フリーランスのデザイナーに実はおすすめ!『派遣』という働き方

フリーランスのデザイナーに実はおすすめ!『派遣』という働き方

デザイナーとしてある程度のキャリアを積んでいくと、「そろそろ独立したい」「このままフリーランスになっても十分やっていけるのでは?」といった思いを抱く人も増えてくると思います。
しかし、そう簡単にはうまくいかないのがフリーランスの道。独立した途端に仕事の依頼がパタリとなくなり、そこで初めて今までは会社のネームバリューのおかげで仕事をもらえていたと気づく、なんていうのもよくある話です。
今回は独立を迷っているフリーランスのデザイナー・クリエイターに『派遣』という働き方をご提案。意外かもしれませんが、実はかなりのメリットがあるのです。

 

そもそも『派遣』ってどんな働き方?

正社員・契約社員・アルバイトと違い、派遣社員は就業先の企業とは直接『雇用契約』を結びません。
派遣会社と『雇用契約』を結び、それから就業先の企業で一定期間働く、というお仕事スタイルです。

派遣社員の仕事内容は、あらかじめ就業先の企業と派遣会社で取り決めがされた業務のみとなりますので、やりたい仕事内容・欲しい報酬額など、自分の好きな条件を選んで働くことができます。つまり、しっかり案件を吟味すれば、「やりたいことに挑戦できる」環境を選ぶことができます。

また、就業条件も正社員などに比べ自由度が高いのも特徴です。
例えば、フリーランスとして請け負っているデザインの仕事は週2日の作業で完了するとすれば、空いている週3日は、決まった時間だけ出勤するデザイナーの仕事を派遣として働くなど、自由に働き方をデザインできるフレキシブルな派遣の案件も多数存在しています。

 

フリーランスの人が『派遣』で働くメリット

いくら手っ取り早く収入を得られるとはいえ、「せっかくフリーランスになったのに、今さら派遣なんて…」という人も中にはいるでしょう。
でも、ちょっと待ってください。派遣の良さは、条件に合った仕事が見つかりやすいというだけではありません。
実は、フリーランスの人にとって、以下のような4つのメリットがあります。

【1】実績をつくることができる
1つ目のメリットは、「こんな仕事をしたことがある」とアピールできる実績をつくれること。
普通の会社員として働いていると、「同じ仕事ばかりやらされ、経験年数は増えても業務の幅が増えない…」という悩みを抱えるケースもよくあります。しかし派遣なら、さまざまな企業で働き、自分がやりたい仕事にチャレンジすることができます。結果として、アピールできる経験材料が増えることになります。
デザイナー職などの場合は、一般的には実績が多いほど信頼性が高くなるので、プロフィール(職歴)が充実すれば、フリーで受けられる仕事も増えていくと予測できます。

【2】マーケティングができる
2つ目は、派遣で働くことによって、世間が今どんなスキルやアウトプットを求めているかを肌で実感できるというメリットです。
つまり、お金を稼ぎながら、同時に自身や業界、トレンドなどのマーケティングも行なえることになります。そこから、「“◯◯ができる”と売り出していけば仕事が増えそう」「これまでの経験を活かして、新たに△△のビジネスを立ち上げればうまくいくかも」といった新しいアイデアが生まれる可能性も大。
1人で家に引きこもってウンウン唸りながら考えるよりも、社会の温度感を見ながら企画をつくるほうがフリーランスとして成功する確率も高くなるはずです。

【3】人脈を広げられる
3つ目のメリットは、自ら外に出て行ってさまざまな企業でさまざまな仕事に関わることで、人脈が広がるという点です。
派遣先で背景の異なる多様な人々と一緒に働き、高いアウトプットを出し続けていれば、自分の名前を多くの人に覚えてもらえます。クリエイティブ業界は横のつながりが広いので、業界に顔の広い知り合いが増えれば、そこから紹介をもらえたり、自ら売り込みをかけられたりするチャンスが一気に広がっていくかもしれません。

【4】収入源を確保できる
フリーランスは収入が不安定になるのは仕方がないことです。これに対し、派遣就業の収入は「時間給×就業時間×就業日数」で、ある程度、収入の見通しがつきやすい特徴があります。
なので、フリーランスの月収に派遣での収入をONすることで、収入をある程度安定させることができます。
自分の仕事の時間は限られています。自分の目標の収入に向けて、派遣を取り入れてみるのも選択肢の一つです。

 

フリーランスが派遣を利用する際のアドバイス

フリーランスと派遣を並行する際、特に大事になるのは「スケジュール管理」です。

フリーランスをしている以上、依頼を受けている仕事はとても大事です。一方、派遣の仕事も、やはり契約を結んでいる仕事ですし、収入のためにもできるだけ働きたいということもあると思います。2つ以上の仕事をすることになるので、それぞれが中途半端にならないように注意する必要があります。

特に気をつけたいのが『戻し対応』です。
制作したデザインについて、クライアントからどの程度修正依頼が来るかは想像が付きにくいものです。事前にスケジュールの打ち合わせを綿密にする、修正前後はスケジュール感に余裕をもたせるなど、クライアントにも派遣就業先にも迷惑がかからないようにしましょう。

 

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