM等

◆クライアント:業界不問、多種多様

ものづくりと映像への興味からクリエーターへ。入社当初は苦労の連続

ーークリエイティブに興味をもったきっかけは何でしたか?

昔からものづくりが楽しいと感じていました。

絵を描くことやお菓子をつくること、さらにそれに対する家族や友達の反応を見ることが好きでした

ーー学生時代の専攻は何でしたか?

動画・映像を専攻していました。

ボーカロイドが出てきてミュージックビデオがものすごくかっこ良くなってきていた時代で、それに感化されて選びました。

ーー現職にはWebデザイナーとして入社されていますね。Webは学んでいましたか?

いえ、Webは独学でやっていただけなので最初はとても苦労しました

ほとんど何も分からず、とにかく先輩にめちゃくちゃお世話になりました。

同期は自分の制作物を出したりしている中、自分だけ何もできず定時で退社しちゃってる…みたいな期間があって辛かったです。

そんな中でも日々先輩や仲間にフォローしてもらったおかげで頑張れて今に至ります

環境に恵まれていたなと思い、感謝の気持ちです。

奥が深いコーディングの世界。大変なことや、成長を実感する時とは

ーー仕事の中で楽しいこと、大変なことはどんなことでしょうか?

自分が制作したものが世に出た時と、その反応を見る時がやっぱり楽しいです。

社内でも告知されるのですが、スタンプ一つの反応でもすごく嬉しかったりしますね。

大変なのは「分からない」という状況に陥る時です。

私の場合業務の大半がコーディングですが、これがまた、奥が深くて…。

やり方が分からない、という壁に多くぶち当たります。

人に聞けば解決することは分かっていますが、なるべく自分で調べてトライして、気が付けば沼にハマり「どうしよう…」となる。

どうしようもない状態になる前に自分の中で切りをつけて先輩に聞くことを意識しています。

ーークリエイターとして成長を感じる時はどんな時でしょうか?

昔の成果物と今の成果物を比べた時です。

コーディングって究極、誰がやっても最終的には同じなのですが裏でソースコードを見ると、綺麗な場合とぐちゃぐちゃな場合があります。

昔の成果物のソースコードを見返して「今ならもっとスマートなコードが書けるな」と思うと、成長を実感しますね。

ーーやはり、色々なWebサイトの裏を見ちゃいますか?

見ちゃいますね! 見て勉強になることも多いです。

そういう意味ではプライベートでも仕事につながることがありますね。

物理的にも今、リモートワークで家の空間が仕事をする場所になっていてこれは何とかしたいなと思っています(笑)。

出社の割合を増やして、外に出る機会も多くした方が自分の場合は良いかなと考えています。

今たきコーポレーションはリモートワークがメインですが、働き方が自由に選べる環境はとても良いことだと思います。

ーー最後に、クリエイターを目指している学生や若手クリエイターにメッセージをお願いします!

若い内にしかできないことっていくつかあるなと思っています。

その一つが、遊ぶこと。「とりあえず遊べ!」ということが言いたいです。

特に学生だと、お金があまりないですよね。お金がないけどどうしたら楽しくなるかを考えることって、すごくクリエイティブだと思います。

遊びの中で色々なことをインプットして、仕事に活かす土台をつくってほしいです。

編集後記

以上、神崎さんへのインタビューとなりましたが、いかがでしたでしょうか?

Webを独学で始められたというお話には、大変驚かされました。また、神崎さんがおっしゃっていた「スランプに陥る前に自分の中で区切りをつけ、他の人に聞くこと」というアドバイスは、心に留めておきたいですね。

神崎さんや、たきコーポレーションZEROについてもっと知りたい方は、ぜひ以下よりチェックしてみてください!

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