採用面接で優秀な人材を見極めたいご担当者の方へ:
こんにちは。ユウクリ デジタルマーケティング部の石崎です。
採用面接にて、スキルのマッチングはもちろん、お人柄も見極めたいですよね。
でも、採用面接で候補者のお人柄を見極めるのは難しいかと思います。
「採用したら、面接で感じた印象と違った…」
「会社になじめず早期退職されてしまった…」
こういった経験、ありませんか?
なぜ採用面接では、候補者のお人柄が見えづらいのか?
また採用面接で候補者の真のお人柄を確認したいとき、どんな質問をすれば良いのか。
大切なポイントをお伝えします。
▼なお動画でもご紹介しています!▼
成功体験・失敗体験を聞く
採用面接で候補者の真のお人柄が見えづらい理由。
それは候補者が質問に対する回答を準備してきているからです。
当たり前ですが、「準備してきた言葉を言う」場面では候補者の気持ちは見えにくいもの。
そこでおすすめしたいのが、「実際にあったエピソード」をベースに質問をしていくこと。
さらに、そのときどう思ったか、などの「感情」を聞き出していくことです。
実際の体験を話すとき、候補者は過去のことを思い出しながら話します。
そのため、表情や仕草、加えて言葉づかいが自然になる傾向にあります。
そして、ここにヒントが隠れています。
過去の体験を思い出してもらい、さらにそのときの感情についても聞き出す。
これは候補者が「どんなときに、どんな感情を持つのか?」を把握することになります。
そしてそれが、採用面接での会話のなかで真のお人柄を知るきっかけになるのです。
採用面接で経歴を聞いていく際に、
「やりがいは何でしたか?」
「どんな時に成長を感じましたか?」
「そのときどう思いましたか?」といった質問で成功体験を聞き出してみてください。
これによって候補者のモチベーションが見えてきます。
またさらに、入社後の仕事の任せ方、配置、フォローの仕方などを適切にすることにもつながります。
そのため早期退職を防ぐにも効果的です!
逆に、失敗体験とそれを克服した方法も聞いてみてください。
候補者がどんなことを失敗と感じたのか。そして、それをどんな風に乗り越えてきたのか。
他人や環境のせいにしていないか?
周囲を頼るなど適切な判断ができるか?
失敗を次に生かす努力ができるか?
こうした観点で、さらにお人柄が見えてくると思います。
成功体験も失敗体験も、具体的なエピソードを聞きましょう。
そして貴社でのお仕事にあてはめてイメージしてみてください。
さらに、得意分野や適性を考慮して入社後のミスマッチをなくしてほしいと思います。
採用面接では「STAR」に気をつけて行うと良いといわれています。
Situation、Task、Action、Resultの頭文字をとったものです。
過去にどんな状況(Situation)で、どんな責務(Task)を負って、どのような行動(Action)をとって、どのような結果(Result)を導くことができたのか。
この4つのポイントをおさえてエピソードを確認すれば、より具体性が見えますね。
STAR面接について詳しくはコチラ
成功体験ver.
「自分が進めた案件が評価してもらえて嬉しかった」
候補者がどんなことを工夫して結果につなげたのか?
またそのうえで、どんな風に評価してもらえたのかを確認しましょう。
結果や評価が素晴らしいものだと、候補者が努力したプロセスをスルーしてしまいがち。
しかしこのプロセスにヒントが隠れています。
結果や評価にとらわれず、候補者の視点や努力の仕方を具体的に聞き出してみてください。
失敗体験ver.
「ミスをして、お客さんに怒られてしまった」
候補者が何を「失敗」と捉えているかを確認しましょう。
ちなみに「お客さんに怒られた」ことを失敗と捉えている場合は注意です。
怒られたという結果ではなく、要因が何だったのか?
そしてその要因に対して候補者がどう振り返っているのかを確認しましょう。
また加えて、ミスを繰り返さない工夫をしているかも確認しましょう。
いかがでしたでしょうか。
なにか一つでもご参考になれば幸いです。
良いご縁がありますように!
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