こんにちは。クリエイターワークス研究所(CWL)です。
「企業内で働くクリエーターに聞く!」シリーズの第三弾は、たきコーポレーション様にてデザイナーとして働く大竹まいさん。
デザイナーになる前と後の変化・成長や仕事の楽しさについてなど、ざっくばらんにお話しいただきました!
◆役割:WebデザインおよびHTMLやCSSによる更新
◆制作物:Webサイト、LP、バナー等
◆クライアント:エンターテインメント関連や女性ターゲット商材、ホテル等
趣味が高じて仕事へ。わくわくを胸に憧れの企業へ入社
ーークリエイティブに興味をもったきっかけは何でしたか?
小さい頃から書道を習っていて、バランスを見て文字を配置して書くということが楽しくて好きでした。
大きなきっかけは、小学生の頃に個人ブログやHP制作が流行り出して、私も見よう見まねでHPを作ってみた経験です。自分で色を変えたり画像を入れたりできることが楽しくて、ものづくりの魅力にハマっていきました。
ーー本格的にデザイナーを目指したのは、いつ頃でしたか?
高校生で進路を決める段階になって色々な仕事を調べてみたら、自分が楽しくてやってきたことが「デザイナー」という仕事に当てはまることを知りました。
じゃあ、もう、これだ! と思ったのと、何となく横文字の職業ってかっこいいなと思って(笑)デザインの専門学校へ行くことを決めました。
ーーたきコーポレーション様を選んだきっかけは何でしたか?

大手クライアントの制作物を担っているのを見て「すごいな、私もやってみたいな」とわくわくしたことです。
これだけすごいものをつくっている会社には、きっと優秀なクリエイターがたくさんいるんだろうなと思いました。
身の丈に合わないかもしれないという不安もありつつ「いったれ!」という気持ちで受けて、内定をいただきました。
楽しさと大変なことは表裏一体。そんななか感じる成長とは。
ーー仕事の中で楽しいこと、大変なことはどんなことでしょうか?
クライアントのニーズに沿ったデザインができたと感じることが楽しいです。
自分が好きなテイストだけをデザインしていた学生の頃ももちろん楽しかったですが、今はクライアントのニーズに対して試行錯誤を繰り返して「こうするとより良くなる」という提案ができることの方が楽しくなってきました。
ただ、その試行錯誤が大変なことでもあります。自分の実力や技術と日々向き合う仕事なので、理想のイメージに近づけていない時やクライアントが求めるクオリティに達していない時は苦しいです。
ーー大変な時はどのように対処していらっしゃるのでしょうか?
いったん休憩します。デザインのことを頭から抜いてクリアにすることでリフレッシュしています。辛いものを食べて頭の中を「辛い! 美味しい!」だけにしたり。
その後デザインに戻ると、さっきまでできなかったことが案外すんなりできたり、そこまで悩むことじゃないなと気づいたりできるんです。
ーークリエイターとして成長を感じる時はどんな時でしょうか?
分析力がついたな、と感じる時です。
学生時代はデザインを見て「かわいいな~」という感想だけでしたが、今は色の選び方、使い方、テイストの種類やコンセプトなどを細かく分析できるようになりました。それによって、自分のデザインの引き出しも増えていると思います。
ーー最後に、クリエイターを目指している学生や若手クリエイターにメッセージをお願いします!
学生時代につくるデザインと仕事としてのデザインは大きく違います。
私自身も会社に入ったばかりの頃は、自分がやってきたデザインと全然違うテイストのものを求められて戸惑うことが多々ありました。
参考になるアイデアを探す方法をたくさん覚えることや、とにかく場数を踏むことで乗り越えてきた感があります。
それと周りの先輩がいつも素敵な作品をつくるので、「自分もこうなりたい」と思える環境にいるのも大きいです。
仕事のデザインも、ただ自分が好きでつくるデザインも、どちらにも楽しみがあります。
仕事で成長しつつ自主制作もしたりしながら両方を楽しめるようになれたら良いと思います。
編集後記

以上、大竹さんへのインタビューとなりましたが、いかがでしたでしょうか?
試行錯誤を楽しみながらも、それを乗り越えていく姿勢に、仕事の流儀としてのかっこよさを感じました。
また、環境から感化されることは、意識してアンテナを張っていないと難しいことでもあり、周りからどんどん吸収することの大切さを再確認しました。
大竹さんや、たきコーポレーションZEROについてもっと知りたい方は、ぜひ以下よりチェックしてみてください!

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