テーマ:「マーケティング・営業責任者向け│LPの見直し・パターン作成のすすめ(ユウクリの事例紹介)」
所要時間:約8分
こんにちは。高田です。
8月も後半。9月に向けたご相談が増えてきました。
さて前回の営業資料編に引き続き、ユウクリ社内事例のご紹介です。
LPの中身を変えたり新たに専門のものを作成することにより、効果がでた事例をご紹介したいと思います。
また最後の方では、最近話題の「studio」というノーコードツールを使って作成してみたLPやその効果をご紹介します。
LPによって効果は千差万別・・・
様々な方に対し、クリエイティブ関連の様々なソリューションをご提案するユウクリ。
諸事情から、現在はHP上でサービスの詳細をうたうことよりも、それぞれのLPを作る手法を採用しています。
このため、実は結構な数のLPが存在しているユウクリ。
今回はこれらのLPの中でも特に大きな効果があったものを抜粋しました。
2.対象者を絞って訴求することで、問い合わせの確率が上がった
3.放置しているのに、じわじわと問い合わせが入るページ
4.グラフィックデザイナーがStudioでデザインしてみた効果
1.「クリプラス」訴求LPを作ったところ、結果に大きな影響が出た
クリプラス クリエイター向けLP
まずは、ユウクリに登録してくれる人が一番見てくれている、「クリプラス」のLPです。
クリプラス
ユウクリ=フリーランスが多いというイメージ
お客様、ご登録者双方に話を聞くと、「ユウクリ=フリーランスクリエイター」というイメージを持たれている方が多いそうです。
この情報は正しく、実際に登録者のかなりの割合が、プロのフリーランサーとして活躍されている方です。
昔はクリエイター専門の会社として競合が少なかったユウクリ。
自社のHP上に少し情報を掲載しておけばフリーランスの登録者が勝手に来てくれる状態でした。
しかし時代とともに競合が増え、自社の特徴を打ち出さなくては存在を知ってもらえない…。
ある時我々は、そんな事実に気づいたのでした。
特設LPでクリエイターに訴求
クリプラスは、ユウクリの中でもかなり企業ニーズの大きなサービス。
決定率95%以上を担保するにはクリエイターの獲得は不可欠。
これは、LPを作るしか無い・・・!と数年前に特設のLPを作成しました。
「ターゲットとなるフリーランスの方=登録しているクリエイター」です。
もはやターゲット自身にご依頼すればよいのでは?と合いそうな方をアサインし業務委託で発注。
クリエイターならではの視点で、随所に新たなご提案をいただきました。
効果は絶大
こちらを利用するようになってから、フリーランスの登録希望者はV字回復。
クリエイターの方からはデザイン面でも支持を得ています。
SNSでクリップされたり、「クオリティが高い」系のデザインまとめサイト等でも紹介されていたりします。
数年前に作成されたにも関わらず、現在でも評判は上々です。
対象者を絞って訴求することで、問い合わせの確率が上がった
Webクリエイター向けLP/若手向けLP
Webクリエイター向けLP
最近のWebクリエイターニーズの高まりを受け、総合的なエントリー受付LPから別途独立。
内容を見直し、Webクリエイターに訴求するように要素を変更したもの。
若手向けLP
ユウクリのメインサービスでご要望が多いのは即戦力のクリエイター。
しかし一部の企業様ではポテンシャル採用も増えています。
そのため、各種スクールと連携し、若手・第二新卒向けには別窓口でエントリーを受け付けています。
対象が狭まると、訴求が強くなり効果が上がる
専門のページを別々に作成したことで、対応するターゲットの方への訴求が強まり、それぞれのエントリーが増加しました。
これらのページについては、今までのLPでの成果内容を見直した上で必要な要素を残し、訴求内容を調整するようにしました。
このような検証を行ったことも効果が上がった要因だと感じます。
放置しているのに、じわじわと問い合わせが入るページ
業務委託(月額制・準委任)企業向けLP
こちらのLPは、「テキストをできるだけテキストとして残す」ようにして作成したものです。
LPは使い捨ても多く、画像中心で作られることも多いのが現状。
しかし恒常的なサービスであれば、広告だけではなく、あわよくばSEO効果を狙いたい。
という狙いがありました。
半年・一年・一年半…SEOの順位があがり、コンスタントに問合せが
こちらのページについて、現在広告費はほぼかけていません。
それにも関わらず、定期的に問合せが入ります。
SEOに「ロングテール」という考え方があるのですが、狙わずしてロングテール狙いになった。
まさにそんな感じのページです。
要素をきちんとテキストで盛り込むことで、長期的な効果が出るようになった事例です。
グラフィックデザイナーがStudioでデザインしてみた効果
新サービス、「クリエイターズスカウトバンク」の訴求LP ※現在サービス終了しております
これらはいずれも、「STUDIO」というノーコードツールで制作されています。
STUDIOを使ってみた理由
ユウクリの登録クリエイターはグラフィックデザイナーが多いのですが、Webに興味を持っている方が増えています。
ただ、紙→Webは技術の違いが大きく躊躇されている方も多いというのが現実。
そんななかで、世の中でノーコードツールが話題になっており、はたしてどこまで便利なのかを試してみることになりました。
良ければ、クリエイターさんにオススメできる情報が増えます。
そんなときに新サービスのLP制作依頼が入り、こちらが実験台となりました(笑)。
コードを知らなくても慣れれば、サクサク作れる
今回のLPを作ってくれたのは、広告を得意とするグラフィックデザイナー。
Webはほぼほぼ未経験。コードは触ったことも有りません。
そのため、構造、仕組みを覚えるまでは大変でした。
最初に作成したクリエイター向けのページには、数週間かかりました。
しかし、仕組みを理解したあとはサクサクと作業が進むようになりました。
2つ目に作成した、エージェント向けのページは半分以下の時間で制作できています。
プロのデザイナーが使ってこそ活きるツール
Studioには様々なテンプレートが用意されています。
ただ、LP=広告と考えた場合、安易にテンプレートを使うと訴求が弱まり差別化がしにくくなります。
このツールでLPを作る場合はプロのグラフィックデザイナー、UIデザイナーが作成してこそ真価を発揮すると感じます。
デザインをつきつめることで表現力があがり、印象にのこる独自性のあるページ制作が可能になります。
デメリットなど:SEO効果は期待できない
残念なことにこちらのノーコードツールでは、SEO効果の期待はできません。
よって、広告・SNS以外での流入を狙う場合にはおすすめできません。
ノーコードで作成するため、使えるタグの種類には制限があります。
そのため、独自で制作するよりはどうしても制約が多くなります。
細かいところまでこだわるリッチなものを作成したいという場合には、あまり向かないかもしれません。
まとめ
LPは対象を絞り込み、その人向けに作れば作るほど効果がでると感じます。
加えてLPを作成した場合には広告頼みになるケースが多いのですが、クオリティによっては複数の人が話題にしてくれたりクリップしてくれることで露出が高まることも大きな特徴です。
LPの内容・訴求方法によって、作り方も様々です。
ノーコードツールや画像メインのLPは比較的手間が少なく、グラフィカルな内容でも早期にしあがります。
一方でグラフィカルかつしっかりとテキストを残して作り込んだページは、手間と時間がかかるかわりに長期的な効果が見込めます。
こういったことから、同じLPといっても、方法によって予算・効果・運用費等は大きく変わります。
どのようにLPを作るかはもちろん、作って終わりにするのではなく、効果を見直し、適宜調整していくことをおすすめします。
ユウクリではLP制作・展開等のお手伝いが可能です
上記のLPを制作したのは、いずれもユウクリの登録クリエイターです。
ユウクリには、優れたデザインスキルをもつクリエイターが多数登録しています。
加えてユウクリでは、自社案件を積極的にご依頼をさせていただくことで、社内のマッチングのノウハウを深めています。
もしLPの作成でお困りの場合は、ぜひお声掛けください。
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