【人材紹介 活用事例】日本ハムビジネスアソシエ株式会社

【人材紹介 活用事例】日本ハムビジネスアソシエ株式会社

【人材紹介 活用事例】
日本ハムビジネスアソシエ株式会社様は、ニッポンハムグループを縁の下で支える会社として、グループ各社の人事・経理・総務業務の受託、損害保険・医療保険の販売・物販・車両リース、社内報等各種出版物制作など、専門性の高い業務を担っています。「アソシエ」はフランス語で「仲間・協力者」という意味。ニッポンハムグループ各会社の経営・従業員をサポートしたいという願いがこめられています。

今回の「ステキに出会う旅」は、ライフサービス事業部・営業統括部・編集制作課の筒井様と小澤様にインタビュー。大企業のグループ会社ならではの採用条件、デザイナー採用後の社内での変化などをお聞かせいただきました。

デザイナーに強いユウクリに依頼、条件に合う候補者を効率的にマッチング

- 筒井様、まず貴社の事業について教えてください。

ニッポンハムグループ内の人事・経理・総務業務の受託、損害保険・医療保険の販売、物販、車両リース、社内報等各種出版物制作を行っています。従業員は120名弱となります。

- 所属部署について教えてください。

編集制作課のポジションですが、グループ内から専門的な職種の人材を得ることが難しく、またリファラルでの採用も見込めそうになかったので、ユウクリさんに相談をしました。
これまでユウクリさんを通じて2名採用し、デザイナーとディレクターを起用しています。採用に関しては、エルダー(※)の小澤が定年前に積極的に動いてくれてユウクリさんと出会えたことが大きかったです。
(※)定年後、再雇用契約で働く従業員

小澤さん:もう一人のエルダーが私と同年齢で、退職になる時期が重なり一度に2名抜けるリスクが大きいため、新たに人員を採用することにしました。

筒井様と小澤様

- ユウクリを選んでいただいた理由はありますか。

やはりユウクリさんは「デザイナーに強い」というイメージがあったこと、また当社には採用について”条件”がありました。そのため、最初からユウクリさんにご相談すれば条件に合う方をマッチングしていただけるので、自分たちの力で探すより効率が良いと思いました。

- 採用の”条件”とはどのようなものでしたか。

クリエイターは自由な働き方のイメージがありますが、社員として採用されればニッポンハムグループの方針に則った勤務に関してのルールを守らなければなりません。また、研修などクリエイティブ業務以外にも時間を取られることが多々ありますので、その折り合いをつけて、自分の中で納得していただける方が良いと考えていました。

また課全体の高齢化が進んでいることと、業務の専門性が高く自社の新卒採用では人材の確保が難しいことから30代くらいの年齢層で採用を考えました。若すぎる方ですと社会人として一から教育しなければならないという課題があり、年齢の高い方はベテランですが、グループのルールもありますので、ワークスタイルが確立している方にとって、新しい働き方の対応がしんどいだろうなと。そのため、30代くらいであれば、即戦力となりながら吸収力もあり当課に新しい刺激も与えてくれそうだと、自分の経験値からも、期待していました。

そのような条件で効率的に母集団を形成したかったので、ユウクリさんにご相談しました

- 採用を決めるときに重視したことは何でしょうか。

小澤さん:ユウクリさんが推薦してくれる方は、皆、実力を備えながら、協調性もありますね。先入観かもしれないですが、クリエイティブ系の仕事をする方は、私のイメージでは職人肌的な方も多いと思っています。
しかし、うちの仕事は一人で何役もこなさなくてなりませんし、仕事上コミュニケーションも欠かせないため、求めるスキルや条件のバランスが取れていることを重視していました。

社内報情報紙の課題を新たなデザインで解決、営業の士気もアップ

- デザイナー採用後に、社内での変化はありましたか。

Hさんの仕事風景

Hさんの仕事風景

社外にはお見せできないのですが、グループ会社から受注しているものに、営業支援ツールでもある社内情報紙があります。こちらは顧客であるグループ会社の担当部署から、Excelでテキスト原稿が来ます。うちが受注する以前は印刷会社の内部デザイナーが制作していたようです。そのため原稿の Excel をそのまま印刷する、くらいの仕上がりでした。

当社が採用したデザイナー(以下:Hさん)が担当してからは、臨場感のあるデザイン的な技術を施し紙面充実を図りました。予算的にイラストレーターを別で起用するのが難しく、彼女が自前で展開している部分が多いのですが、結果として評判がすごく良かったです。

表紙についても、担当者が用意した料理の写真をHさんが工夫して楽しげにデザインしています。その甲斐あり、今は「営業で協力し売上をアップしていきましょう」と、士気を上げる目的のツールになってきていると感じます。この情報紙の案件は「配られたら従業員がすぐに開いて、確かめてもらえるものを」という依頼でしたので、目指す姿に近づいているのかなと思っています。

デザイン力が武器となり、戦略のひとつに

Hさんがデザインした商品カタログ

Hさんを採用してから、別のグループ会社の「総合商品カタログ」のリニューアルをプレゼンで獲得しました。もともと表組み主体のカタログで、事業部ごとに異なる仕様で印刷していたものを、「家庭用」「業務用」の2つのカテゴリーに分けて各事業部の商品紹介を写真も効果的に使ってわかりやすい誌面にしたいというお題でした。

表紙については、家庭用カタログで「消費者の食生活を担っている」ことを、業務用カタログでは「素材の高品質」を一目で訴求できる、区別化したデザイン提案を行いました。

中面に関しては扉ページを設け、商品ができるまでのストーリーや食シーンを挿入する効果をダミーをつくって顧客を説得し、結果として商品生産地の漁港をロケハンするにまでつながりました。そして実際に撮影のディレクションまで彼女が引き受けたことで、そのデザイン的な狙いが隅々まで活かされたカタログに仕上がりました。

Hさんの、顧客に向けた丁寧なヒアリングから始まり、顧客ニーズの一歩先をいく提案力は、優れたデザイン力とともに、すでに当課にとって、なくてはならない頼もしい戦力の一つです。今、社会全体で景気が良くないですが、予算が圧縮されている中でも「Hさんにやってもらいたいから、デザイン会社は変えない」という声が私の元に届いています。

- 今後の展望を教えてください。

様々な形でたんぱく質をお届けするニッポンハムグループの一社として、「食べる喜び」を紙媒体やWeb媒体、様々な手段を使って効果的に表現し、伝えていくことが編集制作課の使命です。ニッポンハムグループ各社には、人々に食べる喜びを体感していただける魅力的な商品がたくさんあり、その持ち味を臨場感のあるビジュアルやコピーライトで発信し、さらにグループに貢献していきたいと考えます。

 

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