志望動機の作り方|はじめてのデザイナーの転職の心得③

志望動機の作り方|はじめてのデザイナーの転職の心得③

こんにちは。人材開発事業部の宮本です。
今まで、転職活動の前準備としての【転職理由】【キャリアの軸】について、お話させていただきました。
今回は、いよいよ求人応募のフェーズ。【志望動機の作り方】についてです。

求人を探してみて興味を持った求人があった場合、この記事を参考に志望動機を作ってみていただければと思います。

志望動機って重要?

ようやく気に入った求人を見つけ、応募しようとするグラフィックデザイナー3年目のまるこさん。

志望動機の作り方

ユウクリでも求人にご応募いただく際、志望動機が
「スキルアップできそうだから」
「今までの経験を活かせそうだから」

などのように、一文だけの場合があります。

これ、実は非常にもったいないです!!!
なぜなら、書類選考の段階では、志望動機は非常に重要だからです。

重要な理由は、主に以下2つです。

①応募者にとって、志望動機は採用担当者へ直接アピールできるメッセージ欄

書類選考で採用担当者が最初に目を通すのは、履歴書、職務経歴書(ポートフォリオも)です。
複数の企業に応募する場合、基本的に内容を変えずに同じ書類を提出すると思いますが、なかでも応募企業毎に内容を差し替える箇所は『志望動機』『希望年収』『通勤時間』が一般的です。

なかでも、志望動機』は、応募者から採用担当者へ直接アピールできるメッセージ欄であり、応募者のマインドや人柄が垣間見えるため、真っ先に読んでくれる箇所です。
そのため、ここでいかに印象を残せるか?書類選考突破の是非が決まると言っても過言ではないでしょう。

②採用担当者にとって、志望動機は自社の優位性を確認できる箇所

採用担当者は、志望動機でこんなところを見極めています。

☑数ある企業の中で、なぜ自社に興味を持ってくれたのか?
☑どんなところに自社の魅力を感じてくれたのか?

志望動機はこのような自社の優位性を確認することができるので、採用担当者の立場であれば興味深く読む欄です。
また、内容が具体的であればあるほど、「自社のことをよく調べてくれている=興味・関心度が高い」ことが伝わり、本気度を感じ取ってもらいやすいです。


以上のことから、先述したような「スキルアップできそうだから」「今までの経験を活かせそうだから」のような一文では、どの企業にも言えてしまう志望動機になるため、採用担当者の心は動かない。ということをお分かりいただけたらと思います。

以上、志望動機がいかに重要かをお伝えしました。
その上で、どのように情報を整理して志望動機を書けばいいか?についてご紹介していきます。

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志望動機は「興味」「能力」「価値観」の要素をバランスよく!

キャリアを描く上で重要なのは、「興味」「能力」「価値観」の3つの観点です。
まず、応募したい求人についてどう感じたか?どう発揮したいか?どのように共感したか?下の図解に沿って考えを言語化してみてください。
デザイナーの志望動機の作り方

それぞれ言語化できたら、まとめていきましょう。
志望動機として文章をまとめる際に注意したいのは、以下5つです。

☑目安200~300文字程度にまとめる
☑一文を長々と書かない
☑まず「興味」について端的に結論を伝え、その根拠を丁寧に述べる
☑「価値観」について具体的に魅力を感じたことを添える
☑最後に、「能力」についてアピールを添えて結ぶ

具体的な例として、まるこさん(25歳)グラフィックデザイナーの場合を見てみましょう。
※ここでは、「弊社ユウクリがもしデザイナー募集をしていたら…」という仮の設定で、まるこさんがユウクリに応募する際の志望動機としてご覧ください。

まる子さん|グラフィックデザイナーの志望動機(例)

貴社のビジョン【クリエイターが社会を元気にする】という言葉にとても共感しました。クリエイティブ業界特化で就職・転職・フリーランス支援を事業としている点においても、私のデザイナー経験が活かせるのではと感じています。
また、貴社の社員インタビュー記事を拝見し、一人ひとりの社員が新しいことにチャレンジをし、成長されている社風にも魅力を感じました。
私も貴社の一員として、今までのデザイン経験と企画力を活かし、クリエイティブの力で【クリエイターが社会を元気にする】というビジョンに向け、貢献したいと思っています。

これを分解してみると、「興味」「能力」「価値観」から構成されていることが分かります。

志望動機例|グラフィックデザイナー
今までの【転職理由】【キャリアの軸】の自己分析を通して、インハウスへの志望度が高いまるこさん。
最初は自分本位な「残業が多い」「ワークライフバランス」という言葉がありましたが、その言葉は一切出さず、企業の情報をうまく汲み取り、未来志向の志望動機ができています。


続いて、Webデザイナーの志望動機も例に挙げてみました。

Webデザイナーの志望動機(例)

私が貴社のWebデザイナー職を志望する理由は、マーケティング視点も捉えたWeb企画・制作ができる、という点に興味を惹かれたからです。
貴社のサイトを拝見し、実際にマーケティングに強い社員も多く在籍され、社員同士で切磋琢磨している環境であることもとても魅力的でした。私も現職でクライアントから、デザインだけでなく分析力もお褒めいただくことが多く、今ではそれが自信となっています。
私も貴社の一員として、Webデザイン経験と分析企画力、クライアント折衝のスキルを活かし、貴社に貢献したいと考えています。

こちらも分解してみると、「興味」「能力」「価値観」から構成されています。
志望動機|Webデザイナー

いかがでしょうか?
上記の2つの例のように3つバランスよくまとめると、「興味」「能力」「価値観」という多角的なアピールができるようになります。
そして、「興味」「価値観」の部分では、求人票だけでなく企業サイトをしっかり読み込まないと書けない内容になっているので、採用担当者も本気度を感じていただけるでしょう。

志望動機は、いかに端的に、丁寧に本気度をアピールできるか?がとても重要になってきます。

ぜひ、求人票と企業サイトをしっかり読み込み、気になったキーワードを書き出しておき、それを「興味」「能力」「価値観」の観点で言語化していってみることをおすすめします。

以上、今回は志望動機の作り方についてお話させていただきました。
次回は、最後【面接対策】について、ご紹介します。

▶前回の【転職理由】記事はこちら

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デザイナーズキャリア図鑑page6

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▼前回の記事はこちら

転職理由|はじめてのデザイナーの転職の心得①

キャリアの軸|はじめてのデザイナーの転職の心得②

面接対策|はじめてのデザイナーの転職の心得④

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