【Web記事】思わずクリック!「読まれるタイトル」のつけ方、教えます

Web記事のタイトルには、心に響くアーティスティックな言葉も奇抜なセンスも必要ありません。必要なのは、ちょっとのコツだけ。多くのWebコラム執筆経験がある筆者が 実際に使っている“読まれるタイトル”の考え方を紹介します。

「読まれるタイトル」を付ける3つの技術

普段、なにげなく見ているWeb記事のタイトル。毎日たくさんの記事がネット上にアップされていくなかで、プレビュー数の多い記事には、読み手の関心を引きつけ、思わずクリックしてしまうようなテクニックがいろいろと駆使されています。

具体的な例文とともに、解説していきましょう。

バズりやすいのは“時事ネタ”

タイトルに、ニュースで話題になっていることや人気ドラマの出演者、流行語、社会的関心が高いキーワードなど、世間が関心を寄せている旬のキーワードを入れるのは、実に効果的。関心度が高いだけあって、内容を深く考えずとも反射的にクリックしてくれる人も多いのです。

例えば、節約についての記事を書く際
「上手に節約する方法」→「消費税アップ直前!今からはじめる節約術」

後者のほうが興味をそそられませんか?
ただし、いくら話題の言葉だからとはいえ、あまりネガティブなキーワードをタイトルに使うと記事全体がネガティブなイメージになって避けられてしまったり、流行のギャグなどを頻繁に使うとダサさや内容が薄っぺらな印象を与えたりしてしまうことも。時事ネタを使うときは、品良くほどほどにしましょう。

信ぴょう性をあげる“具体的な数字”

具体的な数字を入れるのは、タイトルの鉄板テク。数字を入れることで、ものの大きさや数、回数などが具体的にイメージできます。内容がより現実的になり、信ぴょう性が増して読み手の期待を高めることができるのです。

例えば…
「今すぐ絶対やせる方法」→「1週間で4キロ痩せる方法」

リアルさが出ているのは、数字を使っているほうだと思いませんか。

「100%やせる方法」と言い切ってしまったり、「今すぐ」「絶対」などの言い切り表現や真実味のない数字を使うのは逆に不信感を与えてしまいますが、「もしかしたら…?」「このくらいならできそう」と可能性を感じさせる数字を使いこなせば、プレビュー数のアップも夢ではありません。

また、タイトルやコピーライティングのスキル本では、「人は3が好き」ということが度々紹介されます。「石の上にも三年」「早起きは三文の得」「日本三景」など3にまつわる言葉は多く、3のもつ求心力もあなどれませんよ。

より具体性にイメージできる“+αの言葉”

「役に立つ」「簡単」「すぐできる」などメリットを表す言葉は、タイトルにとてもよく使われます。しかしこれら言葉だけでは、どう役に立つのか、なぜ簡単なのか、本当にすぐできるのか、具体的なイメージが湧かず、引きが弱いと思いませんか?
メリットを表す言葉を使うときは、+αの言葉を添えて、誰にとってどんなメリットがあるのかを明らかにしましょう。

例えば…
「簡単にできる確定申告」→「初心者でも簡単にできる確定申告」
「誰でもできる簡単ながらストレッチ」→「テレビをみながらできる主婦のためのストレッチ」

考えたタイトルがなんとなく弱いと思ったら、「あなたに向けた記事なんですよ」という呼びかけの意味を込めて、読者層を指す言葉を添えるのもテクニックです。
ターゲットをしぼることでクリック数が減ってしまうと思うかもしれませんが、その情報を必要としている人が確実にアクセスしてくれるタイトルを考えた方が、プレビュー数は増えやすいのです。

おわりに

最後まで読んでいただけたらお分かりだと思いますが、必要なのは誰に向けて何について書かれた記事なのか、記事の訴求ポイントはどこにあるのかを書き手自身がよく理解することです。

また、どれだけ魅力的なタイトルをつけても中身がタイトルに見合っていないと、読み手ががっかりしてしまいます。思わずクリックしたくなるタイトルをつけたら、そのタイトルに負けないくらい充実した内容づくりにも力を注いでくださいね。

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