【新卒採用 活用事例】株式会社 アンティー・ファクトリー

【新卒採用 活用事例】株式会社 アンティー・ファクトリー

株式会社アンティー・ファクトリー様は、”デザインで社会を創造する”をビジョンとし、Webサイト制作を中心に、企画から最終のアウトプットまであらゆるクリエイティブをトータルに手掛けるデザイン会社です。

今回の「ステキに出会う旅」でお話を伺ったのは、PSD2部の岡内様。新卒スカウトサービス『美大芸大就活ナビ』を導入し、自社なりのノウハウを見つけて継続的にご活用頂き、成果を出されています。中途から美大芸大生採用に切り替えた背景や定着率が高い理由、育成についての考え、ナビの運用を体系化して効率的に採用するコツをお伺いしました。

中途から新卒採用にシフトし育成に注力、戦力へ

- まず、御社の事業概要を教えてください。

アンティーグループは、Webサイトを中心としたビジネスモデルの企画・構築からプロモーション、グラフィック、ビデオやインタラクティブメディアまで、クライアントのビジネスパートナーとしてビジネスを成功へ導く”トータル・ソリューション”を提供しています。

ABEMATV

【実績】WEBサイトデザイン

- 今回募集したポジションをお聞かせください。

デザイナー、ディレクター、動画クリエイターを募集していました。
グループ全体で130~140名おり、本社・支社と全体的に利用させていただいています。

- 『美大芸大就活ナビ』導入に際しての、課題や背景を教えてください。

うちはデザイン会社なので、即戦力を求めて中途を募集していたのですが、年々採用が難しくなってきています。

なかなか候補者が上がってこないし、来てもレベル感が合わず採用まで至らないんです。最近会社の規模感が大きくなってきたこともあり、「会社のフェーズとして、新卒採用もしっかりやって人材育成していったほうがいいのではないか」と社内で協議していたころに、ユウクリの方に『美大芸大就活ナビ』をご紹介いただきました。

ただ新卒採用となった際に、うちを知ってもらうことにもなかなか苦戦しますし、美大芸大生との接点がまずないんですよね。『美大芸大就活ナビ』だと、美大芸大生が集まっていて、直接アプローチできるのが大変良かったです。

他の大手新卒サービスも利用しましたが、一般大学で厳しい業界だと知らず「デザイナーになりたい」と言っている層が多い印象でした。いくらデザインがやりたくても、作るのってすごく大変なので、美大芸大である程度“生みの苦しみ”を分かっている子であれば問題ないのですが、そうじゃないと入社した際にお互い結果ミスマッチになって辞めてしまいます

例えば、商品発表に合わせた公開や納品する場合、期日までにクオリティを高める必要があり、夜遅くまで対応することや土日出社も時々あります。そこをちゃんと分かっている子たちがうちにマッチしてくるので、『美大芸大就活ナビ』に出会ってからは良い採用ができています。

即戦力ではなくても、スキルは入ってから教えて育てれば良いのです。辞めちゃった子もいますけど、多くの子は残って成長して”戦力”として活躍してくれています。

コミュニケーション

業界の実情を問いかけて、ミスマッチを防ぐ

-定着率が高いのですよね。制作会社は低いイメージが拭えないですが、御社はなぜ高いと思いますか。

まず面接で「本当にうちの会社や業界でやっていけそうですか?」という問いかけは必ずしているんですよ。「制作会社って忙しい時は忙しいよ」っていうのと、「“変化対応力”がないと大変だよ」っていう話もします。「うちってすごくいい会社ですよ!」ではなく、包み隠さずに実情を伝えています。

変化対応力というのは…たとえば時代に応じて、ガラケーがスマホになったりとか、デザインをする領域も変わっていくので、そこに対応できないと生き残っていけないですよね。

ビジュアル実績

【実績】ビジュアルデザイン

時代が変われば、社会やつくりだす物も変わるのでその変化に順応できる人じゃないと、うちではやっていけません。ただし、実際にその力があるかは働いてもらわなければわからないので、最初に「そこも頑張れますか?」と確認しています。

これを聞いて「ここでやっていけるのだろうか?」と感じるかもしれないけど、ミスマッチを防ぐには、お互いのためにも最初からちゃんと業界や会社の理解をしてもらうことが重要だと思っています。

-入社後は、新入社員に対してどのように接しているのでしょうか。

入社してもらったら人材育成はちゃんとやります。ひと昔前までは、昔ながらの…という感じでしたが、今は会社としてミッションに掲げている“デザイニストの育成”に力を注いでいます。一人前になるまでは、上が面倒を見る責務があると考えています。

当たり前ですが、一足飛びにデザイナーにはなれないです。キャリアはマラソンだから、逃げても仕方ない。1対1の面談を定期的に行ったり、チームや事業部など組織として人を育ています。時間はかかりますが、デザイニストとして長期スパンでのキャリアや、上流工程からものごとを考えられるように育成計画を立てています。

会議風景

ナビの運用方法を体系化し、媒体費だけで効率的な採用ができた

-『美大芸大就活ナビ』を使って、良かったところはありますか。

先程もお伝えしたとおり、美大芸大の子に直接アプローチできることですね。クリエイティブを専門的に学んだ子たちが集まっているのは、弊社にとっては大変魅力的です。

また「美大芸大就活ナビ」なら何名採用しても金額は同じです。ですので、自社に合ったやり方が体系化できれば、媒体費だけでたくさん人数を採用できて、その上、質の高い良い子が集まっていたらめっちゃいいじゃん!となりました(笑)。
「デザインは好きだしデザイナーになりたいけど、制作会社ってそもそも何だろう」という子も多い中、うちに興味を持ってもらった上で応募してもらえるのは、本当に他にないサービスで良いですね。

美大芸大就活ナビ|管理画面

『美大芸大就活ナビ』管理画面|学生プロフィールページのサンプル

 

-今年、足あと:1955・興味がある:243・メッセージ:71・応募:38 と、大変成果を出されていますね!どのように運用されていたのでしょうか。

最初は手さぐりで、試行錯誤しました。

例えば、使い始めた当初はどの学生にも会社案内をしていたのですが、そのうち「この子なら採用したい」という学生に絞って会社案内して、応募してもらえるようにしました。いろいろな方法を試して、行動量を重ねて、自社に合った方法に洗練させていきました。

あとは地方でも採用をしたかったので、学生のページに対して相当「足あと」を踏みにいきました。
営業さんからアドバイスいただいて、求めているイメージの子を探した上で、どんどん足あとを残すという作戦です。当初は、良さそうな子にうちからメッセージを送ったりしていたんです。でもそれはやめて、足あとをつけた学生のうち「興味がある」が返って来た子とだけ、やりとりするようにしました。いまも色々と試行錯誤を重ねて、体系化していっています。

-「美大芸大就活ナビ」が、おすすめの企業はありますか。

基本、どの会社にもおすすめです。制作会社はもちろんですが、今はデザイン経営・デザイン思考を取り入れている企業も多いので、美大芸大生の可能性を欲していますよね。企業であれば何かしらクリエイティブは関わってくるので、全体的におすすめです。『美大芸大就活ナビ』をこれからも使っていきたいので、こんなことを言うと競合が増えないか心配ですね。(笑)

社員のキャリアや業界全体の成長を考えた制度

-事情があって地元に帰るというスタッフがいる場合は、その故郷に拠点を作ってしまうと聞きました。

イレギュラーではあるんですけど、「もうしっかりと仕事が任せられるね」という人に限ってはあります。今までそれで、名古屋、大阪、盛岡に拠点を作っています。

名古屋オフィス

名古屋オフィス

あるスタッフから「事情で地元にUターンする」と代表が相談を受けたとき、「それなら拠点をつくってしまえば?」という話になりました。それでまず名古屋に事例ができて、20名くらいになったのが最初ですね。臨機応変に「社員に対してどうしたら良いか?」というのを、ちゃんと考えている会社だと思います。

また、成長を遂げた上でうちを卒業していくスタッフには、その実力を証明する証書・推薦状を発行し、次のステージへの挑戦を応援します。これが転職における最適なマッチングの一助となることで、クリエイターや業界全体の健全な成長に貢献できればと考えています。

-会社の展望をお聞かせください。

会社の理念である「デザインで社会を創造する」を実現すべく、ブランディングや戦略部分などの上流部分から動画やグラフィック、WEBなど様々な案件に今後もチャレンジしていく予定です。また、人材育成にも力を入れており、しっかりと業界で力を出せる人材を育成できるように現在仕組み化を進めています。

 

ロゴ入りバナー

株式会社アンティー・ファクトリー

”デザインで社会を創造する”

インターネットの拡大・変遷に伴い、Webサイトやデジタルコミュニケーションに求められる役割は、より高度・専門化しています。
アンティーグループは、Webサイトを中心としたビジネスモデルの企画・構築からプロモーション、グラフィック、ビデオやインタラクティブメディアまで、クライアントのビジネスパートナーとしてビジネスを成功へ導く”トータル・ソリューション”を提供しています。

アンティー・ファクトリーさまのWebサイトはこちら : >https://www.un-t.com/