【いろいろな色】色がもつ力と特徴を知れば記事の訴求力が変わる

「色」という視覚情報は、意識的/無意識的に関わらず、人に様々な感情をもたらします。色が人に与える心理的影響は、科学的に裏付けられているものから疑似科学、都市伝説の類のようなものまでいろいろですが、今回は一般論を中心に、具体的な色を取り上げ、各色が与える印象やデザインに活用する際の注意点を盛り込みつつ紹介したいと思います。

 

■赤


警戒や注意を促し、感情的興奮や刺激をもたらします。炎や薔薇など、情熱的な単語をイメージする方も多いでしょう。

一方で、赤には購買意欲を掻き立てる効果があり、安売り時の広告をデザインする際などにもよく用いられます。あるいは、サイト上で「登録する」「購入する」などの大事なポイントのボタン色としてもよく使用されていますね。
「行動を起こさせる」という点においては、他の色より頭一つ抜きん出ているといえます。

ただし、多用し過ぎると安っぽくなったり、観覧者を疲れさせたりしてしまうことも。ここぞという時の差し色程度にし、明度・彩度をほかのプライマリ・セカンダリカラーに合わせたりするなどの工夫が必要です。

 

■青


冷静さや爽快感を感じさせる色であり、鎮静作用があります。

見た目の安心感から、ロゴとして使われていることも多いですよね。DELLやTwitter、ローソンなどが代表例でしょうか。また、興奮を抑え、涼し気なイメージもあることから、湿布や風邪薬など、医薬品のパッケージやロゴに使用されることも多く、知的な雰囲気から金融系や保険関連企業ウェブサイトなどでも多用されています。

ただ、多用されているため「無難」「遊び心がない」などと受け取られてしまう場合もあるのでご注意を。

 

■緑


安心感や情緒の安定、緊張の緩和効果を与えます。
安心感や安定感、安全や平和などを感じさせることから、JRをはじめとする交通系のロゴやLINEなどのアプリで使われています。また、健康や癒しのイメージもあるため、薬局や整骨院の看板に使われていることも多いですね。

ただし、デザインに使用する際は、青と同じく無難に思われてしまう可能性があり、落ち着きすぎている、優柔不断と受け取られてしまう危険性があります。優柔不断という点では、赤とは逆で、サイト上の行動を促すボタン色としては効果が低いというデータも見受けられます。
※ボタン色については、諸説ある他、ボタンの形状・動き、サイト全体の色構成などに左右される面が強いので、必ずしもすべて当てはまるわけではないので注意が必要です。

緑という色自体は配色がし易い色ですので、他の色とのバランスを見ながら足したり引いたりすることで、より効果を発揮できることでしょう。

 

■黄


陽気で元気、楽しいなどのイメージを見る者に与えます。一方で危険や緊張、落ち着きの無さを象徴する色でもあります。

赤と同じく目立つ色であり、Loftやマツモトキヨシ、松屋やクロネコヤマトなどの企業ロゴにも使用されています。また、危険を知らせたり、注意を促すために使われる色でもあり、身近なところでは道路標識や踏切、工事現場などでも使われていますよね。

デザインで使う際には、目立つ色であるものの、配色・配置によっては可読性が低くなってしまう場合がありますので、細かな調整が必要になります。また、目立つからと安易に使用してしまうと子供っぽく、稚拙な印象になってしまいますので注意しましょう。

 

■白


潔白、神聖、清潔などのイメージを想起させる白は、どんな色とも合うことが最大の特徴。単純ながらも目を引き、アイデンティティを感じさせる強さがあるため、AppleやSONY、GAPなどの企業ロゴに使用されています。

個人的に、白を使いこなせるデザイナーは、クリエイティビティの高いデザイナーだと考えています。間延びしない程度に開放感を出したり、逆に緊張を生み出したりと、ホワイトスペースの取り方はデザインの奥義であると言っても過言ではないでしょうし、単色ロゴもデザイナーの腕が試されます。
黒と並び、ポピュラーながら最も使うのが難しい色です。

 

■黒


力強さや高級感、厳粛さをイメージさせる反面、死や恐怖、不安をあおる色でもある黒。

こちらも白と同じく、シンプルながらも目を引き、重厚感や高級感をイメージさせます。どんな色を差し色に入れても効果的なため、汎用性も突出していると言えるでしょう。デザインに使えば、全体を引き締めることができますが、「真っ黒」という色は不自然なイメージを観覧者に与えます。
使う場合には、少しだけ青みのある黒や、黄を混ぜるなどの工夫が必要。実際、黒が効果的に利用されているデザインの多くは、良く確認してみると少しだけ色が入っている物が多いのです。

 

まとめ

どの色でも、彩度・明度の違いにより、与えるイメージや連想する物が異なります。さらに、文化によっても色のもたらす心理的影響は大きく変わることでしょう。色のもつイメージを活用したい場合は、ただその色を使用するのではなく、注意点もふまえつつベストな使い方を探せたらいいですね。

 

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