【ママクリエイター】復帰直前のママクリエイターへ! 仕事に穴をあけないための入園準備スケジュール

無事に保育園や幼稚園が決まり、4月の仕事復帰を目指して入園準備も始めている人もいますよね。これから始まる園ライフで仕事への支障を最低限に抑えるためには、この準備期間にきちんとリスクヘッジをしておくことが重要です。思う通りにいかないことが起きたとき、仕事に穴を開けないための入園準備スケジュールを現役保育園児のママでありフリーランス筆者が提案します。

 

【1ヶ月半前】意思確認とスケジュール共有で夫婦の土台固めをする

まず何より、仕事と家庭、どちらも円滑に進めるには夫婦の絆と協力が不可欠です。保育園が決まったら、お互いの仕事の状況やいざというときにどんな対応ができるのかをシミュレーションしてみましょう。

ある程度仕事をしていれば、1年のうちの繁忙期と閑散期、抜けやすい時間と仕事のコアタイムなど、仕事の流れが予測できると思います。夫婦生活が長ければ、相手の仕事についてもなんとなくは分かっているかもしれません。

しかし、大切なのは『何となく』では済ませないこと
例えば、4~6月の3か月を例にあげてみて、絶対に有給や半休、早退ができない時期はいつなのかを夫婦間ではっきりさせましょう。

園生活が始まると、最初の1年はどうしても病気をもらいがち。休む(早退)ことがある“かも”ではなく“ある”という前提で話し合いをして、この時期(日)は、どちらが迎えに行くのかを夫婦間ではっきりさせます。

もちろん、当日の都合により想定外はあるだろうし、ほとんどが母親の役目、あるいはフリーランスなど時間の調整がしやすい方が担うことになるかもしれません。しかし、どちらに負担が偏っているのかを明らかにすることは、夫婦間のすれ違い予防になることでしょう。

また、日々の予定は、「Googleカレンダー」などのカレンダーアプリで共有するのも大切。わが家は仕事の予定を組むとき、なるべく無理のないように夫婦で調整するようになりました。
ひと昔前では、家の中に大きなカレンダーを掛けてそこにお互い記入という感じですが、アプリは外出しての打ち合わせ時などにもすぐ確認ができるので非常に便利ですね。

なお、フリーランス等で在宅で仕事ができる場合でも、打ち合わせの1~2時間だけ見てもらいたいという日もあるでしょう。そんなとき、お互いの位置が分かるようGPSで管理しておくと子どもの受け渡しがスムーズです。
ランチ時に打ち合わせ時間を設定すれば、意外にクリアできるものですよ。

 

【1ヶ月前】第三者のお助け要員を確保しておく

とはいえ、夫婦間ではスケジュールを調整しきれない場合も出てくることでしょう。そのときは、第三者の力を借りられるよう手配しておきます。

頼れる親類が近くにいるなら、代わりに保育園の送迎をお願いする可能性を伝えておきます。慣れない送迎に戸惑うことがないよう、園まで(から)のルート、必要な持ち物、送迎時に保育園でしなければならないことなどを、記して渡しておくのが最低限のマナーです。

血縁者が近くにいない場合は、自治体にサポート制度がないか確認してみましょう。
例えば、東京都の一部区域には「ファミリー・サポート・センター事業(ファミサポ)」という制度があり、有償ボランティアが子どもの送迎や一時預かりを行っています。ほかにも民間のシッターサービスに申し込んでおくのもいいですね。

ただし、基本的にはどのサービスも、当日お願いしていきなり預かってもらえるわけではありません。筆者が利用している「ファミサポ」でも、利用登録会に参加したり、ボランティアの方と打ち合わせをしたりと、利用開始までに10日~2週間は必要でした。仕事復帰で忙しくなる前に登録しておきましょう。

そして、第三者へ預ける際に特に大切なのは、子どもの気持ちです。人見知りが強い子の場合、入園前に何度か預けてボランティア(シッター)さんとの仲を深めておくなど、子どものフォローも忘れてはいけません

 

【半月前】登園できない事態にそなえて病児保育登録

前述の「ファミサポ」やシッターサービスは、あくまで子どもが健康のときに限り有効な手段です。子どもが病気になった場合を考えると別の手段も考えなければなりません

まず登録しておきたいのが、病児・病後児保育施設です。病院や保育園に併設されている施設で、病中または病気回復期の子どもを預かってもらうことができます。

ただし、こちらも当日急にお願いできるわけではありません
例えば、東京都世田谷区では、事前に世田谷区の保育課へ申請書を提出し、登録番号をもらわねばならず、この手続きだけで数日~1週間必要になります。特に登録申請の増える4~5月は、混雑して余計に時間がかかるため早めに動いて損はありません。

しかし、病児・病後児保育施設はキャンセル待ちも珍しくなく、インフルエンザや水ぼうそうなどの感染症は不可という施設もあります。
その点、民間企業やNPO法人が運営する病児保育サービスは、事前登録さえしていれば、当日の依頼でもほぼ100%シッターさんを派遣してもらうことができます。1時間2000円から(※)など費用はかかりますが、万が一の「お守り」として頼りになりますので、一通りチェックをしておくことをおすすめします。
※「フローレンスの病児保育」の場合(http://byojihoiku.florence.or.jp/

 

おわりに

保育園生活と仕事を両立させるために必要なのは、ひとりで抱えこまずに人を頼ることです。
まずはパートナー。次に行政や業者です。「なってから考える」「なんとなかんる」ではなく、入園前に思いつくところへはすべて登録をし、頼ることのできる相手をひとつでも多く作っておくようにしましょう。

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