新卒1年目にぶつかる「人間関係」や「スキルの不足」の悩み。どう考える?

新卒や働き始めて1年未満のいわゆる「若手」がよく抱える悩みの一つに「上司や同僚との人間関係」や「能力やスキル不足」の不安などが挙げられます。このような悩みや不安を抱え続けた結果、転職を考えたり実際に退職する人も少なくありません。しかし、この選択は果たして最良と言えるのでしょうか? 今回はそんな悩みについて考えていきたいと思います。

その「悩み」、あなただけではありません

一般社団法人「日本能率協会」が行った「2018年度 新入社員意識調査 報告書」の「これから仕事をしていく上で、どのようなことに不安がありますか」という設問に対して、以下の回答が上位を占めています。

1、上司・同僚との人間関係(39.8%)
2、仕事に対する自分の能力・スキル(36.6%)
3、ビジネスマナーや常識(36.6%)

このようにデータを参照しても「人間関係」「能力・スキル」に関した悩みが多いことが伺えます。今回はこのうち、主に上位2つに関して話を進めていきましょう。

人間関係は一人で悩まないで、まず誰かに「相談」

同僚・上司・取引先・外注先など、仕事には様々な人が関わります。当然ながら、気が合う人もいれば苦手な人も出てくるものです。社会に出て働く以上「全員(自分にとって)良い人」ということは有り得ません。

だからといって「仕方ないので我慢しましょう」では身も蓋もありません。ストレスを抱え続ければ、当然、仕事に支障が出る上に、何より心の病気に発展してしまうことも考えられます。キャリアを抜きにしてあなたの人生を考えても、我慢することは決して良いことではありません。

人間関係の悩みについては、とにもかくにも「一人で悩まないこと」が肝心です。実は、対人関係の悩みは、自分で考えたところで堂々巡りになりほとんど解決しません。解決にあたっては「どうすればこの悩みが解消されるか」と言った問題解決の思考へシフトすることが重要です。

ただしこの問題解決は、『対象者に積極的に働きかける、上司に相談する』など、さらにあなたがストレスを感じてしまうような方法ではありません。まずは一人で悩み自分の中だけでストレスをため込むのではなく、身近な誰かに相談してみましょう。友人や両親、同期や仲の良い先輩など「相談しやすい人」を頼ることをおススメします。

これが問題解決に繋がるのか、と感じる方もいるかと思います。しかしながら、自身の悩みを第三者に伝えるということは悩みを抱える自分を冷静に見つめ、前向きに対処を考えることに繋がります。

「俯瞰性」を取り入れ客観的な視点から解決にあたる

ポイントは誰か一人ではなく、複数に相談すること。一人だけではどうしても意見が偏ります。
例えば、あなたの話をそのまま肯定する人もいれば、少々厳しいアドバイスをする人もいるでしょう。前者の方が耳障りがよいかもしれませんが、後者の意見も今後を考える上では大切です。

何より、複数の意見を聞くことで自分にはなかった視点で物事を捉えることが可能になり、その意見を手帳などに書き出して一覧にでもすれば、「俯瞰的視点」が生まれてきます。

悩みを解決する上で「俯瞰的視点」はかなり重要です。「自分ごと」を「他人ごと」として捉えられる、つまり感情を抜きにした客観的な視点で見られるようになり、より適切な判断が可能です。これはビジネスでも応用できるので、覚えておいて損はありません。

「スキル・能力不足」は、開き直りつつ細分化

仕事に対する「自分の能力・スキル」の不安は「勉強・経験」の一言で片付けられることが多いですが、日々の業務に疲弊し、手をつけられない人が多いのも現実でしょう。こちらも人間関係同様、「自分に不足がある感じがする」と漠然とした不安だけでは、いつしかそれが「自分には能力がない」という錯覚に陥り、また負のスパイラルに巻き込まれてしまいます。

もし、能力・スキル不足を感じるなら、具体的に『不足部分の掘り下げ』が重要です。例えば、グラフィックデザイナーであれば企画力・構成力・制作スピードなど、まず自分に足りないスキルをザックリと挙げ、さらに細分化して掘り下げると、自然と『何をするべきか』見えてきます

あなたに不足があったとしても、それはあなたが会社に不必要な存在とはなりません。会社はある程度の不足分は計算済みで、スキル不足を見越して採用するものです。長期間、明らかなスキル不足が続いたり改善が見られない場合は問題ですが、徐々にスキルアップをはかれば問題ありません

仕事ができる人、少し苦手なことが多い人、そんな「いろいろな人」が集合しているシステムが「会社」という組織なのです。それを理解すること、つまり、ある意味ではスキル不足を気に病む必要はないのです。

状況によって退職するべきケースも考える

人間関係やスキル不足に悩む方が退職を考える前に、試していただきたいことを伝えてきました。

しかし、退職はネガティブなイメージだけではない、ということも是非心に留めていただきたいです。クリエイティブ業界では、転職を経てスキルアップ・キャリアアップすることが一般的であり、転職率も比較的高い業界です。

悩みやストレスを抱え込むことで心身に支障をきたしてしまうようであれば、「転職」という選択肢を選んだとしても全く問題ありません。上記のような業界の転職状況もありますし、何よりもあなたの人生です。「退職・転職することで誰かに咎められるのでないか」と不安になる必要はありません

まずは転職を経験したクリエイティブ職の先輩や、業界に特化したキャリアアドバイザーに相談することで転職市場を知る、ということも一つの手です。

「企業を見極めるスキル」を身につける

転職するという選択にいたったのであれば、「企業を見極めるスキル」を身に付けましょう。給与や休日、福利厚生を始めとした「就業条件」をきちんと提示、もしくは説明してくれるところは、それだけで信頼感があります。もちろん、現状との相違面も冷静に見なければいけません。

また「人事の質」も大事なポイントです。例えば、会社の規模にもよりますが、自分が配属されるであろう部署やその雰囲気などがどのようなものかを、尋ねた時に淀みなく答えられるようであれば、さらに信頼度もあがります。他に、「人材育成」「若手教育」への意識がある企業かも、若いうちは確認しておくべき事項でしょう。

これらは企業のHPやプレスリリースで表示している場合もありますし、もしなければ面接時、あるいは入社後なら気づいた時でも構いません。「人材や若手育成にどの程度力を入れているか?」これらは臆せずに聞くことが重要です。

それで嫌な顔をする・お茶を濁す場合は、それだけで「ちょっと話と違う会社かな」と判断材料になります。このような確認は自身のリスクヘッジの観点からも大切です。

まとめ

自分の身体や心は自分でしか守れません。しかし、どの判断を下すにしても、安易に答えを出す前に一度立ち止まり「悩みの本質」「具体的な解決」を考えることを忘れてはいけません。それは今後の「社会人の生きる基礎」として、自分のスキルや土台につながる大切な過程ともなります。

参考:一般社団法人 日本能率協会「2018年度 新入社員意識調査 報告書」

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