こんにちは。人材開発事業部の宮本です。
これまで4回にわたり連載してきた『はじめてのデザイナー転職の心得』シリーズでは、制作会社3年目のグラフィックデザイナーまるこさん（25歳）の転職活動を見守りながら転職ノウハウをご紹介していきました。

今回は連載のまとめとして、【良い転職には円満退職がキホン】というお話をしたいと思います。

無事転職をして、バリキャリな姿に成長したまるこさんの姿を描いてこの連載は終了となります。

転職はものすごくパワーが要ることです。在職中ならばなおさら大変なことですね。
在職中の場合、現職との退職の交渉・手続き・引き継ぎもあるのでまだまだ気が抜けません。

私たちエージェントは、企業から内定の連絡をいただくと候補者の方へ内定のご報告をするのですが、在職中の候補者の方の場合は、祝福の言葉とともに「良い転職には円満退職がキホン」というお話もさせていただいています。
というのも、内定先から「なるべく早くに入社してほしい」と言われるままに翌月入社を快諾してしまい、現職と険悪になってしまった…というケースもあります。

「別れ際に本性が現れる」とよく言われますが、新たな転職先に進むことができるのは今までのキャリア・経験が活きているからこそ。
そして、キャリアはこれからも長く続いていくもの。狭いクリエイティブ業界ならば、いつかなにかの縁でまた一緒に仕事をする機会もあるかもしれません。

転職先で気持ちよくスタートを切るためにも、現職への感謝の気持ちを忘れずに引き継ぎも丁寧にできるよう内定後のスケジュールにゆとりを持たせたいですね（パワハラなど会社側の問題がある場合はその限りではないですが…）。

そこで、今回は、振り返ってみて「いい転職活動だった…！」と笑顔になれるための転職活動スケジュール例をご紹介します。
中途採用で比較的多い4月・9月入社を想定して、それぞれの転職活動の流れ・スケジュールを見ていきたいと思います。

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ゴールを決め、3～4ヶ月前から動き出すのがベター

「転職をしよう」と思い立ったら、まずはざっくりで良いのでスケジュールを組んでみましょう。

転職活動のおおよその流れとして、応募から内定獲得までは約1～1.5ヶ月、内定獲得から入社まで約1～2ヶ月程度を見越してみると、遅くとも3ヶ月前から動くことが必要になります。

4月入社を目指すなら、年度末と重なることを想定して社内への退職の通達も迅速に行う配慮もあると良いでしょう。
9月入社の場合、7～8月に夏季休暇を取得する時期になるため、選考結果や面接日程調整がスムーズに行かない場合があります。
このような想定をして早めに動いていくことで、応募企業、現職にも配慮ある転職活動ができます。

「転職しよう！」と思ったらすぐやるべき【4つ】のこと

前述した通り、最後に笑顔で転職活動を終えられるようにするためには、3、4ヵ月前から準備をしておく必要があります。
転職活動のスケジュールのイメージができたら、内定獲得までに逆算してやるべきことを書き出してみるのもオススメです。

今までのおさらいになりますが、求人応募する前に、4つのことを確認していきましょう！

①「なぜ転職したいのか？」自分の言葉で言えるようにする

転職のキホンですが、まず現在の自分の状態を知りましょう！
「残業が多いから」だけではなく、より多角的にその理由を探り、本質的な転職理由を見出していきましょう。

▼詳しく知りたい方はこちら
はじめてのデザイナー転職の心得①｜転職理由

転職理由｜はじめてのデザイナーの転職の心得①

②今後のキャリアの方向性を考えてみる

自分のことをよく理解しないまま、ただ「条件がいいから」という理由だけでいくつも闇雲に応募してしまうケースがありますが、それだと効率が良くありません。
今後、自分がどうなりたいのか？現在を起点に、過去と未来の自分をイメージしてみましょう。

▼詳しくはこちら
はじめてのデザイナー転職の心得②｜キャリアの軸

キャリアの軸｜はじめてのデザイナーの転職の心得②

③求人検索をしてみる

①と②で自分自身のことを理解してから、求人検索へ。
自分のキャリアの軸に近しい求人を見つけたら、いざ応募！
本気で内定獲得を狙うなら、しっかり志望動機を提示して面接に繋げていきたいですね。

▼詳しくはこちら
はじめてのデザイナー転職の心得③｜志望動機の作り方

志望動機の作り方｜はじめてのデザイナーの転職の心得③

▼ユウクリの最新正社員求人情報はこちら
ユウクリでは、こちらのページで毎週新着のデザイナー正社員求人情報を更新しています！

④書類選考突破したら面接対策をしっかりと！

行き当たりばったりの面接ではうまくいきません。
面接でどんな質問が飛んできてもある程度対処しきれるよう、伝えたいことをしっかり声に出して面接対策をしてみましょう。
以下のコンテンツでは、良い例と良くない回答例も盛り込んでいますのでぜひ参考にしてみてください！

▼詳しくはこちら
はじめてのデザイナー転職の心得④｜面接対策

面接対策｜はじめてのデザイナーの転職の心得④

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以上、いかがだったでしょうか？

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主に、グラフィックデザイナー、Webデザイナー、UIUXデザイナー、パッケージデザイナー、コーダー/エンジニア、Webディレクター、アートディレクター、コピーライターなど、多種多様なクリエイティブ職種の転職支援をさせていただいておりますが、なかでも得意とするのはデザイナー職種の転職支援です。

▼転職ケース事例はこちら
制作会社出身グラフィックデザイナー（20代）→多種媒体に携われる制作会社へキャリアアップ入社（年収420万円）

制作会社出身グラフィックデザイナー（30代前半）→家庭用品メーカーに（Webデザインも含む）グラフィックデザイナー入社（年収400万円）

事業会社出身Webデザイナー（20代）→IT企業にマーケティング知識をつけることができるWebデザイナーとして入社（年収400万円）

▼その他、ユウクリでの転職成功事例集をまとめています！

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