今回は、貸ビル不動産業を営む合同会社マルエス様よりご依頼いただきました、自社ビルのブランドホームページや看板制作の事例をご紹介いたします。
昨今はものづくりに対する補助金も多数あり、これらを有効活用することで自己持ち出し費用を抑え、自社サイトを比較的安価に作成することも可能となっています。
<参考例>
■補助金ナビ（外部リンク）
■小規模事業者持続化補助金（日本商工会議所）
不動産・ホテル・旅館・料亭・各種サービスなど比較的高単価の事業主様においては、独自の特徴を発信し信頼感をアップするために、プロクリエイターによるホームページの制作をおすすめいたします。
お手伝いさせていただいた企業様と依頼背景
元々は家具屋として創業し、現在は都内23区に複数拠点を持つ不動産経営会社様。
以前「ユウクリ」が「優クリエイト」であった頃に、入居させていただいた経緯があります。
今回はビルの建て替えにあたり、ビルのホームページや工事用仮囲いの看板制作をユウクリへご依頼いただきました。
ご活躍いただいたクリエイター
1.ブランドイメージを落とし込めるロゴデザイナー
2.ビジュアルづくりが得意なグラフィックデザイナー
3.笹塚にゆかりのあるWebデザイナー・コーダー
今回は3～4ヶ月の短納期で複数ツールを動かす必要があり、数名のクリエイターで分担しつつ業務を行っていきました。
ユウクリのコンサルタントが全体のハブ役となり、スムーズな情報共有とデータの受け渡しができるように調整を行いました。
業務範囲/納品物
ロゴ、メインビジュアル、仮囲い用の看板デザイン、Webサイト制作、サーバ選定・UP等
■制作例（Web）
依頼主様の声
ご依頼をしようと思ったきっかけは？
小規模不動産のオーナーは、賃貸仲介会社の提供するWebサービス内に自社ビルの紹介ページを作ることが多く、自社ビル専用のホームページを持つというケースはあまりありません。
今までは我々もそういった運用を考えていました。
ただし今回は下記のような思惑があり、独自でホームページを持つほうが有効と考えました。
・オープン後もテナントに対して日々のコミュニケーションをしていきたかった。
・設備・機能にこだわりがあり相場よりも高単価となるため、機能や特徴など理由の説明をしっかりと行い、納得してもらいたかった。
・新築物件でまだ現物がないため、HP上で出来上がりのイメージや機能の説明を掲載し、ユーザーにビジュアルイメージを想起してもらい成約率を上げたかった。
・屋上に時間貸しのレンタルスペースを装備しており、広報・予約などを行えるようにしたかった。
賃貸仲介業者のサービスでは予約システムを含むようなものはあまり取り扱っておらず、何かのサービスを別で使うしかないため煩雑になります。
せっかくなので専用のホームページを作ろうと思い立ち、ゆかりのあるユウクリさんに相談しました。
実際に業務開始してからの印象は？
コンサルタントの木下さんには、本当に助けられました。
我々は、やりたい事はあれど、それを実現するための価格感や現実的な方法はわかりません。
そのことを伝えると、取捨選択できるように実現可能な方法と費用感や費用対効果、実際に掛かる工数の目安などをざっくばらんに教えてもらえました。
また素材が少ない中デザイナーさんからは、貸ビルのイメージにフィットするような写真素材を使った複数案の提案があり、選んでいくことができました。
自社にノウハウがなく具体的な案を出せなかったので、提案してくれたのはありがたかったです。
デザイン案はストレートでOKとなりました。
図面自体の設計が変わったという予想外のこともあり修正が発生してしまったのですが、うまく調整してやりくりしつつ対応いただいたのもありがたかったです。
これからの展望
既にホームページ上では、ビルの最新情報についてのご案内を開始しています。
たとえば基礎工事の写真を撮って掲載するなど、安心感を持っていただけるような情報発信を心がけています。
また現在は建築中のためあくまで仮の状態なので、現実のビルができ次第、第二弾の大リニューアルを予定しています。
ビル画像の差し替えや、屋上のレンタルスペースなどの申込みシステムなどの改修をお願いすることになっています。
効果について
既にビルのテナント候補からお問合せが入っており、いくつか具体的な商談が進んでいます。
商談相手の方からは、「テナントスペースについて、図面だけを見るよりははるかにイメージしやすい」という声を頂いております。
担当コンサルタントの木下より
施工会社と依頼主の間での取り決めは重要
貸しビルの施工会社さんからCG素材や動画をいただくことができました。
最初に取り決めがない場合、素材請求時に別途費用がかかるケースもあるのですが、今回は予めマルエス様と施工会社の間でお話がされており、やりとりがとてもスムーズでした。
間に立つことの介在価値を再認識
高橋様と話した際に、「素人がクリエイターと直接やり取りをしていれば、クリエイターさんに無茶なお願いを悪気なく行い、クリエイターさん側は言われるがままに頑張ってしまう。
そうすると今以上に直しが何回も発生し、無駄な工程やトラブルになってしまったかもしれない。」とお話を頂きました。
ユウクリが間に入ったことで期間内に業務を行うことができ、介在価値を感じています。
パートナークリエイターとの連携
ロゴ・看板・バナー・Webなど様々なツールを一気通貫で対応することができたのは、ユウクリに様々なタイプのフリーランスクリエイターがいらっしゃったからこそです。
今回パートナーとしてご一緒いただいた、ロゴデザイナー・グラフィックデザイナー・Webデザイナーの皆様からはたくさんのご提案やアドバイスを頂き、助けられました。
ありがとうございました。
マルエス高橋様（左）とユウクリ木下（右）
ユウクリにはWebデザイナー・グラフィックデザイナー・ロゴデザイナー・コーダー・イラストレーター・ライターなど様々な職種のプロクリエイターが登録。
複数ツールのデザインに対して連携して対応できることがユウクリの特徴の一つとなっています。
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