「天職」に就くために、転職活動前に必ず知るべき成功のコツ!!

人生の3割弱を占めると言われる「労働時間」。1日単位で見ると、その多くを仕事に費やしているようにも感じます。そこで、その時間をいかに有意義なものにするかということで考える一つが「転職」。しかし、「転職=天職」とも言えるような仕事に就いた人と、今ひとつ納得できず、転職を繰り返す人の差はどこにあるのでしょうか。
今回は転職の知識やノウハウではなく、転職を成功させるために本来やるべき必要なことやそのコツについて社労士の立場から解説します。

 

転職がしやすい好調な「売り手市場」

「スキルを高め、働くことをもっと楽しみたい」、「もっと自分に合ったスタイルで働きたい」と思うクリエイティブ系の転職志望者は多いと思います。
筆者もそうした思いをきっかけに転職を考え、3回転職しました。そして、現在の転職市場は好調と言われている状況にあり、転職しやすい環境にもあります。

厚生労働省が3月29日発表した2019年2月の有効求人倍率は1.63倍で、転職市場はまだまだ売り手市場。市場はかなり活性化しており、選り好みしなければすべての志望者が転職できる状況で、むしろ、転職志望者が逆に企業を選ぶ立場になっているかもしれません。

しかし、売り手市場にも関わらず、誰もが望んだ転職結果を得られないのはどうしてでしょうか。

厚生労働省発表:一般職業紹介状況(平成31年2月分)について

 

転職活動は「自分の軸」を定めてから

転職活動を1人で取り組むと具体的な方法がわかりにくいものです。漠然と企業を探して面接、では成功はなかなか得られません。
「給与UP」、「やりたい仕事にキャリアチェンジ」、「働きやすい環境」などを求め、転職の選択肢を検討している人も多いと思います。

理由は人それぞれですが、活動を始める時に「転職のゴール」を明確にしているでしょうか。転職活動はこのゴールが明らかでないと「応募企業が定まらない」、面接においても「転職の理由や実現したいことを一貫性を持ち伝えられない」となります。

さらに言えば、内定獲得はゴールではなく「転職してどのような人生を生きたいのか」まで深く考えることが必要です。まず、転職活動を始める前に「転職のゴール」をじっくりと考えるべきです。

そして、いざ面接などが始まると忙しくなるので、最初に時間を取るようにしましょう。ここをできるだけ明確にすると「諸条件・優先順位・応募業界・企業」がかなり絞られてきます。
労働条件に関しても「残業は月○時間まで・休日は最低でも○日以上・給料は○以上」など、理想を言えばきりがありませんが、そのような労働条件がなぜ必要か、自分の最も大切な思いや転職目的を明確にしてから始めないと、「自分の軸」が定まらず、転職を繰り返すことになってしまうのです。

 

『天職』を得るために必要な3つの「ポイント」

転職の最終目的は、自分が「天職」だと思える職に就くことではないでしょうか。
天職は辞書では、「天から授かった職業。また、その人の天性に最も合った職業」とありますが、ここでは以下の3つのポイントを合致させることが天職を得られると定義します。この3つの輪に当てはまれば天職に就いていると言えますので、自分の今や転職を考える際の参考にしてみましょう。

1.「Will=やりたいこと(夢・志)」
自分は何がやりたい?」、「どんな人物になりたい?」、「どんな人生を送りたい?」など、転職活動を始める上での最重要ポイントです。現在、明確なWillを描けていない人、また、現職が多忙で考える余裕がない場合や、5年後・10年後の自分のキャリアビジョンを描いたことがない人も多いかもしれません。しかし、これを機にぜひ考えてみましょう。

2.「Can=できること(知識・スキル・ノウハウ)」
自分は何ができるか?」、「どんなスキルか?」は、冷静に考えると答えに詰まる人もいるのではないでしょうか。「Can」を見つめ直すコツは「謙虚にならないこと」。どんな分野にも上には上がいますが、それを見ては自分の価値を正しく分析できません。人と「比べて」ではなく、これまで自分が積み上げてきたスキル・能力を客観的に見つめ直しましょう。

3.「Must=やらなければいけないこと(義務・責任・期待されていること)」
これは、つまり「会社から期待されること」。自分がやりたい・やりたくないに関わらず、会社や上司からの指示で発生します。この「Must」の輪を「Will・Can」に加えると、より地に足がついた自己分析ができるようになります。

例えば、「Will」と「Can」が重なる場合、それが最も理想的なキャリアの方向性だと考えられます。ですが、企業で働く場合では「Must=やらなければならないこと」を一致させず働き続けるのは難しくなります。
もし、キャリアの方向性は明確で、それを実現できる場が今の会社に無い、あっても配属されていない場合などは、Mustが重なる企業を探し転職という解決策が一つの方法となります。

 

自己分析のススメ

転職のゴールを明確にするためには、前述のポイントを考慮しつつ「自己分析」することが大切です。「自己分析」はすべての土台になるゆえ、しっかりできれば転職はほぼ成功したと言えるほどです。自己分析にあたり、筆者が実際に試して効果があったオススメの方法を挙げてみましょう。

1.「何のために転職するか?」を納得いく回答が出るまで自問自答する
いわゆる「なぜなぜ分析」です。自分にとって本当に重要なことを明確にするためには、「何のため?」という質問が役立ちます。
「家族・健康・出世・お金・趣味」などを思い浮かべ、最低5回以上、できるなら何度でも自問自答します。
最終的な答えが、仮に家族の幸せや自分自身の健康だということなら、「規則正しい勤務時間、残業が少なめで家族と過ごす・健康を確保する時間があること」などと、自分の価値観に基づいた判断で自信を持って転職先を選べます。

2.「自分史」をつくる
幼少期から学生時代、これまでの仕事での成功や失敗体験を時系列上に、具体的に「自分史」へ書き出しましょう。
成功体験を積むためにどんな努力をしたか、また、失敗時にはどんな対応をし状況改善したかなども思い出し、その時に発揮したスキルがあれば併せてメモ。自分の歴史(もしくはキャリア)の棚卸しというと、その時々の役職や立ち位置を考える人もいるかもしれません。
けれども、自己分析には具体的にどんなことをし、成功・失敗体験をしたか振り返ることがとても大切なことです。

3.他の人に自分のことを聞き客観的に把握
自分のことはなかなかわかりにくいものです。自分はこういう人間でこれが得意・不得意だと思っていたことが、真逆であることもあります。
また、他の人が客観的な判断を下してくれることもありますので、恥ずかしくても友人や同僚などに聞けば、自分では気づかなかった側面や多面的な物事の見方ができるようになるというメリットがあります。

 

まとめ

このように、今回は転職成功のために必要な自分との向き合い方やそのコツをお伝えしました。すでに「天職」に就いている人は良いですが、これからの人は転職を機会としつつ、立ち止まってよく考えなければ達成は難しいでしょう。

転職志望のクリエイターが自分や企業を知ることで「転職して良かった」と思えるような活動をし、成長と幸せなキャリアを歩むことを切に願っています。

 

執筆
社会保険労務士法人ユニヴィス 社会保険労務士 池田久輝

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