【Meets Company】ステキに出会う旅 Vol.12:株式会社ほぼ日

【Meets Company】ステキに出会う旅 Vol.12:株式会社ほぼ日

株式会社ほぼ日(ほぼ日)様は、無料のWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営しながら、文具や雑貨、衣類、食品などの商品や書籍を企画・販売する会社です。代表取締役社長は糸井重里氏。「夢に手足を。」を社是として、人々が集う「場」をつくり、「いい時間」を提供するコンテンツを次々と生み出しています。

今回の『ステキに出会う旅』は、同社のデザインチームに所属する平本泰一様と志田公代様に、同社の「ものづくり」に対する姿勢や目指すもの、そしてパートナーとしてのユウクリへの期待をお聞かせいただきました。

読みものも商品もすべてが「いい時間」を提供するコンテンツ

-「ほぼ日刊イトイ新聞」のWebサイトなどを通してご存知の方も多いと思いますが、改めてどのような会社か教えていただけますか?

(平本さん)
当社は、1998年からインタビューやコラム、ライブ中継の配信などのコンテンツ掲載を中心としたWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営しています。毎日更新される無料コンテンツとして、たくさんの方に利用していただいています。

またほぼ日では「ほぼ日手帳」を始めとする生活関連商品の開発・販売や、近年は「生活のたのしみ展」というイベント、「ほぼ日の學校」という映像コンテンツなども手がけています。代表取締役社長の糸井の「いい時間を提供する」という考えのもと、読みものも商品もすべてがコンテンツと捉えて世の中に発信している会社です。

-さまざまな事業を幅広く展開されている印象がありますが、それらの事業はどのように発想されているのでしょうか?

(平本さん)
そのときどきで面白いものやお客様に喜ばれるものを日々つくってきたことの延長線上で今がある、というイメージでしょうか。糸井が「今、こういうものが面白いと思っていて、こういうものが喜ばれると思う」と示す指針に沿って社員がアイディアを出し合って、企画をつくり上げていくケースが多いですね。

ほぼ日のアースボール

例えば「ほぼ日のアースボール」という商品があるのですが、これは糸井が「投げたり遊んだりできる地球儀があると面白いよね」という発想を持ったところから検討を重ねて、スマートフォンでアプリをかざすとARでコンテンツが表示される地球儀を製品化したものです。

お客さまに面白いものを届ける楽しさが原動力

-社員の皆さんが楽しんでお仕事をされている印象を受けるのですが、社内はどんな雰囲気なのでしょうか?

(平本さん)
おっしゃる通り、楽しむ意識は強いと思います。ものづくりの過程では辛いことや大変なこと、乗り越えなければいけないことがたくさんあります。根本に楽しいという気持ちがないと目指すところまでは辿り着けませんからね。
糸井がよく「おもつらい」という言葉を使うのですが、面白いと辛いは共存しているんですよね。辛い思いをしたとしても、お客様に面白いものを届ける楽しさが当社の原動力になっていると思います。

(志田さん)
ほぼ日には社員間での上下関係がないですし、手を挙げれば誰でも提案できて、仕事を任せてもらえます。自由がある分成功へのプレッシャーも大きいですが、こうした企業風土はクリエイティブに対するモチベーションにつながっていると思います。

(平本さん)
当社は2017年に株式上場したので、上場企業として「やらなければいけないこと」が増えているのは事実です。ですが、やはり私たちは体裁を上手に整えることと共に、人に喜んでいただくこと、いい時間を提供することを大切にしていきたいと思っています。今は読みものに限らずいろいろなアウトプットの方法がありますから、それを見極めながら面白いものをたくさんつくれる会社にしていきたいですね。

当社には「やさしく、つよく、おもしろく。」という行動指針があります。まずは前提として相手を思いやったり助け合ったりする「やさしく」があり、アイディアを実現するための「つよく」があり、そのうえで新しい価値となる「おもしろく」を生み出す、という糸井の考えです。

社員にはこの3つのバランスと順序を大切にしよう、という意識が身についています。個人的にも、プロジェクトの進行中にピリピリしてしまいそうな場面でもいったん冷静に「やさしく」なろうという意識が働きますし、この行動指針が社内の雰囲気づくりに役立っていると感じています。

ものづくりの視点から話してくれたのが依頼の決め手

-ユウクリを知ったきっかけについてお聞かせいただけますか?

(平本さん)

当社では決まったチームがなく、プロジェクトや商品ごとに流動的にチームを組んで進行するのですが、近年は社員数が増えてきたこともあり、チームとしての仕事量のマネジメントが課題になっていました。

手帳イベント

特にここ数年は新しいプロジェクトが次々と立ち上がって、これまでの業務に加えてスタートアップのような動き方が必要とされる時期でもありました。プロジェクトが大きくなるにつれて定型化している仕事や属人的になりつつあった業務まで手が回らないケースも出てきてしまったんです。

デザインチームとしても、より新しいものへの挑戦に労力をかけられるようにと、私や志田が中心となって業務のアウトソーシングを検討することになりました。

(志田さん)
そこで人事担当から「派遣していただいている方がうちの会社ととても相性がいいから、デザインチームでもお願いしてみては?」ということで紹介してもらったのがユウクリさんでした。

その際にユウクリさんを含めて3~4社の人材会社に問い合わせたのですが、クリエイティブ協力というより仕事をさばくための人材派遣や業務委託、という視点で話される会社もあるなか、ユウクリさんは常にものづくりの視点で話してくださったのが決め手でしたね。

流動的な業務に対応するサブスクリプション型サービスを選択

-月間の想定作業工数を決めておき、それに対して費用をお支払いいただくサブスクリプション型のご契約ですが、この形態を選ばれたのはどのような事情があったのですか?

(平本さん)
ユウクリさんにはほぼ日の商品、コンテンツ、イベント、動画の制作業務のサポートをお願いしているのですが、以前は同様の業務を学生アルバイトに依頼していたんです。

ただ先ほど申し上げた通り、当社は小さなチームで流動的に動くので、時間や日にちで区切るアルバイトだと、こちらが頼みたいタイミングとアルバイトの方の出勤スケジュールが合わないことも多かったんですね。ですから、案件が発生するタイミングで発注できるサブスク型の業務依頼サービスはとても合理的だと考えました。

(志田さん)
案件ごとの依頼ではありますが、一度お願いしてよい仕事をしていただけたクリエイターさんを指名できますし、もしその方の都合が合わなかった場合でも、営業担当の田代さんが私たちの求めるクオリティや内容をしっかり把握して適切な方を紹介してくださるので、とても助かっています。
判断材料としてクリエイターさんのポートフォリオを見せていただけるのもありがたいですね。

(平本さん)
それにユウクリのクリエイターさんはプラスアルファの提案をしてくださる方が多いんです。
こちらから依頼していなくてもデザイナーさんが複数の案を提出してくださったり、「ほぼ日刊イトイ新聞」のサイト内で日付に添えるイラストをお願いしているイラストレーターさんから「こんなテイストも面白いんじゃないですか?」と提案してくださったりといったこともありました。

-クリエイターもほぼ日さんの仕事を楽しんでいるからこそ、前向きに取り組めるのだと思います。

窓口がひとつ増えたことで業務が効率化。感性が合うのでスムーズにやり取りできる。

-ユウクリがお手伝いするようになって、皆様の業務にはどんな変化がありましたか?

(志田さん)
私たちデザインチームとしては、やはり新しいプロジェクトに力を注ぎたいときに細かい業務をお願いできるようになったのは大きな変化ですね。
たとえば洋服を販売する際、一緒に掲載するサイズ表をつくる必要があるのですが、この作業に案外時間がかかるんです。そういうちょっとしたことをお願いできるようになったのはありがたいです。

それから、ユウクリさんから紹介いただくクリエイターさんの感性と、当社がつくりたいものの相性のよさもポイントだと思っています。
クリエイターさんだけでなくハブになってくれる田代さんとも当社の制作物のトーンや雰囲気を理解いただいたうえでやり取りできるので、スムーズに業務を進められています。

社内フロアマップ

(平本さん)
私が初めて依頼した案件はオフィス移転時のフロアマップ制作だったのですが、社屋7階分をつくろうとすると1日仕事なんです。
引っ越しに伴ういろいろな業務が同時進行していて、でもフロアマップを設置する期日は決まっていて、という状況でお任せできたのはとても助かりました。

それから、以前は社内でなにか制作物をつくろうとなったときには必ずデザインチームに相談がくるフローだったのですが、今はユウクリさんに直接依頼がいくことも増えました。
窓口がひとつ増えたことで、業務がスピードアップしたりつくれるものの量が増えたりと、デザインチーム以外のメンバーにも喜ばれていると思います。

より幅広く、新たなコンテンツをつくり出すパートナーとして

-ユウクリへのリクエストなどがあればお聞かせください。

(志田さん)
なにかお願いごとがあるときにはすぐご連絡して対応していただいているので、現状の課題はほぼ改善の目処がたっていますね。
今相談しているのは、コミュニケーションツールの刷新とクリエイターさんの業務形態についてです。
今はオンラインで打ち合わせをして成果物を収めていただいているのですが、今後は会社まで来ていただいて作業していただくようなパターンも検討できればと思っています。

(平本さん)
今のところは依頼する案件は割と定型化されたものが中心なのですが、今後は例えば素材だけお渡しすれば成果物ができてくるようなフローとか、YouTubeのコンテンツや商品プロダクトの3Dモデリングといった部分をお願いできるクリエイターさんをご紹介いただくようなこともできればと考えています。

当社では今後、時期を見ながらのリアルイベント開催や映像配信にも力を入れていく予定です。
Webも空間も映像も新しい企画がありますし、新しい分野にも挑戦するつもりですので、クリエイターの皆さんに活躍していただける機会も増えると思います。ぜひこれからもいろいろとご相談させてください。

-柔軟にご要望に応えられるように努めます。今後もよろしくお願いいたします!

 

 ※自由記入欄に「サブスク検討中」と記載いただけますとスムーズです。

 

株式会社ほぼ日

株式会社ほぼ日は、人々が集う「場」をつくり、「いい時間」を提供するコンテンツ* を企画、編集、制作、販売する会社です。
* ほぼ日では、読みものにかぎらず、モノのかたちの商品、イべントなども、形にこだわらずすべてがコンテンツであると考えています。

ほぼ日は、1998年6月に無料のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を開設し、オリジナルの読みものを無料でお届けしながら人々の集う「場」をつくってきました。
ほぼ日が創造する「場」は、「TOBICHI(とびち)」や「生活のたのしみ展」、「ほぼ日の學校」など、ウェブからリアルへと広がっています。
ほぼ日の場は、さまざまなクリエイターの方々が集まり、新たな表現に挑戦する場になっていることも特徴です。

>ほぼ日さんのホームページはこちら : >https://www.hobonichi.co.jp/