壊れるプリンター。行方不明の領収書…なぜ急いでいる時にっ!?間もなくやってくる「確定申告あるある」!!

2019年も始まりと思いきや、すぐにやってくる確定申告。フリーランスはもとより、最近は副業を持つビジネスパーソンも他人事ではありません。毎年とは言え、ついつい後回しにして「早くやっておけばよかった…。」と言った後悔は、すでに風物詩のようなものでしょう。今回のコラムでは、そんな確定申告にまつわる「あるある」を、エピソード形式でまとめてみました。領収書整理の息抜きがてら、ご笑覧していただければと思います。

 

ピンポイント!? 突然「調子が悪くなる」プリンター


科学的な根拠はないのですが、確定申告の時期にはなぜか、必ずと言っていいほどプリンターの調子がおかしくなります。収支内訳書や確定申告書Bがやっとできて、「さあ印刷だ!!」となると、図ったかのように突如として動かなくなる報告は毎年SNSでも散見されます。
動かないまでいかなくとも用紙やインクが切れなど、スムーズに印刷させてくれず時間を取られていく様子は、まさに「確定申告あるある」の代表的存在です。

 

クレジットカードの明細請求が間に合わない

数ある確定申告トラブルの中でも、痛手を喰らうのがクレジットカードの明細請求。請求した明細が確定申告の締切までに間に合わず慌てふためくわけです。特に、電子明細(web明細)だけの方は確認期間が数ヶ月間程度の場合が多く、それ以前のものは請求しなければならないため注意が必要です。

また、請求してから届く日数も数日〜2週間ほどかかるため、確定申告に間に合わなくなる可能性もあり、実際に筆者も身をもって体験しました。確定申告あるあるの中でも笑えない、そして痛みを伴うトラブルでしょう。

 

ギャラが振り込まれていないことに気付く

請求書と入金記録を突き合わせていると、時折ギャラが振り込まれていない案件を発見することがあります。基本として金額が高ければ未然に気付くのですが、こういったケースは得てして金額が低いものだったりします。
そんな状況に出くわすと、問い合わせるべきかスルーするべきかで悩み、気づくと確定申告にかかる時間がどんどん増えていきます。当たり前ではありますが、少額と言えど振込確認は定期的に行うべき…と思いつつも、毎年繰り返すのです。

 

「高額領収書」に限って行方不明、代わりに出てくる昨年度の領収書

捨てるはずのない高額な領収書が行方不明になるのも、「確定申告あるある」の一つです。結果としては後々見つかることが多いとはいえ、捜索中は「捨ててたらどうしよう!?」と、生きた心地がしません。

そんな中、引き出しや封筒の中など、目当ての領収書を探すと決まって出てくるのが「昨年度の領収書」。整理したはずにも関わらずです。これは少額のケースがほとんどで、高額ならもはや目も当てられませんが、地味に腹が立つ登場ぶりに、思わずため息を漏らした方も少なくないのではないでしょうか。

 

久しぶりの記帳で「科目」を迷う・忘れてしまう

「確定申告」は年が明けてから一気にやってしまう人も少なくないでしょう。かくいう筆者もギリギリになって始めるタイプなのですが、そこで困るのが「科目」です。「これ、何の科目だったっけ?」、「家事按分はどのくらいにしてたっけ?」、「事業主借? 事業主貸?」など、領収書整理をしながら確認しなければならないことが多発します。
また、昨年とは違う科目や名称で処理してしまい、昨年対比をした時に、帳簿を付け合わせづらいなど、地味にストレスが溜まるのもこの作業です。

 

経費で落ちない領収書の量に驚愕する

「これ、何でもらったんだろう? 落ちるわけないのに」と言った領収書の発見も、確定申告時期の風物詩です。完全に「経費で落ちない領収書」は諦めてゴミ箱行きにできますが、落ちる? 落ちない? のラインを微妙についてくる1枚に悩まされることもしばしば。

例えば、ギリギリ参考図書になりそうな書籍、打ち合わせ前に立ち寄った1000円カット、得意先の冠婚葬祭で着たスーツのクリーニング代など、悩んでいる内に確定申告の締切は刻々と近づいてきます。ネット情報もそこまでアテにはできず、こういった時にアドバイスしてくれる税理士さんの存在が大きく感じます。他にも、タクシー代の総額に驚き反省するものの、すぐに忘れまた乗ってしまうのもお約束ですね。

 

「還付金」に頬が緩むも束の間、すぐに現実に引き戻される

フリーランスのデザイナーやライターは、振込時に「源泉徴収」されることがほとんどですから、税金を先払いしているというわけです。納める税金を上回れば還付されますが、意外とバカにならない金額です。一瞬、「このお金で何を買おうか!?」とニヤニヤ悩んでしまいますが、すぐに「住民税」や「健康保険料」などを思い出し、真顔に戻ってしまうのも毎年の恒例行事です。

 

結局「マイナンバーとは何だったのか?」と考え込んでしまう

この問題については、個人的に声を大にして言いたいところです。結局のところ、マイナンバーとはいったい何だったのでしょうか?
施行前は、「確定申告が便利に!!」との言説を聞いた記憶があるのですが、一向に変わりません。むしろ、マイナンバーを書かされる機会や、コピーを貼って提出する手間なども増えました。提出書類ならまだしも、取引先にまで送らなければならず、手間ばかりです。早く便利になってくれることを祈るばかりです!!

 

書類作成後に「未記入の領収書」が登場する

確定申告書類を作成して数字の確認もすべて終わり、後は提出するのみとなった時、机の引き出しや封筒から未記入の領収書が発見されるのも悲しい「あるある」の一つでしょう。あれだけ確認したのに!です。
後味が悪いとはこのことで、金額の大小に関係なく、作り直すもそのまま提出するも、どちらを取っても腑に落ちない状態になってしまうのです。もう本当の自分すらわからなくなってしまいます。

 

まとめ

今回は、確定申告にまつわるアレコレを「あるある形式」でご紹介してきました。確定申告は、かくも面倒くさいものですが、何はともあれ「早くやるに越したことはない」作業です。筆者も2018年12月末において、整理も何もしておらず、今年度も「ギリギリ提出」が確定していますが、同じ境遇の方はともに頑張りましょう。もうあらかた終わっている方は、おめでとうございます!! 来年もその調子でいきましょう。

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